Gmailアプリは独自ドメインメールをIMAPで設定できます、メール受信の遅延がないのがメリットですね

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Gmailアプリ今更ですが便利なGmailについて。パソコンのブラウザで使うGmailのWEB版と、スマホやタブレットで使うGmailアプリは同じアカントで使えます。ですが、微妙に設定方法が違います。
独自ドメインメールをGmailをメールソフトのように使う方法として、パソコンのブラウザでWEB版を使う設定方法はこれまでも紹介してきました。一方で、Gmailアプリから独自ドメインメールを設定することもできます。Gmailアプリで設定するとIMAPを選べるのでメール受信の遅延がなく便利です。方法について説明します。

Gmailアプリで独自ドメインを使う方法

スマホのGmailアプリで独自ドメインを追加します

スマホのGmailアプリに独自ドメインを設定する手順は以下のとおりです。
まずは、Gmailアプリの右上にある自分のアイコンをタップして設定を始めます。
すでにGmailの設定が済んでいる状態で、別のメールアカウントを追加するということになります。(設定が終わったあとも右上のアイコンで切り替えます)

  1. Gmailアプリを開きます。
  2. メニュー(左上の三本線)をタップします。
  3. 下にスクロールして「設定」をタップします。
  4. 「別のアカウントを追加」をタップします。
  5. 「その他」を選択して、独自ドメインのメールアドレスを入力します。
  6. 「個人(IMAP)」を選択します(この選択肢が表示されない場合は、メールアドレスを入力した後に表示されるオプションです)。
  7. 画面の指示に従って、独自ドメインのメールプロバイダーから提供されたIMAPサーバーの情報(サーバーアドレス、ポート、セキュリティタイプなど)を入力します。
  8. 画面の指示に従って設定を完了させます。

これで、Gmailアプリを介して独自ドメインのメールアカウントのメールをIMAPで受信し、管理することができるようになります。

IMAP接続を「もしものとき用」にしておく

なお、すでにGmailで「Gmail を使用して他のメール アドレスからメールを送信します」という設定が済んでいる場合は、このIMAP接続をするとメールの受信が重複して混乱します。

IMAP接続は「もしものとき用」として、普段はオフにしておくのがよいと思います。

私は、いちおうIMAP接続をしてありますが、Gmailの画面がわかりにくくなるので普段はオフにしています。

IMAPで設定するとメール受信の遅延がありません

上記の方法で設定すると、IMAP接続になります。POP接続した場合に比べてメール受信の遅延がないことがメリットです。

IMAPとPOPの違い

  • IMAP (Internet Message Access Protocol): メールをサーバー上に残し、複数のデバイスからリアルタイムにアクセスして同期します。メールの管理はサーバー上で行われ、読んだ/未読、フォルダ分け、フラグ付けなどの状態がどのデバイスからアクセスしても一貫しています。
  • POP (Post Office Protocol): メールをサーバーからダウンロードし、通常はそのメールをサーバーから削除します。これにより、メールはダウンロードしたデバイスにのみ存在し、他のデバイスとの間での同期はありません。

パソコン版ではPOP3接続しかできません

ちなみに、パソコンのブラウザでGmailのWEB版を設定する方法は以下のとおりです。

Gmailアプリをメールソフトとして使い、独自ドメインのメールを送受信できる設定にしましょう(エックスサーバー編)
Gmailアプリをメールソフトとして使うと便利です。 ここでは、独自ドメインのメールをGmailで送受信できるように設定する方法について説明します。 前提として、レンタルサーバーはエックスサーバーを使い独自ドメインのメールアカウントが設定済みとしておきます。例として「tohdamikio2@dm2.co.jp」という架空メールアドレスでの設定方法を紹介しておきます。

上記の方法は「pop3接続」になります。
このページで紹介しているGmailアプリでIMAP接続の方法と少し勝手が違うのでご注意ください。