AI(人工知能/ディープラーニング)

ChatGPTの学習モードが使えるようになりました!対話型で学びながら基本を理解し使うにはとっても便利です

この記事は約10分で読めます。

ChatGPTの学習モードChatGPTでは「学習モード」が利用できるようになりました。単に答えを提示するだけでなく、段階的な問題解決を通じて深い理解を促す新しい学習支援機能です。
学習モードは大学生の利用を想定して開発されたそうですが、社会人が実際に業務に使うのにもちょうどよいと感じました。使う人のレベルに応じて対応してくれるからですね。これはすごい進化です。

ChatGPTの学習モード

日本では7月30日から利用可能になりました

Just a moment...

すぐに回答を示すのではなく、段階的に考えながら理解を深められるよう学習をサポートするというのがChatGPTの学習モードです。

この学習モードはChatGPT無料ユーザーにも開放されました。すごいですね。学習モードの主要な機能は以下のとおりです。

インタラクティブなプロンプト:すぐに解答を示すのではなく、ソクラテス式問答法(対話を通じて自ら考えさせる方法)やヒント、問いかけを組み合わせ、学生自身の考える力を導きます。これにより、理解を深め、能動的な学習を促進します。

理解を促す段階的な構造に基づいた回答:トピック間の重要なつながりが分かりやすいようにセクションごとに情報を整理して提供します。適切な文脈を適切な分量で提供することで、内容への興味を高め、複雑なトピックに対する学生の負担を軽減します。

パーソナライズされたサポート:レッスンは、学生のスキルレベルを評価する質問や以前のチャットのメモリに基づいて、適切なレベルに合わせて調整されます。

理解度チェック:クイズや自由回答形式の質問、個別のフィードバックを通じて、学習の進捗状況を確認できます。これにより、知識の定着とその知識を新しい場面で活用する能力をサポートします。

柔軟性:学習モードは、会話中に簡単にオン・オフを切り替えられるため、各会話で柔軟に学習目標に合わせて使うことができます。

ChatGPTの学習モードを早速試してみました

学習モードを試してみました

Just a moment...

この画面から始めます。

どもども遠田
どもども遠田

生成AIの活用法についてもっと深く学びたいです。特にChatGPTで最近実装されたエージェント機能を使い、調査して分析しその提案をパワポにするという一貫した流れを一発で精度高く出力するにはどうすればいいですか?

AIの回答
AIの回答

いいですね!生成AIの活用を深めるうえで、「ChatGPTのエージェント機能」を使って 調査→分析→提案→パワポ化 の一連の流れを一発で出すには、事前準備とプロンプト設計の工夫がとても大切です。

このあと、学習モードらしい解説がありました。その内容は以下のとおりです。

🔑まず確認ですが…

今のあなたの目的に一番近いのはどれですか?
(これで具体例を変えます)

  1. 自分の業界にAIをどう導入できるかを調べたい

  2. クライアント企業のために市場調査や提案を自動化したい

  3. AIを活用した資料作成のワークフローを自分で習得したい

どれに近いですか?それとも別の狙いがありますか?

✍️いったん、3つの流れを整理します

ChatGPTのエージェント機能を使った「一発生成」の基本構成はこの3ステップ:

ステップ 内容 使う機能
① ゴールの定義 何を調べ・提案し・どうまとめたいかを明確にする ChatGPT(プロンプト)
② エージェントの設計 自動で調査・分析・整理してくれる設定をつくる エージェント機能
③ 実行とパワポ出力 1つの指示でレポートや提案書を出力させる Code Interpreter + ファイル出力

🧠ポイントは「事前設計」

たとえば、以下のようなプロンプトをエージェントに登録しておくとスムーズです:

