無料の経営相談

迷ったら無料相談、というバナー画像をトップページに設置してみました

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迷ったら無料相談皆さんは、自社のウェブサイト(ホームページ)を運営していて、「どうすれば、もっとお客様からの問い合わせが増えるだろうか?」と悩んだことはありませんか?
ウェブサイトは、今や会社の「顔」であり、24時間働く営業マンでもあります。しかし、せっかく訪問してくれた方がいても、情報が多すぎたり、どこをクリックすればよいか分からなかったりして、そのまま離脱してしまうケースは少なくありません。
実は、これは訪問してくれたお客様が「迷ってしまっている」状態なのです。
この「迷い」をどう解消し、次の一歩を踏み出してもらうか。これは、中小企業の経営者やマーケティング担当者にとって、永遠のテーマかもしれません。

迷ったら無料相談

新しいバナー画像をトップページに設置しました

今回、私どもドモドモコーポレーションの公式サイトで、この「迷い」にアプローチする新しい試みを始めました。

迷ったら無料相談

それが、このバナーの設置です。

トップページ(https://www.dm2.co.jp/)に、「迷ったら無料相談」という、とてもシンプルなバナーを追加しました。

今日は、なぜこのシンプルなバナーを設置することにしたのか、その背景にある「異業種の成功事例」からの気付きと、私なりの狙いについて、詳しくお話ししたいと思います。

きっかけは「餃子居酒屋 モモタロ」さんのA型看板

このバナー設置のアイデアは、実はまったく別の業種、ある飲食店さんの成功事例からヒントを得ました。

私の知り合いに、久保さんという方がいらっしゃいます。その久保さんが経営されているのが埼玉県川口市の「餃子居酒屋 モモタロ」さんというお店です。

餃子居酒屋 モモタロ
埼玉県川口市のホークス戦を応援・観戦できる居酒屋

このお店、実は今年(2025年)の6月にオープンしたばかりの新店舗なのですが、SNSなどを拝見していると、連日多くのお客様で賑わっており、大変盛況な様子が伝わってきます。素晴らしいことですね。

その人気の秘密の一つが、お店の前に置かれている「A型看板」にあるようなのです。

久保さんは、お店の前に置くA型看板のキャッチコピーを日々工夫されているそうなのですが、ある日、思い切って看板の文言をがらりと変えてみたそうです。

「迷ったら餃子」

たったこれだけです。

様々なセットメニューをアピールしていた時よりも、この「迷ったら餃子」という一言が、お店の前を通りかかる人々の足を止め、新規の入店を促す効果が抜群に高かった、ということをSNSで発信されていました。

実際の「迷ったら餃子」看板

言葉だけではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、この看板、本当にシンプルで力強いんです。

「餃子居酒屋 モモタロ」さんのX(旧Twitter)で、その看板の写真が公開されていましたので、ぜひご覧になってみてください。

▼「餃子居酒屋 モモタロ」さんのX(旧Twitter)投稿 https://x.com/momotaro_gyoza/status/1967859087879831747

手書きの温かみのある文字で、堂々と書かれた「迷ったら餃子」。 この潔さが、かえってお客様の心を引きつけるのだと思います。

なぜ「迷ったら餃子」は人の心を動かしたのか?

私はこの取り組みを知り、実際の写真も拝見して、非常に感心しました。これは、人間の心理を実によく理解した、素晴らしいキャッチコピーです。

皆さんも経験がないでしょうか。 お店の前のメニューサンプルや看板を見て、「美味しそうだな」とは思うものの、 「今日は何を食べようかな…」 「日替わりもいいけど、定番のチャーハンも捨てがたい…」 「でも、失敗したくないな…」 と迷っているうちに、「まあ、また今度でいいか」と、結局お店に入らずに通り過ぎてしまった経験が。

現代は、情報も選択肢も溢れています。豊富なメニューは魅力的である反面、お客様に「選ぶストレス」を与えてしまうことがあります。多すぎる選択肢を前にすると、人はかえって選べなくなり、行動(この場合は入店)そのものをやめてしまうことがあるのです。これは「決定麻痺」とも呼ばれる心理現象で、ジャムの法則などとも言われています

