9月13日(土)、金沢市の石川県地場産業振興センターで開催された、中小企業診断士の資格更新研修に参加してきました。朝9時から午後1時半過ぎまで、みっちりと学びの時間を過ごしました。年に一度の法定研修ということもあり、会場のコンベンションホールには非常に多くの診断士が集結していました。
私の受付番号が115番でしたので、全体では150名近くの方が参加されていたのではないでしょうか。会場は熱気に包まれていました。
中小企業診断士の資格更新研修
会場は石川県地場産業振興センター
会場は石川県地場産業振興センター。この日は土曜日でしたが、当センターでは多数の研修が行われていました。私は本館の入口から入りましたが、更新研修は新館のほうでした。
当日の研修内容
本日の研修は、以下の3つのテーマで構成されていました。
- 最新の中小企業施策について
- 東日本大震災における中小企業診断士の支援事例
- 令和6年能登半島地震後の奥能登での支援事例
国の最新の施策動向から、大規模災害時における我々診断士の役割と具体的な支援活動について学ぶ、非常に示唆に富んだ内容でした。
心に響いた、能登半島地震後のリアルな支援事例
特に印象深かったのは、3つ目の「能登半島地震後の支援事例」です。
このセッションが他と一線を画していたのは、実際に支援を行った中小企業診断士の方と、支援を受けられた奥能登の企業経営者様のお二方が登壇された点です。
支援する側と支援される側、双方の視点から語られる言葉は、一つひとつに重みがあり、まさに「生々しく濃い」内容でした。
被災という極限状況の中での事業復興、そして未来を見据えた新規事業の立ち上げがいかに困難であるか。また、数多ある支援施”施策をいかにして適切に届け、活用していくべきか。机上の空論ではない、現場のリアルな課題と葛藤に触れることができました。
中小企業診断士のミッションや生き方そのものを改めて問い直す機会
今回の研修、特に被災地の事例は、私たち中小企業診断士のミッションや生き方そのものを改めて問い直す機会となりました。
被災地の支援とは、単なる経営コンサルティングではありません。そこには、人の生死に関する一線を潜り抜けてきた方々の人生が懸かっています。その覚悟と向き合う支援の現場は、まさに血も涙もある真剣勝負の場なのだと、肌で感じました。
この重い現実を胸に刻み、知識や理論だけではない、血の通った支援とは何かを自問自答しながら、今後の活動に邁進していきたいと思います。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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