LINEのPWを変更、アカウント乗っ取り被害が広がっている現状では自己防衛のためセキュリティを強化しよう

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LINEのPW変更自分のLINEが乗っ取られてしまったというアカウント乗っ取り被害が相次いでいる。メールアドレスとパスワードでログインできるしくみのSNSが多いが、ほとんどの被害者がパスワードを使い回ししていたと言っている。リスト型アカウントハッキングという手段では、悪意を持ったものが、なんらかの方法で取得したIDとPW(パスワード)の組合せを用いてログインを試みる。LINEからパスワードの漏洩がなかったとしても、リスト型アカウントハッキングされてしまうとアカウントを乗っ取られてしまう。パスワードを他のWEBサービスと同じものを使い回ししている場合は非常に危険である。まだ被害にあっていないから大丈夫と思わず、今すぐパスワードを変更しておこう。

LINEのパスワード変更方法

LINEのパスワード変更は、アカウント→メールアドレス変更→パスワード変更という画面になる。メニュー階層が奥深いのでパスワード変更が少しわかりにくいのが難点である。以下の画面の流れで説明する。

まずLINEの管理画面で「アカウント」を開く。

LINEのPW変更

メールドレスを変更するわけではないが、メールアドレス変更の画面の中に「パスワード変更」がある。

LINEのPW変更

パスワード変更をタップすると「本人確認」の画面になる。ここではこれまで使っていたパスワードを入力する。

LINEのPW変更

パスワード変更の画面になったら、新しいパスワードを入力する。

LINEのPW変更

パスワードが変更できたら「パスワードが変更されました」という画面になる。

LINEのPW変更

これでパスワードは変更できた。

▼参考URL
NAVERヘルプ「パスワードを変更するには?
http://help.naver.jp/faq?itemNo=197

そもそも、どうしてパスワードが流出したのか。

今年4月に発表があったOpenSSL(オープンエスエスエル)にセキュリティ上の重大な欠陥があったことも大きく関係していると推測できる。かなり多数のWEBサービスで使われていたSSLに欠陥があったということなので、まず自分がこれまで数年間使っていたメールアドレスとパスワードの組み合わせは流出していたものとして認識しておいたほうがいい。そのうえで対応策はパスワードを必ず変更することである。

※7月18日追記
LINEのセキュリティ向上策として「PINコード」入力のしくみが導入された。
PINコードを設定しておくことで、乗っ取りされる確率がかなり低下するので、念のため設定しておくとよい。
pincodeline

PINコードを設定しておくと、パソコンでLINEにログインするさいに認証がかかる。PINコードはスマートフォンのLINEのほうに送られてくる。そのPINコード(数字4桁)をパソコンのLINEの認証画面に入力しないとログインできない。つまり手元にスマートフォンがないとパソコンではログインできないということだ。これでアカウント乗っ取りの被害はかなり防げるだろう。

LINEの本人認証