その点、「迷ったら餃子」というメッセージはどうでしょう。

  • 「迷ったら」: まず、お客様が「迷っている」という心理状態に寄り添い、共感を示しています。「そうそう、今迷ってるんだよ」と、自分事として受け止めやすくなります。
  • 「餃子」: そして、「餃子」という具体的かつシンプルな解決策(おすすめ)を提示しています。餃子であれば、多くの人が味を想像でき、価格も手頃で、「それなら、ちょっと餃子とビールでも」と、行動へのハードルがぐっと下がります。

つまり、この看板は「選ぶストレス」を感じているお客様の背中をそっと押し、「まずはお店に入って、これを頼んでみてください」という、明確な「最初の行動」を促しているのです。

成功事例を「まねぶ」し、自社に活かす

私は、この「餃子居酒屋 モモタロ」さんの事例は、業種は違えど、私たちのような経営コンサルティングやIT支援のビジネスにも応用できる、本質的なヒントが隠されていると感じました。

優れた事例や先人の知恵をそのまま真似るのではなく、その本質を理解し、自分のビジネスに合わせて応用すること。私はこれを「まねぶ(学ぶは真似るから)」と呼んでいます。

では、私たちコンサルティングサービスのビジネスにおける「餃子」とは何でしょうか?

当社のウェブサイトに来てくださる方は、何かしらの経営課題やIT活用の悩み、マーケティングの疑問を抱えているはずです。

  • 「売上を伸ばしたいが、何から手をつければいいか分からない」
  • 「DX(デジタルトランスフォーメーション)が必要だとは思うが、自社に何が合うのか…」
  • 「ホームページを作ったはいいが、まったく集客できていない」
  • 「遠田さんのブログは読んでいるけど、いきなりコンサルを頼むのは敷居が高い」

このように「迷って」いる方が大半ではないでしょうか。

飲食店のメニュー選び以上に、経営コンサルティングやIT支援のサービスは、目に見えにくく、価格も分かりにくいため、お客様にとっては「選ぶストレス」が非常に大きい分野です。

この「迷い」や「敷居の高さ」を感じている方々に、モモタロさんの「餃子」のように、「まずはお試しください」と気軽に手を伸ばしてもらえるもの。

それが、「無料相談」だと考えました。

「迷ったら無料相談」というシンプルな入り口

迷ったら無料相談

そこで生まれたのが、今回の「迷ったら無料相談」というバナーです。

「餃子」がモモタロさんの「まず試してほしい一品」であるように、当社の「無料相談」は、「まず私たちのことを知っていただき、あなたの課題を整理するための一歩」として位置づけています。

もちろん、「無料相談」と聞くと、「売り込まれるのではないか」「相談したら契約しないといけないのでは」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちが提供したい「無料相談」の価値は、単なる営業の場ではありません。

経営者や担当者の方が抱えている「漠然とした不安」や「何から手をつけていいか分からない迷い」を、私たち専門家との対話を通じて「整理整頓する」ことにあります。

  • 今、本当に解決すべき課題は何なのか?
  • 優先順位はどうつけるべきか?
  • 自社でできること、専門家に頼むべきことは何か?

これらを明確にするだけでも、頭の中がスッキリし、次の一歩が見えてくるはずです。

美味しい餃子を食べて「ああ、美味しかった」と満足するように、「無料相談」を通じて「ああ、スッキリした」「やるべきことが見えた」と感じていただくこと。それが私たちの「無料相談」が提供する価値です。

効果検証はこれから。でも、とても楽しみです。

この「迷ったら無料相談」バナーは、本日(2025年10月27日)設置したばかりです。

これから、このバナーがどれくらいクリックされ、実際のお問い合わせにどれだけつながるのか、効果検証を行っていきます。ウェブの世界は、飲食店のA型看板と同じで、試してみて、反応を見て、改善する(PDCAを回す)ことの繰り返しです。

もしかしたら、期待したほどの効果が出ないかもしれません。その時は、また別の「迷ったら無料相談」の看板を考えるまでです。

しかし、私はこのシンプルな訴求が、これまで「迷い」のせいで一歩を踏み出せずにいた多くの中小企業経営者や担当者の皆様の背中を押す、小さなきっかけになるのではないかと、とても楽しみにしています。

素晴らしいヒントをSNSで発信してくれた、友人の久保さんに、この場を借りて感謝申し上げます。

もし今、あなたが経営やIT活用、マーケティングのことで何か「迷って」いるなら。 「こんなことを相談していいのだろうか」と躊躇しているなら。

ぜひ、モモタロさんの「餃子」を注文する気軽さで、この「無料相談」バナーをクリックしてみてください。

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