IPv6接続されていたはずのwifiルータがいつのまにかIPv4になっていた、原因はファームウェアか?最新のファームウェアに更新したら治った

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buffalover254.jpgIPv6接続の設定がされていたインターネット接続が、いつのまにかIPv4になっていた。IPv6接続できているかどうかをチェックするサイトで判定するとIPv6ではなくIPv4と判定されてしまう。今年1月にIPv6設定ができていたはずなのに、突然変わってしまうのはなぜなのか?
原因はよくわからないが、このような場合はルータのファームウェアを更新すると解決することがあるので調べてみた。

▼IPv6/IPv4接続判定ページの結果
ipv6error.jpg

判定にはhttp://kiriwake.jpne.co.jp/を使用した。

ルータの接続して状況を確認した。

PCからブラウザで「http://192.168.11.1/」に接続するとwifiルーターの設定画面になる。

http192168111.jpg

初期設定のままなら、
ユーザー名 admin
パスワード password
でログインできるはずである。

ファームウェアのバージョンは2.54である。

最新バージョンの確認をすると、2.56になっていた。

buffalover256.jpg

更新履歴を見るとなんらかのトラブルが起きていることがわかった。

【お知らせ】
・Ver.2.55を適用されているお客様で、BIGLOBE社の「IPv6オプション」に接続できなくなった場合は、本バージョン(Ver.2.56)へアップデートしてください。
Ver.2.54以前において、Internet側のIPアドレス取得方法を「v6プラス接続を使用する」に設定した状態で2019年4月22日に掲載したVer.2.55を適用すると、BIGLOBE社の「IPv6オプション」に接続できなくなります。
この問題により、Ver.2.55は2019年4月26日に掲載を中止しました。
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●Ver.2.56
【不具合修正】
・Ver.2.54以前において、Internet側のIPアドレス取得方法を「v6プラス接続を使用する」に設定した状態でVer.2.55を適用すると、BIGLOBE社の「IPv6オプション」へ接続できなくなる問題を修正しました。
・v6プラス/IPv6オプション/OCNバーチャルコネクトをご利用の場合、製品起動時のインターネット接続にかかる時間を短縮しました。
・NDプロキシをご利用の場合、プロバイダーから提供されている一部の機器との組み合わせによって、インターネット接続設定に失敗することがある問題を修正しました。

当方のプロバイダはBIGLOBEではなくniftyだが、同様の問題が起きている可能性もある。

buffalover254.jpg

そこで、最新のファームウェア2.56に更新した。

その後、ルータを再起動したら、IPv6接続になった。

▼スマホでwifi接続し、IPv6かどうかを確認
ipv6oksmp.jpg

いちおうこれで解決なのだが、なにか釈然としない。原因がよくわからないからである。

ファームウェアを最新版に更新したら解決できたというのは結果論である。少なくとも5月末くらいまではIPv6で接続されていたはずなので、それ以降にバッファロー社側でなにがしかの変更をしたのだろう。

だとしたら、そのことで影響を受ける可能性があるユーザーにはメールで連絡をしてくれればいいのに、と、思ってしまうのである。

調べてみると、1月に購入してから、一度サポートに問い合わせをしているので、そのさいにメールのやりとりがある。その後も数回、アンケート依頼のメールは来ている。