AI(人工知能/ディープラーニング)

「まじん式スライド」が覚醒!Webクリップ拡張機能「Obsidian Web Clipper」との合わせ技が最強すぎた

この記事は約4分で読めます。

画像挿入できるスライドGoogle Chromeの拡張機能「Obsidian Web Clipper(オブシディアン ウェブ クリッパー)」をブラウザのツールバーに固定して使い始めました。これが、以前から愛用しているAIスライド自動生成ツール「まじん式スライド」と組み合わせて使ってみたところ、とんでもない威力を発揮することがわかりました。
はっきり言って、これは「まじん式スライド」の訴求力を何倍にも高める、必殺技レベルのテクニックです。今回はその方法と興奮を共有します。

まじん式スライドが覚醒しました!

画像挿入できるスライド

そもそも「Obsidian Web Clipper」とは?

まず、今回主役となるツール「Obsidian Web Clipper」について簡単に解説します。

Obsidian Web Clipper
Obsidian Web Clipper – Chrome ウェブストア

これは、Google Chromeの拡張機能(アドオン)です。世の中には同名のツールがいくつかありますが、私が使っているのは「閲覧中のWebページの内容を、まるごとクリップボードにコピーできる」というシンプルな機能を持つものです。

通常、Webページをコピーしようとすると、テキストだけだったり、レイアウトが崩れたりしますが、この拡張機能を使うと、テキストも画像も含んだリッチな状態でページ全体を「Ctrl+C」した状態にしてくれます。

そして、コピーした内容はクリップボードに入るので、Obsidian(ノートアプリ)だけでなく、好きなツールに貼り付ける(ペースト)ことができるのが最大の特徴です。

必殺コンボ:「まじん式スライド」で“画像マシマシ”スライドを爆速生成

この「まるごとコピー」機能が、「まじん式スライド」と驚くほど相性が良いのです。

まじん式スライドについては以下のページにて解説しています。

まじん式Googleスライド作成ver3で簡単にGoogleスライドが作成できます、しかも文字サイズ変更が可能です
今、SNSで話題の「まじん式Googleスライド作成ver3」。Googleスライドを簡単に作成してくれる画期的なツールです。一度設定してしまうと本当に簡単に使えます。GoogleGeminiとGASの組み合わせでデザイン性の高いスライドが瞬時に完成するこのツール、私も早速活用しています。プレゼン資料の作成時間を劇的に短縮できる、まさに「神ツール」です。この活用方法とちょっとしたカスタマイズを紹介...

「まじん式スライド」は、テキストやURLをAIに渡すだけでスライドを自動生成してくれるツールです。ここに「Obsidian Web Clipper」をこう使います。

▼ 実行手順

  1. スライドの元ネタにしたいWebページを開きます。(例: 製品の紹介ページ、ニュース記事など)
  2. Chromeツールバーの「Obsidian Web Clipper」アイコンをクリックします
    (これだけでページ全体がクリップボードにコピーされます)
  3. 「まじん式スライド」のgem(テキスト入力欄)に、コピーした内容を貼り付け(ペースト)します。(Webページの内容が、テキストも画像情報もすべて貼り付けられます)
  4. 最後に、魔法のプロンプト(指示)を加えます。

    「画像多めにスライドを作成してください」

この「画像多めに」というところを「画像たっぷり」にしたり、「WEBサイトの画像を全部使って」にしたりすると、ちゃんと画像が挿入されるのです。

なぜ、これが「最強」なのか

この手順でスライドを生成すると、何が起こるか。

驚くべきことに、生成されたスライドには、元のWebサイトで使われていた画像が自動で挿入されるのです。

通常、AIでスライドを作ると、内容は良くても画像はフリー素材やAI生成画像になりがちで、「あの記事の、あの画像を使ってほしいのに…」と、後から手作業で差し替える手間がありました。

しかしこの方法なら、Web Clipperがコピーした画像情報をAIが認識し、スライドの適切な箇所に自動で配置してくれるのです。これは本当に便利です。

実録:「ドラクエ1&2」の情報で試したら胸アツすぎた

この機能に興奮し、さっそく試してみました。

題材は、明日発売予定のHD-2D版「ドラゴンクエスト1&2」の情報ページ。あのドット絵とエフェクトが融合した、見ているだけでワクワクするページです。

このページを「Obsidian Web Clipper」でコピーし、まじん式スライドに貼り付け。「画像多めに」と指示したところ…

見事に、あのHD-2Dの美しい画像がたっぷり挿入されたスライドが数分で完成しました。

これは胸アツです。もちろん、こうしてできたスライドは(著作権の関係上)自分用のメモとして楽しむだけですが、この機能のポテンシャルを実感するには十分すぎる体験でした。

※生成した画面だけ紹介しますね。

まとめ

「Obsidian Web Clipper」でWebページをまるごとコピーし、「まじん式スライド」に貼り付けて「画像多めに」と指示する。

たったこれだけで、参考URLの画像を使ったリッチなスライドが自動で生成されます。

これは、Web上の情報を素早くスライドにまとめたい時の「時短テクニック」として、まさに「まじん式スライド」の価値を飛躍的に高める“必殺技”だと感じました。

まじん式スライドを使っている方は、ぜひこのコンボを試してみてください。作業効率が劇的に変わるはずです。

生成AIの作業効率が劇的アップ!まじんさん作「Geminiサイドバー」拡張機能をBraveブラウザに導入しました
ChatGPTやGoogleのGemini(旧Bard)といった「生成AI」は急速に進化し、私たちのビジネスシーンにも欠かせない存在となりつつあります。リサーチ、文章の要約、アイデア出し、翻訳、ブログ記事の草案作成など、その活用範囲は広がっています。一方で、「もっと便利に使えないか?」と感じることが増えてきました。例えば、ブログを書いているときに「この記事に関連する情報をAIに聞きたい」と思ったら...

なお、昨日紹介したまじんさんの拡張機能とセットで利用すると便利そうです。