Appleのなりすましメールが頻発、あやしいメールの送信元ドメイン名とリンク先URLには要注意

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applefishingmail.jpg本日はiPhone8発売日だが、数日前からAppleのなりすましメールが頻発しているようだ。当方にも何通か届いている。一見すると不正メールとはわからないくらい巧妙な詐欺メールなので要注意だ。
このようなメールは送信元がAppleでないことが多い。さらに、htmlメールだと本当に本物のように見えるが、htmlソースをみてみると肝心のリンク先だけは不正サイトへの誘導になっていることが多い。

Appleのなりすましメールが頻発

メールは送信元がAppleでないことが多い

▼届いた不正メールのhtmlソース
appfishingmail.jpg

メールのソースをみる

▼メールのソース(テキスト内容)

From: Apple ID <support59@official-gamings-i.cloud>
To: undisclosed-recipients:;
Subject: Apple IDを使用してiPhone 5でiCloudにサインインしました

Apple.Inc
最近、あなたのアカウントは新しいデバイスからiCloudへのログインに使用されました。

ログインの詳細
ロケーション : Indonesia (ID), Jakarta
IPアドレス : 180.84.230.201
<https://tools.tracemyip.org/lookup/80.89.106.148>
ブラウザ : Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 10_3_2 like Mac OS X)
問題を回避するためにアカウントを保護するための一歩を踏み出しています。
あなたのIDはこの問題を解決するまでロックされたままです。

解決する <https://is.gd/JQ3xA3> →このリンク先は不正なサイトになっている

<http://www.twitter.com/>
<http://www.facebook.com/>
<http://mailchimp.com/>

Copyright c 2017 Apple Inc. All rights reserved.
Privacy Policy <https://www.apple.com/privacy/privacy-policy/> Terms of Use
<https://www.apple.com/legal/internet-services/terms/site.html> Legal
<https://www.apple.com/legal/> Site Map <https://www.apple.com/sitemap/>

このようにソースを見ると、本物でないことがわかる。

不正メールが高度化

最近、不正メールも高度化しており、上級者でもうっかりと騙されてしまうことが増えているようだ。注意深く対応する必要がある。