中小企業診断士

石川県中小企業診断士会、2025年の総会と懇親会に参加しました

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石川県中小企業診断士会、2025年の総会と懇親会2025年6月18日に開催された石川県中小企業診断士会の総会および懇親会に私も参加いたしました。金沢市内のホテル会場には会員や来賓の方々で100名を超える多くの皆様が集まりました。
今年も活気に満ちた会となりました。毎年人数が増えている気がします。これも執行部の方々の努力の成果なんでしょうね。本当にありがとうございます。

石川県中小企業診断士会 総会・懇親会のご報告

総会(18時30分より)

総会の会場は10階でした。18時30分に開会し、石井会長よりご挨拶がありました。そのさいに会長からは、大事にされているという3つの重要な運営ポリシーが示されました。

  • 会を窓口とした仕事の創出: 中小企業診断士会が、会員の皆様のビジネスチャンス拡大を支援する拠点となることを目指します。
  • 会員スキルの向上: 会員一人ひとりの専門性を高め、より質の高いコンサルティングを提供できるよう、研修や情報共有の機会を充実させていく方針です。
  • 当会知名度の向上: 石川県における中小企業診断士会の認知度を高め、地域経済への一層の貢献を推進していく考えが述べられました。

これらのポリシーは、会員の皆様にとって大変心強く、今後の活動への期待が高まる内容でした。

総会は、報告および議決事項が滞りなく進行し、無事に終了いたしました。

懇親会(19時30分より)

総会に引き続き、19時30分からは懇親会が開催されました。懇親会会場は18階の眺めのよいフロアでした。

来賓挨拶

石川県商工労働部部長様より、力強いメッセージを頂戴いたしました。

能登半島地震からの復興状況について触れられ、奥能登の6市町で8割の事業者が営業を再開しているというご報告がありました。また、復興を支援するための具体的な補助金制度についても説明がありました。

  • 営業再開補助金
  • なりわい補助金: 659件の申請があり、そのうち326件が奥能登の事業者からであるとのことです。
  • チャレンジ補助金: 30件の応募があり、問い合わせは300件以上にのぼるとのことで、関心の高さが伺えました。

一方で、能登地域での人口流出が深刻であるという課題も示され、その対策として起業促進補助金が設けられ、すでに30件以上の相談が寄せられているそうです。

国際的な経済情勢、特にトランプ関税問題の影響にも触れられながら、県として以下の3つの支援策を強化していくとのお話がありました。

  • 最新情報の提供、個別相談の強化
  • 専門家派遣の無制限対応
  • 融資制度の拡充: 具体的には、金利が3%下がっていれば1.25%の融資で返済期間10年といった条件が提示されました。

部長の力強いメッセージからは、被災地の復興と地域経済の活性化に向けた県の強い決意が感じられました。

その後、乾杯が行われ、和やかな交流が始まりました。

研究会活動報告および新入会員紹介

懇親会の途中では、各研究会の活動報告や新入会員の皆様のご紹介がありました。

特に印象的だったのは、多くの新入会員の方々がご挨拶されたことです。10名近くの方が登壇され、その中には若い世代の方も多く、中小企業診断士という資格に新たな関心が寄せられていることを感じました。

中でもひときわ印象に残ったのは、比較的年齢が上の方の新入会員の方の挨拶でした。県内大手企業で内部監査を担当されているとのこと。そして、がんからの復帰というご経験を語られました。以前はスキンヘッドだったそうですが、現在は髪の毛がふさふさと生えそろっており、その力強い回復ぶりに大変感動いたしました。困難を乗り越え、新たな分野に挑戦するその姿勢は、私たち中小企業診断士にとっても大きな刺激となりました。

懇親会での交流

懇親会では、美味しい食事をいただきながら、多くの会員の皆様と交流を深めることができました。様々な分野でご活躍されている診断士の方々との情報交換は、自身の知識や視野を広げる貴重な機会となりました。

特に、新入会員の方々の新鮮な視点や、ベテラン会員の方々の経験に基づいた深い洞察は、大変学びの多いものでした。

まとめ

今回の石川県中小企業診断士会の総会および懇親会は、協会の今後の発展に向けた力強いメッセージや、地域経済の活性化に向けた具体的な取り組みを知る良い機会となりました。

また、多くの会員の皆様との交流を通じて、新たな刺激と学びを得ることができました。新しく仲間に加わった方々と共に、石川県の中小企業の発展に貢献できるよう、私も一会員として一層努力してまいります。

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なお、私は研究会活動をメインに参画していくつもりです。私が参加している研究会はAI研究会で名称が「KAIs(ケーエーアイズ)」となっています。研究会も新年度になりあらたな顔ぶれで再スタートとなります。関係各位、よろしくおねがいします。