農コンは農業者と生活者のコラボレーションの場である、かかりつけ農家を探そうというスローガンに多数の参加者が集うアツイ夜だった

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noukon2016kanban.jpg農コンは3年めとなった。かかりつけ農家を探そう、というのがスローガンだった。もちろん、そのことは間違いないのだが、それ以上に農業や食に意識の高い人達が集う場になっている。今年も早々と定員を超える申し込みがあり、多数のキャンセル待ちができる人気ぶり。会場の近江町市場メロメロポッチには約50名が集い、ぎゅうぎゅう詰めのうえ熱気もあり激アツの場だった。参加していた農業者は、若手ややり手が増えていてプレゼンがおもしろかった。農家側のバラエティも豊か。コメ、い草、鶏の平飼い、加賀れんこん、野菜などの園芸作物、牧場、米加工品(おもち、かきもちなど)、玄米粉、ころ柿、など。これからの農業はもっとおもしろくなる。

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企画と総合司会振興は風来の西田栄喜氏。西田氏は今年2月に、「小さい農業で稼ぐコツ 加工・直売・幸せ家族農業で30a1200万円」という書籍を出版し、この手のジャンルとしては異色のベストセラーになっている。おそらく、次の出版もあるだろう。もう作家生活も視野に入れているかもしれない。まさに現代の宮沢賢治、すばらしい人である。

とにかく農コンは楽しい。生活者側の人もユニークな人が多かった。輪島から参加した「わじま昆虫クラブ」の代表者の女性もパワフルに思いを語っていたのが印象的だった。いい刺激をたくさんもらえた夜だ。また来年も参加したいと思っている。

▼わじま昆虫クラブ代表者のコメント(Facebookより引用)

輪島親子昆虫クラブさんが写真5件を追加しました — 場所: メロメロポッチ
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小さい農業で稼ぐコツという本のベストセラー作家の源さんの司会で始まるイベントです。

奥能登から参加は昆虫クラブだけのようでしたが、(笑)

金沢はもちろん、加賀や小松、白山、能美、羽咋などで活躍されている方々と直接お話ができました!

500年以上続くイ草を一人で背負う方、
勢いがある手掘りのレンコン農家の方、
明治元年にできた蔵で貯蔵する米で作った玄米粉を作るエステティシャンのお姉さん
テレビの制作会社の方、
19年前から豆を作り続けている方々
平飼い卵と海士と何でもやっている方
お茶を研究している方
仏像か何かを彫っている方
6月で退職した方
お笑いの農家の方
おいしい牛乳の方
フラワーアレンジメントの方
こだわって作っている農家の方々
スケールが大きすぎてついていけない方々
ブランド化や経営支援などの専門家の方々

などなどすごい勉強になりましたし面白かったです!

この間から森のようちえんで作っているサツマイモについてどうしようかいろいろ皆さんに相談もできました(笑)

農産物なども販売されていて、おいしくいただきました!
源さんのミニトマトは子どものために買いましたが帰りの車の中で全部食べてしまいました(笑)

家に帰ると窓にホタルがとまって光っていました☆

皆さんどうもありがとうございました!
輪島親子昆虫クラブ 本口夏美