フリーのCMSで自社紹介のホームページを作ろう、MTOS+FCKeditor+MT4iで無料のホームページ作成が可能だ

この記事は約2分で読めます。

Mtos_fckeditor_mt4iムーバブルタイプ(MT)に無料のオープンソース版(MTOS)がでてから、CMSブログを取り巻く環境が大きく変化している。これまでは世界標準の無料ブログ「ワードプレス」でスタートする例が多かった。日本ではMTのシェアは高いが、有料のMTよりも無料のワードプレスが伸びていた。しかしMTOSが出てからがらりと環境が変わった。ドモドモコーポレーションは「MTOSで行こう!」でMTデビューを支援します。

MTOSとは、ムーバブルタイプオープンソース(Movable Type Open Source)の略。MTOSはそのまま「エムティオーエス」と読む。オープンソースとは開発プロセスをオープン化し、企業秘密であるべきソースコードを公開することだ。無料のMTOSは、商用有料版のMTとコア部分はほぼ同等であり、MTOSはMT開発のためのプラットフォームとして位置づけされている。公開に踏み切ったシックスアパート社は今後MTの世界戦略に向けた展開になるだろう。

さて利用者側としてはどうなるか?
現段階でのMTOSのバージョンは4.12で、商用最新バージョン4.1よりも新しい。機能的にはカスタムフィールドがないくらいで、ほぼ商用版と同等に利用できる。中小企業者はこのMTOSを新たなWEB戦略として活用してはどうだろう。

MTOSを使えば、高度なCMS機能を持ったブログシステムが無料で手に入る。さらに高機能なリッチテキストエディタのFCKeditorを組み合わせれば、初めての企業用ホームページの作成も割とラクに可能になる。また、MT4iという携帯サイトを自動的に作成するプラグインを組み込めば、MTOSで作成した記事はそのまま3キャリアに対応した携帯サイトにもなる。QRコード画像を表示すれば立派なホームページになる。

MTOS+FCKeditor+MT4iというフリーソフトの組み合わせは、無料で高度なCMSがスタートできるということだ。MTならばそのままでもSEOに強いが、さらにSEO強化を考慮したテンプレート改造やモジュール追加もしやすい。MTのインストールはIT初心者にはかなり難易度が高いので自力での導入は困難かもしれない。しかし、支援体制さえ整えば、IT面で弱みが目立つ中小企業者でもCMSで戦略的なWEBマーケティングが可能になるのではないだろうか。そのような中小企業者への経営支援のカタチもあるのではないかと遠田は考えている。

コメント

  1. MTOSで行こう

    MTOSで行こう。

  2. MTOSで行こう!金沢のITコーディネータ勉強会ITC1Wの10月例会は10月8日(水)19:00から遠田がMTOSについて説明します

    ムーバブルタイプ(MT)に無料のオープンソース版(MTOS)がでたのは今年に入ってから。その後、CMSやブログを取り巻く環境が大きく変化している。ドモドモコーポレーションの遠田はMTOSで行こう!」で中小企業者のMTデビューを支援しています。ITコーディネータの勉強会ITC1Wの10月例会でMTOSについて説明と解説をさせていただきます。開催案内 日時:10月8日(水) 19:00から 場所:石川…