ワクワク系マーケティング北陸交流会の7月例会は酒屋さんがニュースレターに取り組み始めた事例で意見交換しました

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wakuwakuhokuriku20210709200.jpgワクワク系マーケティング北陸交流会は、小阪裕司さんが主催するワクワク系マーケティング実践会の会員のうち北陸在住の有志で構成されている小さな勉強会です。年に数回程度のオンラインでの交流会を実施しています。前回は4月に化粧品や健康食品なども販売している薬局さんの事例発表を軸に交流しました。
今回の事例発表は石川県内の酒屋さんです。昨年、入会したばかりですが、ニュースレターの発行やオンラインイベントの展開などコロナ禍でもかなり活発に活動している好事例でした。

ニュースレターを出すことで昔の顧客がお店に戻ってきた

事例発表で特徴的だったのは、100年も続く老舗の酒屋さんが初めてニュースレターを出したときの出来事でした。これまでDMとかはがきの類いはほとんどしてこなかったそうですが、思い立って既存客にニュースレターと商品告知の手作りチラシを作成して送ってみたとのこと。これが1割以上の大反響だったそうです。

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なかには、そのDMを握りしめて来店した超お久しぶり客もあったそうです。なんと「召集令状が届いたから来た」と言って、旧交を温めたうえでお買い上げいただたそうです。そのお客様とお店の方との笑顔の交流が、一枚の絵のように見えてとてもほんわかとしました。

コロナ禍で人の心は冷えてしまいましたが、心温まるような場を求めているお客様も多数いるということですね。

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東京オリンピック直前になって発出された緊急事態宣言で、お酒を飲むシーンがまだ減ってしまったという残念な気持ちもあります。酒屋さんは逆風でたいへんなときだと思いますが、気丈にコツコツと顧客とのコミュニティを大事に取り組む姿勢には感動しました。

とても大きな学びをいただきました。ありがとうございます。

次回は9月か10月に、紙販売業の方の発表ということで閉会しました。次回も楽しみです。