石川県の中小企業診断士法定更新研修は石川県中小企業診断士会という法人の最初の大きな仕事でもある

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石川県の中小企業診断士法定更新研修2012石川県の中小企業診断士法定更新研修が約120名の参加で地場産業振興センターにて開催された。中小企業診断士にとっては毎年恒例の更新研修だが、今回は実施主体が中小企業診断協会ではなく一般社団法人石川県中小企業診断士会という独立法人であるところが昨年までの更新研修との大きな違いである。
法定研修ゆえの厳格さも必要だが、主体的な運営ができるので、これまで石川県の研修とは運営スタイルが少し変化しているところもある。


そのひとつが、受付の簡略化と受講番号順の座席指定方式である。これまで石川県の更新研修は座席自由であったが、弊害も発生していた。
・受講者数の増加により席数に余裕がなくなり、開演間近に入場した方は空いた席を探すのに苦労する。
・特定の仲良しグループが固まることで私語が発生しやすい。
・受講後に渡す資料(受講証明書や領収書など)に混乱する
・受講途中で抜けてもチェック機能が働きにくい。
これらの課題解決を図るため、受講番号順の席順とした。

スマートフォンの市場規模

研修は3つのテーマで行なわれた。
1.「新しい中小企業の政策について」
 石川県商工労働部産業政策課 課長 前田博貴 氏
2.「中小企業における最新IT活用支援」
 (株)ニュートン・ジャパン 代表取締役 橋本佳幸 氏
3.「人材育成と組織風土の活性化」
 二口労務マネジメントオフィス 代表・社会保険労務士 二口寛 氏
※写真は研修2での「スマートフォンの市場規模」について講師の橋本氏が説明しているところ。

当日の更新研修についておよび石川県中小企業診断士会については、一般社団法人石川県中小企業診断士会のWEBサイトを御覧ください。

コメント

  1. 技術士とは

    ◇技術士とは◇技術士とは「高度な専門知識を持つ技術者」として、文部科学省が管轄している国家資格です。産業界でのこの技術士の称号は、学術界での「博士号」に該当すると言われており、科学技術の応用面に従事する技術者にとっては、もっとも権威がある国家資格です。技術士は、科学技術の高度な専門の応用力を必要とするため、機械、船舶・海洋、航空・宇宙、電気電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線…..

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    中小企業診断士理論政策更新研修(法定研修)は各都道府県で実施されている。基本的にどこでも受講してもよい。今年、遠田は石川県での受講日程(9/14)に業務予定が入っており参加困難だったため、8/31の富山県の更新研修を受講した。受講者は約100名で昨年の石川県の更新研修と同規模程度だが、運営手法や会場の空気感などは若干違う印象。やはり「所変われば品変わる」というが、隣県でも風土の違いが微妙にある。い…