🧩テンプレ例:「ファッション業界のAI活用に関する調査・提案レポートを作成してください」
あなたは業界調査とプレゼン資料作成の専門家です。以下の流れに従い、「ファッション業界における生成AI活用の可能性」についての調査・提案を行い、最終的にPowerPoint資料にまとめてください。
1. 業界動向の調査(最新のトレンド、課題)
2. 生成AIの代表的な活用事例(国内外)
3. 具体的な導入プラン(ステップと必要なリソース)
4. 成果予測とメリット・リスク
5. それをもとに10枚程度のPowerPoint資料を作成
出力形式:
– 分析結果:Markdownで構成
– PowerPoint:横型4:3、文字大きめ、画像不要、タイトル+要点形式

こうしておけば、一発で「内容+資料」まで出力できます。

✅高精度化のコツ5つ

  1. 具体的な指示を一度に出す(「何を、誰向けに、どの形式で」)

  2. テンプレートを事前に用意(箇条書き・資料構成のパターン)

  3. エージェントに「役割」を与える(例:「あなたは中小企業コンサルタントです」)

  4. 複数の出力形式を明記する(テキスト、図表、PPTなど)

  5. できればブラウザ版ChatGPTでファイル出力する(モバイルよりスムーズ)

🏁次のステップ

もしよければ、実際にエージェントを一緒に設計してみましょうか?
どの業界/テーマで調査→提案→資料化したいのか教えてください。
それに合ったプロンプト設計を一緒に考えて、テスト出力までいきましょう。

どもども遠田
どもども遠田

提案してくれた内容は私のイメージとかなり近いです。
・石川県のデザイン業界
・画像系生成AIの活用法
・企画提案やマーケティング調査での活用法
この内容に絞ってパワポを作成して欲しいです。

AIの回答
AIの回答

ありがとうございます!方向性が明確なので、以下のような構成でパワポ資料を作成していきましょう

🧭 プレゼン構成案(石川県のデザイン業界 × 画像生成AI)

スライド番号 タイトル 内容の要点
1 表紙 タイトル・日付・作成者名(仮)
2 本日のテーマ 石川県のデザイン業界が生成AIに注目すべき理由
3 デザイン業界を取り巻く環境変化 人手不足、クライアントの多様化、短納期化
4 生成AIとは何か(画像編) Midjourney、DALL·E、Adobe Fireflyなど
5 画像生成AIの活用事例(国内外) 商品企画、広告ビジュアル、SNS運用支援など
6 石川県内の活用可能性 地元企業・観光業・伝統工芸との連携可能性
7 企画提案・マーケ調査での活用法 コンセプトビジュアル生成、競合イメージ比較など
8 成果が出やすい活用ステップ 小さく試す→ワークフローに組み込む→提案武器に
9 メリットとリスク コスト削減・発想拡張 vs 著作権・倫理課題
10 まとめと次の一歩 セミナー・社内勉強会・AI導入サポートなど

実際にパワポファイル(.pptx)を生成するので、少しお時間ください。

資料が完成しました。以下のリンクからダウンロードできます:

📎 石川県_デザイン業界_画像生成AI活用.pptx

スライドサイズは4:3、フォントは「Noto Sans CJK JP」、文字は大きめにしています。
内容の修正や、図・グラフ・画像の追加などもご希望があればすぐ対応できます。何か加えたいことはありますか?

出力されたパワポを何度か修正してもらいました

どもども遠田
どもども遠田

構成はオッケーです。
内容をもっと濃くしてほしいので、詳細説明、参照URL、事例、イメージ画像などを適宜追加してください。

AIの回答
AIの回答

こちらが内容をより詳しくした最新版のパワポ資料です:

📎 石川県_デザイン業界_画像生成AI活用_詳細版.pptx

  • 国内外の事例

  • 詳細な導入ステップ

  • 参照URL

  • 石川県特有の活用ポイント
    などを盛り込んでいます。

次に、ビジュアル補強のためのイメージ画像を追加していくことも可能です。
たとえば、以下のような画像をスライドごとに挿入できます:

