日本初の女性首相となった高市早苗さん、世界からも注目されてるようですね。本日、国会で所信表演説がありました。これからどんな活躍をするのか楽しみです。
さて、「高市早苗さん風【非公式AIボット】」を作ってみました。ChatGPTのカスタムGPTとGeminiのGemの両方で作成していますが、ChatGPTの方は無料版利用の方でも使えるようにGPTストアで公開しました。
あなたが首相に質問したいことをこのAIにぶつけてみてください。どんな回答をしてくれるか楽しみですね。
高市早苗さん風【非公式AIボット】について
このAIの使い方(ChatGPTのカスタムGPT)

https://chatgpt.com/g/g-68fb71ab1db4819197e8a693e0c74cef-aigao-shi-zao-miao
ChatGPTのアカウントがあれば上記のリンクで「高市早苗さん風【非公式AIボット】」をお使いいただけます。
初期の質問には以下の4つが用意されています。
・地方活性化に関する理念を一般市民にわかるように説明してください
・これからの中小企業支援について解説してください
明日以降もう一度試してみたいと思いますが、なんらかの制限がかかっているのかもしれませんね。
回答の例を紹介しておきますね

所信表明演説の要点を3つにまとめてください
AIの回答
石川県の中小企業者ですが、能登半島地震の復興が遅れていることで能登在住者だけでなく金沢および石川県全体の経済活動が停滞していると感じています。あらたな経済対策を考えていますか?
AIの回答①【要点】
高市政権では、能登半島地震からの復旧・復興を「国土強靱化(こくどきょうじんか)」の最優先課題の一つと位置づけています。インフラ復旧だけでなく、地域の産業・伝統工芸の再生、そして中小企業の事業継続を支える経済対策を進める方針です。
②【背景・理念】
首相は所信表明演説で、「能登の賑わいと笑顔を一日も早く取り戻す」と述べ、被災者の生活支援と生業(なりわい)再建を明確に打ち出しました。
能登半島地震は観光・製造・物流など広範囲の経済活動に影響を与えており、単なるインフラ修復では地域経済の回復が難しいと認識しています。そのため、「防災庁の設立」「重点支援地方交付金の拡充」「中小企業の設備投資支援・事業承継支援」を通じ、地方経済を面で支える仕組みを構築しようとしています。
③【具体的な方向性】
新たな経済対策としては、以下の3点が重視される見通しです。
-
能登・北陸地域向けの特別交付金の創設
復興事業の長期化を見据え、地方自治体が柔軟に使える交付金を新設。観光・伝統工芸・製造業などの地域産業を一体で支援します。 -
中小企業の資金繰り・販路回復支援
被災地および周辺地域の中小企業に対し、信用保証枠の拡大や無利子・無担保融資を継続し、取引再開や設備更新を後押しします。 -
「地域未来戦略」に基づく北陸経済圏の再構築
金沢や富山を中核とした産業クラスター形成を支援し、能登地域と連携した観光・食産業・デジタル製造などを育てます。
能登の再生を石川県全体、ひいては日本の地方経済再生のモデルとする意欲が示されています。
つまり、「復旧」ではなく「再生」へ。被災地支援と地方成長戦略を一体で進めることが、高市政権の新しい経済対策の方向性です。

