「iPhone SE(第3世代)はiOS 27にアップデートしても大丈夫?」「重くならない?」「iOS 26のままのほうがいい?」――そんな疑問を持っている方に向けて、実際にSE3を使い続けている私の結論をお伝えします。
結論から言うと、iPhone SE3はiOS 27の対応機種で、私は自分のSE3をiOS 27.0.1にアップデートしました。(アップデートしたのは2026年10月11日です。)
ただし、iOS 27の目玉であるGemini搭載の新しいSiri(Siri AI)は、SE3では使えません。それでもアップデートしたのは、動作や使い勝手の「地味だけど毎日効く改善」が多かったからです。
この記事は、もともと「SE3にiOS 26はまだ早い。Gemini待ちをする」という内容で書いたものです。その後の経緯も含めて、最新情報に書き直しました。
結論:iPhone SE3はiOS 27にアップデートしてよい(2026年10月時点)
先に要点をまとめます。
- 対応状況:iPhone SE(第3世代)はiOS 27に対応しています。iOS 26が動いていたiPhoneは、すべてiOS 27にもアップデートできます。
- 最新版:iOS 27.0は2026年9月14日、不具合修正版のiOS 27.0.1は9月28日に配信されました。
- 新しいSiri:Gemini搭載の新Siri(Siri AI)はiPhone 15 Pro以降が対象で、SE3では使えません。
- SE3でのメリット:画面の見やすさ、アプリ起動や写真の読み込み、通信の切り替え、検索、アラーム音量など「システム全体の改善」は受けられます。
- 私の判断:新Siriを待つ理由がなくなったので、改善点のメリットを取ってiOS 27.0.1にしました。
iPhone SE3はiOS 27に対応している?
対応機種はiOS 26と同じ。SE3も対象
iOS 27は2026年6月のWWDCで発表され、9月14日に正式に配信が始まりました。対応機種はiPhone 11以降と、iPhone SE(第2世代・第3世代)です。iOS 26から対応機種は1台も減っていません。
つまり、iOS 26が入っているSE3なら、そのままiOS 27にアップデートできます。
iOS 27.0.1は不具合修正版
iOS 27.0.1は、iOS 27.0の配信から2週間後の9月28日に出た最初の修正アップデートです。主な内容は、iPhone 18 Pro系のFace IDやカメラの不具合修正と、全機種で起こりうる「通知センターとコントロールセンターを同時に開くと画面が反応しなくなる」問題の修正です。
大きな新機能の追加ではありませんが、これからiOS 27に上げる方は、iOS 27.0.1(またはそれ以降)を入れるのが安心です。
[画像の追加候補: SE3の「ソフトウェアアップデート」画面でiOS 27.0.1が表示されているスクリーンショット]私がSE3をiOS 27.0.1にアップデートした理由
これまでの経緯:iOS 18で「Gemini待ち」→iOS 26.4へ
この記事を最初に書いた2025年12月の時点では、私はSE3をiOS 18.7.2のまま使っていました。iOS 26のLiquid Glassデザインは液晶画面のSE3にはあまり恩恵がなく、それよりも「SiriにGoogleのGeminiが入る」タイミングまで待とうと考えていたからです。
ところがGemini搭載Siriの提供は、iOS 26.3、26.4と延び続けました。その間にセキュリティ面の不安が大きくなり、2026年3月27日の段階でiOS 26.4にアップデートしました。これでiOS 18シリーズとは永遠におさらばです。
そのときの詳しい事情はこちらの記事に書いています。

