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ノーコードでアプリ開発!?AI活用の最前線【KAIsの12月例会レポート】

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KAIs2025年12月例会12月10日の夜、KAIs(石川県中小企業診断士会のAI研究会)の12月例会を開催しました。今回はGoogle Meetを使ったオンライン開催です。外は寒くなってきましたが、熱い議論が交わされましたよ。
いつものようにリレー式の自己紹介のあと、AIを使って開発している方々の紹介事例がありました。
今回のハイライトを振り返ってみましょう。

KAIsの12月例会

AIが作った資料で自己紹介?

まずは、当研究会の会長による自己紹介プレゼンからスタートしました。 製造業での研究開発や品質保証、そして現在は事業計画やDX推進など、多岐にわたるご経歴をお持ちなのですが、驚いたのはそのプレゼン資料です。

KAIsの12月例会

なんと、資料のほとんどがAIによって作成されたものだとか!
「AI研究会」の会長らしい、実践的なAI活用のデモンストレーションにもなっていて、参加者からも「どうやって作ったの?」と興味津々な質問が飛び交いました。

プログラミング知識なしでもOK!ノーコードでアプリ開発

続いて、メンバーの方から「ノーコードツールを活用したAIアプリケーション開発」についての発表がありました。 「プログラミングは難しそう…」と思っている方、多いですよね?でも、今はコードを書かなくてもアプリが作れる時代なんです。

紹介されたのは、Google Workspaceで使えるツールや、建設業向けの日報作成支援アプリなどの実例です。 例えば、「Google Driveに特定のファイルが入ったら自動で通知が来る」といったシステムも、パパッと作れてしまうそうです。 さらに、YouTubeの字幕を自動翻訳したり、Webページ(LP)を自動作成したりと、実際の業務に直結するアイデアばかり。 「特別な知識がなくても、ビジネスの課題を解決できる」という可能性に、とても勇気づけられました。

GeminiとGASで財務分析も自動化

次に、決算書を読み取って自動で分析してくれるアプリの紹介がありました。 こちらは生成AIの「Gemini」とGoogleのスクリプト言語「GAS」を組み合わせたものですが、開発された方はエンジニアではないそうです。 エラーが出ても、その画面をAIに見せて「これどう直せばいい?」と聞くことで完成させたとのこと。 デモでは、飲食チェーンの決算書PDFを読み込ませ、一瞬で財務状況の構造図やレポートが出力される様子が披露されました。AIをパートナーにすれば、専門的なツールも自作できるんですね。

スライド7枚を一発作成!?

最後に、プレゼン資料作成の強力な助っ人ツールの紹介も。Geminiの画像生成AI「NanoBanana」を使うと、なんと複数枚のスライドを一発で、しかもデザイン崩れなく生成できるそうです。 資料作成の手間が劇的に減らせそうですね。
実際に作成してくれたスライドは圧巻でした。

次回は新年会でお会いしましょう

次回の定例会は年明け、2025年1月9日(金) に開催予定です。場所は「近江町交流プラザ第2研修室」にて、リアルでの対面開催となります。
定例会の後には、懇親会(新年会)も予定しています。約30名の参加を見込んでおり、研究会以外の方とも交流できる賑やかな会になりそうです。