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クラウド会計を使い続けていると値上げは堪えます、プラン変更を検討しましょう【マネーフォワードのひとり法人プラン】

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マネーフォワードのひとり法人プラン当社は数年前から会計システムをクラウド会計に変更しています。今のところメリットばかりなので大きな不満はありません。
しかし、利用しているマネーフォーワードクラウド会計から料金値上げの案内がありました。やむを得ないのかなと思っていたら、新設された「ひとり法人プラン」に変更するとむしろお安くなります。これは朗報です。

マネーフォワードの料金改定と「ひとり法人プラン」新設について

2025年6月からマネーフォワードが価格改定

2025年6月から、マネーフォワード クラウド会計の法人向けプランが値上げされます。

マネーフォワード クラウド 法人向け 新しいプランのご案内
2025年6月にマネーフォワード クラウドの法人向けプランが改定されます。

これまで「スモールビジネスプラン」をご利用されていた法人では、月額3,980円(税抜)から年額53,760円(税抜)相当のコストになります。6月からはこの価格体系が見直され、より高額なプラン構成へと移行します。

しかし朗報も!「ひとり法人プラン」が新設されます

同時に、代表者1名で運営している法人向けに、「ひとり法人プラン」が新設されます。

【ひとり法人プランの特徴】

  • 対象:代表者1名で運営する小規模法人

  • 利用者数:1名(+士業アカウント)

  • 年間仕訳数:500件まで

  • 月額:3,980円(税抜)

  • 年額:29,760円(税抜/月換算2,480円)

つまり、条件に合えば年間24,000円以上のコスト削減が可能になります。

他社との比較でも優位:freeeより安い

参考までに、freee会計の「ひとり法人プラン」は以下のとおりです。

【freee会計のひとり法人プラン】

  • 月額:3,980円(税抜)※年払いは35,760円(税抜)

  • 利用者数:1名

  • 一部機能に従量課金あり(見積・請求書発行など)

freeeの年額は35,760円。マネーフォワードの「ひとり法人プラン」の年額29,760円と比較して、6,000円の差があります。

条件に合う方は「値下げ」のチャンスです!

「6月から値上げ」という流れの中で、「ひとり法人プラン」は例外的に実質値下げとなる選択肢です。

以下の条件に当てはまる方は、プラン変更を検討する価値があります。

  • 代表者1名で法人を運営している

  • 月間の仕訳数が40件程度(年間500件以下)

  • 利用者を増やす予定がない

当社は6月末が契約更新。プラン変更予定です!

当社では、これまで「スモールビジネスプラン」を利用していましたが、更新時期である2025年6月末を機に、「ひとり法人プラン」への切り替えを予定しています。

このプラン変更により、機能の見直しと年間コストの大幅削減が可能になる見込みです。

プラン変更の方法は、6月以降になれば更新時のプラン選択に「ひとり法人プラン」が表示されるとのことです。現段階で予約はできません。更新時に確認して切り替えをしっかりと行うようにします。

まとめ

  • 6月からマネーフォワードクラウド会計は値上げになります

  • ただし、「ひとり法人プラン」対象なら値下げになるチャンス

  • 「ひとり法人プラン」はfreeeよりも年間コストが安い

  • 当社も6月に「ひとり法人プラン」へ移行予定

この機会に、自社の利用状況と今後の予定にあわせてプランの見直しをしましょう。