新しいSiri(Siri AI)はSE3では使えないと分かった
結局、Gemini搭載の新しいSiriは、iOS 27で「Siri AI」として登場しました。ただし対象はApple Intelligence対応機種、つまりiPhone 15 Pro以降です。iOS 27そのものはSE3に入りますが、新しいSiriは動きません。
「Gemini待ち」という当初の理由は、SE3に関しては成り立たなくなりました。待っても来ない機能を待つより、今使える改善を取りにいこう、というのが今回の判断です。
それでもiOS 27にした理由は「システム全体の改善」
iOS 27は、新しいSiriのほかに、動作の速さや使い勝手を底上げする改善が多いアップデートです。AppleはWWDCで、アプリの起動が最大30%、AirDropの転送が最大80%速くなると紹介していました(数値は最新機種を含めた発表で、SE3で同じだけ速くなるとは限りません)。
SE3のように発売から年数がたった機種こそ、こうした基本性能の改善はありがたいものです。
SE3で期待できるメリット(Appleが案内する改善点)
Appleが「システム全体の改善」として案内している内容は次のとおりです。効果の大きさは機種や利用状況によって変わります(出典:Apple Support)。
| 改善点 | 具体的なメリット |
|---|---|
| 画面の読みやすさ | 半透明のボタンや背景の見やすさが改善され、透明度も調整できます |
| 動作の改善 | アプリ起動、写真の読み込み、AirDrop転送が速くなる可能性があります |
| 通信の切り替え | 自宅のWi-Fiから外のモバイル通信へ移る際の接続が、よりスムーズになります |
| 検索の改善 | 本体内の検索や「写真」「メール」で、関連する結果を見つけやすくなります |
| 音量設定 | アラームとタイマーの音量を個別に設定できます |
画面の読みやすさ:液晶のSE3にはうれしい改善
iOS 26で導入されたLiquid Glass(すりガラス風のデザイン)は、半透明のボタンや背景が見づらいと感じることがありました。iOS 27では見やすさが改善され、透明度も調整できます。
iPhone SE3は液晶画面です。有機EL(OLED)の最近のiPhoneに比べると、Liquid Glassの見た目の恩恵はもともと小さいので、「見やすさ優先」に調整できるのはSE3ユーザーにとって実用的な改善だと思います。
動作の改善:アプリ・写真・AirDropが速くなる可能性
アプリの起動、写真の読み込み、AirDropでのファイル転送が速くなる可能性があります。毎日何十回も繰り返す操作なので、少しの差でも積み重なると体感に効いてきます。
[筆者の体感を追記:iOS 27.0.1にしてからSE3の動作がどう変わったか]通信の切り替え:家を出たときの「つながらない数秒」が減る
自宅のWi-Fiから外のモバイル通信へ切り替わるときの接続が、よりスムーズになります。私はSE3で楽天モバイルを主回線、povoのeSIMを副回線にしたデュアルSIMで使っているので、通信まわりの安定は気になるポイントです。
検索の改善:写真やメールが探しやすく
本体内の検索や、「写真」「メール」アプリの中で、関連する結果を見つけやすくなります。ストレージが小さめのSE3は写真を整理しながら使うことが多いので、探しやすさの改善は地味に助かります。
音量設定:アラームとタイマーを個別に
これまでは着信音とアラームの音量が連動していて、「着信音は小さく、目覚ましは大きく」といった設定がしにくいものでした。iOS 27では、アラームとタイマーの音量を個別に設定できます。設定は「設定」>「サウンドと触覚」から行います。
SE3をiOS 27にする前に確認したいこと

ストレージの空き容量
SE3は容量が多くないモデルなので、アップデートの前に空き容量を確認しておきましょう。以前iOS 26.1の案内が来たときは、インストールのために7.49GBもの記憶容量を使う表示でした。実際のOSの容量は984.4MB(約1GB)という表示だったので、残りはインストール作業用の領域なのだと思います。
容量が足りないときは、Googleフォトの「空き容量を増やす」機能が便利でした。

