All in One SEO Pack(WordPressのプラグイン)がバージョン4.0xにアップデートされ別物のように激変しました

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aipseo20201223200.jpgワードプレス(WordPress)でよく使われているプラグインの「All in One SEO Pack」がバージョン4.0xにアップデートされました。
すると、なんとびっくりするくらいの激変ぶりです。アイコンも変わっているし、左メニューの場所も下部に移動しているし、なにより内容がまったく違っていて、別物のアプリのように感じられました。
Twitterで調べたところ、すでにアップデートしている方々はおおむね好印象のようでした。SEOスコアが表示されるなど最新機能はよいようですが、これまでGoogleアナリティクスのトラッキングコードを埋め込んでいた場合は無料版のままだと設定できないようです。これには困りました。

All in One SEO Packのバージョン4.0.9

All in One SEO Packのバージョン4.0.9の画面は以下のとおりです。

All in One SEO Pack

ワードプレスの公式情報でも最新バージョンが紹介されていました。
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/

セットアップウィザードを実施するとSEOサイトスコアが表示されました。このSEOスコアは個別の投稿記事ごとにも表示されます。

aioseo78100.jpg

投稿画面の「公開」ボタンの上辺りにAIOSEOスコアが「78/100」と表示されています。これは100点満点とした場合の78点ということなのでしょうね。このような機能は歓迎ですね。

アナリティクス(Google Analytics)のトラッキングコード設定がやっかいになりました

しかし、困ったのは、アナリティクス(Google Analytics)のトラッキングコードを埋め込む機能が見当たらないことです。どうやらプロ版(有料)にアップグレードしないと使えないのではないかと思われます。

※モンスターという別途プラグインを設定するとできそうですが、ますますややこしくなるので私は使っていません。

これまで、All in One SEO Packを使ってアナリティクスのトラッキングコードを設定していた場合は、なんらかの対策が必要になります。

アナリティクスのトラッキングコードは、他のプラグインを使って設定したほうがいいかもしれません。

GoogleAnalyticsの設定をする方法

アナリティクスの設定をするためのプラグインは多数あります。

大きく分けると、
・ヘッダにタグを挿入するための汎用プラグイン
・アナリティクス専用のプラグイン
の種類があります。

また、使用しているテーマによっては、テーマの設定でアナリティクスのトラッキングコードを設定できる場合があります。

ヘッダにタグを挿入することができる汎用プラグインにもいくつかありますが、「Per page add to head」は以前から利用していました。

Per page add to head(プラグイン)でアナリティクスを設定する

perpagehead.jpg

挿入したいタグを貼り付けるだけです。アナリティクス以外のタグも貼り付けたいのならこの手のやつがシンプルで便利ですね。上記の例では、「キッチンジューサー」のタグも貼り付けてあります。

MonsterInsights(プラグイン)でアナリティクスを設定する

アナリティクスの専用プラグインなら「MonsterInsights」がいいかもしれません。
Google Analytics by MonsterInsights(旧Google Analytics by Yoast)です。

monsterinsgihts640.jpg

「MonsterInsights」のプラグインをインストールしたら、該当サイトを管理しているGoogleのアカウントと接続する必要があります。

Lightning(外観テーマ)でアナリティクスを設定する

Lightningというテーマを使用している場合は、テーマに付属しているプラグインを使うことによってアナリティクスのトラッキングコードを挿入することができます。Lightningを入れると「ExUnit」という表示のプラグインが必須となっていて、そのプラグインを使うことで設定できます。

exunitanalytics.jpg

上記画面を見ると、「UA-」で始まるコードだけでなく、GA4用の「G-」で始まるタグでも設定可能なようです。

Lightningを利用しているなら、この方法が一番ベストかもしれませんね。