  • MidjourneyやDALL·Eで生成された例

  • 観光PR風のイメージ

  • 競合比較のビジュアル仮説

ご希望があれば、どのスライドにどんな画像を入れたいか教えてください。こちらで生成・挿入します。

ChatGPT に質問する

こうやって何度か対話型で進めていくこと資料の完成度が高まっていきます。

途中は省略しますが最終的にできたパワポは以下のような感じになりました。

実際にChatGPT学習モードを体験した感想です

感想をChatGPTに書いてもらいます(笑)

実際に体験してみると、学習モードはとっても便利です。対話型生成AIを正しく使うためのトレーニングにも使えますが、現実に即した実践としてかなり実用的です。

そこで、その感想をそのままChatGPTに書いてもらいました(笑)

どもども遠田
どもども遠田

このように学習モードを体験した感想をブログにしたいので、そのブログ記事案を作成してください。

この回答は以下のとおりです

タイトル案:

ChatGPTで「学習モード」を体験!調査・分析・資料作成が一気通貫でできる時代へ

導入文(リード):

最近、ChatGPTのエージェント機能や拡張プロンプトの可能性を活用し、「調査→分析→資料作成」をまるごと一発で体験できる“学習モード的な活用”にチャレンジしてみました。
その結果、これまで何時間もかかっていた作業が、わずか数十分で驚くほど高精度に仕上がるという、まさに「次世代の仕事術」を体感。

今回はその一連の流れと気づきを、実際の使い方を交えながらご紹介します。

本文構成:

■ なぜ「ChatGPTの学習モード」なのか?

ChatGPTには、単なるチャットだけでなく「一貫した目的遂行」を支援する機能がどんどん追加されています。
その中でも今回注目したのは以下の流れを1つの指示で実行するという試みです:

  • 調査(業界・トレンド・事例)

  • 分析(課題や導入ステップの整理)

  • 提案(実践的な活用アイデア)

  • 資料作成(パワポ形式、4:3比率、フォント指定も可)

「AIが一緒に学習して、資料まで作ってくれる」──まさに学習モード。

■ 実際にやってみたテーマ:「石川県のデザイン業界 × 画像生成AI」

今回は私自身の関心もあった「石川県のデザイン業界における、画像生成AIの活用法」というテーマで試しました。

事前に出した指示は以下の通り:

  • テーマの背景と業界課題の整理

  • 画像生成AIの基本説明と事例紹介(国内外)

  • 地域に即した活用方法の提案

  • パワポ資料として10枚程度に分割

  • フォントは「Noto Sans」、画面比率は4:3で

これをChatGPTに一発で依頼したところ…

✅ 業界動向や事例の整理
✅ 提案として成立するほどの活用ステップ
✅ パワポデータ(PPTX)でダウンロード可能な形に

まで完了。資料作成の補助どころか、まるで「共同制作者」。

■ 表紙画像もAIで生成し、文字はPowerPoint上で編集できる仕様に!

表紙用ビジュアルもDALL·Eで生成。しかも文字が画像に焼き込まれていないので、あとでPowerPoint上で自由に編集できます。
これ、地味ですがとても便利です。配布資料・提案書・社内プレゼン…どこにでも応用可能。

■ 気づき:AIは「学習の補助」から「学びの相棒」に進化した

今回の体験を通じて、「学ぶ → 考える → まとめる → 伝える」という一連の流れを、AIがともに歩んでくれる感覚を得ました。

情報収集や資料作成の“面倒”から解放され、本当に考えるべきところに集中できる。これはもう「学習の未来」だと思います。

結論:学習モードは使えます!

これからの時代、「ChatGPTを学習モードとして使いこなす」ことが、新しい教養や仕事術になっていくと実感しました。

私のような非エンジニアでもここまで活用できるのだから、興味がある方はぜひ一度試してみてください。
AIは、使い方次第で“あなたの最良の学習パートナー”になります。

補足
・ターゲット読者:AIに関心のあるビジネスパーソン、教育者、学生、地域支援関係者
・想定文字数:約1500〜2000字
・画像:表紙スライドのサンプルや生成したAI画像を挿入可

ChatGPTの学習モードを使うケースとして、プロンプトが不明確なときにも有効ですね。