データのバックアップ
大きなアップデートの前には、念のためバックアップを取っておくと安心です。パソコンへのバックアップ手順はこちらの記事にまとめています。

iOS 27へのアップデート手順
- 「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」 を開く。
- iOS 27.0.1(またはそれ以降)が表示されたら、ダウンロードしてインストールする。
- 充電しながら、Wi-Fiにつないだ状態で行うのが安心です。
まだiOS 26のままでいたい人へ:勝手にダウンロードされたiOSの削除方法
「夜間にインストール」などが表示されて焦っている方、大丈夫です。まだインストール前(ダウンロード済み)の状態なら、簡単に削除して今のバージョンを維持できます。ストレージ容量(数GB)の無駄や、誤操作でアップデートしてしまうリスクも防げます。
なお、iOS 26のまま使う場合も、iOS 26向けのセキュリティアップデート(2026年9月時点ではiOS 26.7.1)は入れておきましょう。【要確認:最新のiOS 26系バージョン】
手順1:ダウンロード済みデータの削除
- 「設定」 > 「一般」 > 「iPhoneストレージ」 を開く。
- アプリ一覧から、ダウンロード済みのiOS(歯車アイコン。例:「iOS 27.0.1」)を探してタップ。
- 「アップデートを削除」 をタップ。
これで、端末内からダウンロード済みのデータが消え、空き容量も戻ります。下の画面は、以前iOS 26.1を削除したときのものです。

手順2:再発防止!自動ダウンロードをオフに
削除しても、設定を変えないとまた勝手にダウンロードされてしまいます。
- 「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」 を開く。
- 「自動アップデート」 をタップ。
- 「iOSアップデートをダウンロード」 を オフ にする。
これで、自分のタイミングが来るまで今の環境を守れます。

記録:SiriとGeminiをめぐる「待ち」の経緯
当初の私のプランは、下の図のように「iOS 18を維持し、SiriでGeminiが使えるようになったらアップデートする」というものでした。

実際にはどうなったのか、時系列で整理します。
- 2025年12月:SE3はiOS 18.7.2のまま。iOS 26.3頃にGemini搭載Siriが来ると予想していた。
- 2026年2月:iOS 26.3にはGemini統合は入らず。26.4、26.5、あるいはiOS 27へずれ込む可能性が報じられた。
- 2026年3月27日:セキュリティ面を考えてiOS 26.4にアップデート。
- 2026年9月14日:iOS 27配信。新しいSiri「Siri AI」が登場したが、対象はiPhone 15 Pro以降。
- 2026年10月:SE3をiOS 27.0.1にアップデート。【要確認:アップデートした日付】
ちなみに「SiriがGeminiになる」といっても、Siriという名前がなくなるわけではありません。Siriの裏側の頭脳としてGoogleのGeminiの技術が使われる形です。
よくある質問
iPhone SE3でiOS 27は重くなりませんか?
Appleはアプリ起動などの動作改善を案内していますが、効果は機種や使い方によって変わります。[筆者の体感を追記:SE3で重さを感じるかどうか]
iOS 27でSE3に不具合はありますか?
iOS 27.0.1では、全機種で起こりうる「通知センターとコントロールセンターを同時に開くと画面が反応しなくなる」問題が修正されています。これからアップデートするなら、iOS 27.0.1以降を入れるのがおすすめです。
SE3で新しいSiri(Gemini)は使えますか?
使えません。新しいSiri(Siri AI)はApple Intelligence対応機種、iPhone 15 Pro以降が対象です。
iOS 26のままでも使えますか?
使えます。ただし、iOS 26向けのセキュリティアップデートは忘れずに入れておきましょう。ダウンロード済みのiOS 27を削除する方法は、上の「削除方法」で紹介しています。
まとめ:SE3は「待つ理由」がなくなったら上げてよい
iPhone SE3はiOS 27に対応しています。Gemini搭載の新しいSiriは使えないものの、画面の見やすさ、動作、通信、検索、音量設定といった改善はSE3でも受けられます。
私は「Gemini待ち」でずっとアップデートを我慢してきましたが、その機能がSE3には来ないと分かった以上、待つ理由はなくなりました。iPhoneは毎日使う相棒です。「自分にとってメリットがあるタイミング」で上げる、という考え方は今も変わりません。今回はそのタイミングがiOS 27.0.1だった、ということです。
iPhoneSE3に関連する記事一覧
実はiPhoneSE3を複数台利用している私、これまでもSEシリーズに関する記事がいくつかあります。





SEシリーズに興味ある方はご覧になってみてください。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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