話題の「OpenAI」を試してみました。「OpenAI」とは、人工知能を研究する非営利団体です。人類全体に有益性があるやりかたにより、オープンソースで人工知能を注意深く推進することを目的として2015年に設立されています。「OpenAI」は、人工知能(AI)の「GPT-3」や「ChatGPT」などを発表しています。
「GPT-3」は、Generative Pretrained Transformer 3 の略で、教師なしの Transformer 言語モデルということで、わりと自然な文章を生成してくれます。「ChatGPT」は、対話型言語モデルで、2022年11月に発表されたばかりです。
OpenAI
とにかく試してみる
この手のものはとにかく自分の手で触れてみることが大事だと思っています。なので試してみました。
OpenAI
https://openai.com/
にて、無料でIDを登録し利用開始します。
有料サービスですが、一定程度の試用に関しては無料で使えます。
英語版ですが、ブラウザの翻訳機能を使って表示させることもできます。
「遊び場」と表示されるところで文章作成してみました
「Playground」というメニューのところで、文章の自動生成ができます。いくつかの単語を並べて実行すると、文章を自動的に生成してくれます。
ApenAIのPlayground
https://beta.openai.com/playground
なお「Playground」は「遊び場」と訳されていました(笑)
まず7単語で文章を自動生成
試しに入力してみた単語は
牧場 直営 乳製品製造 アイスクリーム ドーナッツ コーヒー カフェ
です。
以下の文章を自動生成しました。
・牧場では、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を製造しています。
・アイスクリームやドーナツ、コーヒーなどの菓子類も、直営で販売しています。
・カフェも併設していて、牧場の食材を使った料理を提供しています。
なかなかですね。
金大能登学舎で講師
先週、金大能登学舎で講師をする機会がありました。そのイメージで文章作成をしてみます。
金大能登学舎 創業塾 4回め 人材育成 講師 珠洲市
という単語を入力し実行してみました。
生成された文章は…
珠洲市の起業塾「金大能登学舎」での4回目の講座は「人材育成」をテーマに行われます。人材育成において重要なのは、若い世代に対して、起業に関する情報を提供し、起業家として成功するためのスキルを身につけさせることです。講師として珠洲市から熱意を持って登場するのは、起業家実績を持つ企業家である村松健一氏です。
ということでした。
村松健一氏ってだでしょうか?(笑)
調べてみましたがよくわかりませんでした。人名も自動生成なんでしょうかね。
「味噌の作り方」は?
次に、味噌の作り方をたずねてみました。
味噌の作り方 家庭用 5kg
と入力し、実行しました。
すると生成された文章は…
1. 醤油、砂糖、味醂、酒、梅干、椎茸などを用意します。
2. 醤油、砂糖、味醂、酒を混ぜ合わせ、7分ほど煮詰めます。
3. 梅干を加え、沸騰し始めたら、椎茸を加えて煮詰めます。
4. お湯を加え、煮立ったら取り出し、冷ましてから容器に入れます。
5. 最後に、冷凍庫で冷やして保存します。
ということで、ちょっとこれは味噌ではないですね(笑)
スイートポテトの作り方
次もレシピ系の内容で文章作成してもらいました。
スイートポテト 作り方
というキーワードを入力して実行します。
するとできあがった文章は以下のとおりです。
①ポテトを洗い、皮をむきます。
②ポテトを小さく切り、火にかけます。
③水と砂糖を加え、中火で煮込みます。
④煮込んだポテトをざるで湯切りし、お皿に盛ります。
⑤バターを加え、混ぜ合わせます。
⑥砂糖をかけ、焼き上げます。
⑦完成したスイートポテトをお皿に盛り付け、お好みで飾り付けをして完成です!
これも、スイートポテトではない別のものができそうです…。
OpenAIの自動文章作成について
OpenAIの自動文章作成は、使い方によってはいろいろと役に立ちそうです。
しかし、レシピ系などの内容は、形式的にはそれらしく見えますが、中身は支離滅裂だったり、まったく別の食品レシピだったりと、かなり違った内容になっているのでこのまま使うのは危険ですね。
ということで、現段階ではAI文章作成をそのまま使うというよりも、書くためのアイデア支援みたいな感じで割り切って使ったほうがよいですね。
ChatGPTならどうでしょうか
では、今年グレードアップしたというChatGPTならどうでしょうか
https://www.dm2.co.jp/blog/16847
にて紹介しています。
こっちはすごいです。かなりのレベルアップです。驚きました。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)