画像の遅延読み込みをするとWEBサイトの表示は高速化するがSEOに課題が残っていた、WordPressではGoogleのLazyLoad専用プラグインで解決できそうだ

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lazyloadsgoogle.jpg「Lazy Load」とは画像の遅延読み込みをすることで、WEBサイトの表示を高速化する技術。ファーストビューに見えない画像の読み込みを遅らせることで、人間が画面を見たときの表示を優先するため、早く表示される。
しかし、この「Lazy Load」を実装すると、Googleのクローラーが画像を認識しなくなる恐れがでるため、画像検索にヒットしにくくなるという課題があった。クローラーはスクロールしないため、画像をスキップしてしまうのが原因である。このことから、「Lazy Load」を導入するのは、ユーザー体験の向上にはなるものの、検索エンジンにヒットしにくくなるというジレンマがあった。

GoogleのLazyLoad専用プラグインで解決

GoogleがWordPress用のLazyLoadプラグインを提供したのはニュースである。LazyLoadの情報は海外SEOブログで知った。いつも有用な情報には感謝である。

プラグイン名は「Native Lazyload(ネイティブレイジーロード)」。このプラグインは JavaScript のライブラリを利用せず loading 属性を追加するだけで、画像と iframe の遅延読み込みを可能にする。要はこのプラグインをインストールして有効化するだけでOK。

▼Native Lazyload
naitivelazyloadsgoogle.jpg

Native Lazyload
ブラウザーのネイティブ機能を利用してメディアを遅延読み込みします。

早速、画像を多用している「北陸の蕎麦食べ歩き」にこのプラグインを導入してみた。サイト表示は体感的に向上している。しばらく様子をみてからアナリティクスで解析するつもりである。