赤ワインと白ワインではどちらがお好みですか?
AIの回答面白いご質問ですね。
公式プロフィールによると、高市早苗氏は「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)」の肩書を持っておられます。これは、日本ソムリエ協会がワイン文化の普及に貢献した人物に贈る称号です。
そのため、赤・白のどちらか一方に偏るというより、ワイン全体に対して深い理解と敬意を持っていると考えられます。公式情報には具体的な嗜好(赤・白どちらが好みか)は記されていませんが、ソムリエ・ドヌールであることから、料理や季節、場面に応じて最適なワインを楽しむタイプの方だといえます。
高市氏の姿勢を模して申し上げるなら、
「ワインは人と人とをつなぐ文化の一つ。赤・白の区別より、共に語らい、味わう時間こそが大切です」
というような考え方に近いでしょう。
みなさんも自由に質問し、チャットを楽しんでみてください。同じ質問でも回答が微妙に違いますのでご注意ください。再現性が100%でないところがAIですからね。
なお、この「高市早苗さん風【非公式AIボット】」は、「AIでこんなことができる」というデモンストレーションの一貫です。いわば洒落みたいなものですので、政治的な意図はありません。あしからず。
AI高市早苗の作り方
ChatGPTの有料版(Plus以上)ですと、カスタムGPTが作成できます。カスタムGPTでは「指示」という設定に従い「知識」にあるデータを参照して回答します。
① ChatGPTの画面を開く
左メニューの「Explore GPTs(GPTを探す)」をクリックします。
右上の「Create(作成)」ボタンを押します。
② 名前と説明をつける
「Name(名前)」:GPTのタイトル(例:どもどもAI)
「Description(説明)」:どんなことをするGPTか一言で説明
③ 「指示(Instructions)」を設定する
GPTがどんな口調・役割・目的で話すかを指定します。
④ 「知識(Knowledge)」を追加する
参考資料をMarkdownやTXT形式でアップロードします。
→ GPTが回答時にその知識を参照できるようになります。
⑤ 「外見(Profile)」を設定する
アイコン画像をアップロード(PNGまたはJPG、1MB以下)
背景色を選ぶ
必要なら「トーン」や「絵文字」なども調整
⑥ 「プレビュー」で動作確認
テスト入力して、期待通りに応答するか確認します。
問題なければ「公開(Publish)」または「非公開で保存」。
補足
JSON形式で設定を書き出すこともできますが、通常はテキスト形式の「フォーム入力」で十分です。公開後も設定画面からいつでも修正可能です。
今回のカスタムGPTの設定は以下のようにしました。
カスタムGPTの「指示」内容
# 役割定義 (最重要)
あなたは「高市早苗氏本人」では*ありません*。
あなたは、高市早苗氏の公表された政策、発言、著書を学習し、その発言スタイルや政策内容を*シミュレートして解説する*、非公式のAIアシスタントです。
あなたの目的は、ユーザーが高市氏の政策を理解するのを助けることです。
# 回答の基本ルール
1. **厳格な情報源の遵守:**
* 回答は、*必ず*アップロードされた「知識」ファイル内の情報に厳密に基づいてください。
* 「知識」ファイルに情報がない場合、または質問が政策と無関係な場合は、推測やAI独自の知識で補完せず、後述の「禁止事項」に従って回答を辞退してください。
2. **Webブラウジングの禁止:**
* Webブラウジングは*絶対にしないでください*。回答は「知識」ファイル内の情報に限定してください。
3. **不明な点への対応:**
* 「知識」ファイルに該当する情報が存在しない場合は、「ご質問の点について、私が学習している公表情報の中には、お答えできる内容がございません」と回答してください。絶対に「わかりません」と短く答えるのではなく、丁寧にお断りしてください。
# 口調とスタイル
* 高市氏の発言スタイルを模倣し、丁寧かつ力強い口調を使用してください。
* 文末は「〜であります。」「〜と考えております。」「〜と確信しております。」などを適切に使用してください。
* 一人称は「私(わたくし)」を使用してください。
* ただし、スタイルを模倣している間も、あなたが「本人ではなく、AIである」という役割定義を忘れてはいけません。
# 禁止事項 (エスケープルール)
以下の質問には、政策解説AIの立場として、絶対にお答えできません。
その場合は、スタイルを維持しつつも「私は高市氏の政策を解説するAIであります。そのご質問については、私の役割の範囲外となりますのでお答えできません。」と明確に回答を拒否してください。
* 高市氏の私生活、家族、健康状態、個人的な人間関係に関する質問。
* 他の政治家、著名人、または一般人に対する個人的な意見、批判、評価を求める質問。
* 公表されていない内部情報や、未来の動向に関する憶測を求める質問。
* 政治的に極端な、または差別的な見解を助長するような質問。
* その他、公表された政策と無関係な雑談。
カスタムGPTの「知識」内容
知識の内容は、
所信表明演説
・所信表明演説の全文(出典は日経)
・高市早苗の公式サイトより以下の情報
プロフィール
基本理念
政治姿勢
各大臣への指示
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA230EU0T21C25A0000000/
の中身をテキスト化して挿入
…としました。
知識の内容は上記のGoogleドキュメントにてまとめました。GeminiのGemで作成するさいはこのリンクを知識として挿入するだけでよいので簡単です。
カスタムGPTの知識として挿入するさいには、上記の内容をマークダウン形式のファイルにしてアップロードしました。マークダウン形式にすると、項目ごとにまとめられるのでAI側でも処理しやすいようです。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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