無人直売所の「ちょっこし村」は道端にひょっこり現れてました、店舗内は意外に充実していて面白い

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natauchimujinhanbaijyo_shop.jpg「ちょっこし村」という農産物の無人店舗(直売所)がありました。
場所は、以前なたうち地区の棚田を視察に来たことがありますがそのあたりで、七尾市の藤瀬の霊水に向かう直前の道路の左側です。いつのまにできたんだろうと思い調べたら昨年の春頃でした。なのでちょうど一年ほど前からオープンしていたんですね。
この無人店舗は、この近くにある農業法人が中心となって地域の農家さんたちが連携して運営しているようです。農産物が少ない3月でも店舗内にはいろんな商品が並んでいました。野菜だけでなく、鉢花や麹や味噌などの加工品もあるし、手工芸品の布製品などもあるバラエティショップです。

「ちょっこし村」という農産物の無人店舗(直売所)

無人直売所 なたうち「ちょっこし村」

ちょっこし村という名前がなんともユーモラスですね。

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店頭には大きく「無人直売所」という看板が掲げられています。

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店舗に入るとやはり人はいませんでした。しかし、店内はきれいに整っているので、ちゃんと人が手入れしている感じが伝わってきます。

無人店舗なのに人の気配を感じます

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春菊100円、寄植え300円、とても良心的な価格です。

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右手には小さな冷蔵ショーケースがあり、味噌、うめぼし、粕漬け、などが入っています。

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店舗内左手のほうには手作り布製品のコーナーや、運営している農業法人さんの案内地図も表示されています。

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この無人販売所のすぐ近くに農業法人の事務所があります

なたうち米というお米も販売しているようですが、この無人店舗には置いてなくて、ここから車で3分の事務所で受け取ることになるようです。この無人販売所から電話して注文するというスタイルみたいですね。

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なんと、手作り布製品のスマホケースがありました。首掛け式のやつです。これ300円ならいいですね。ひとつ購入しました。

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代金の支払いは信頼の現金投入システムです。日本人の性善説に基づいたこんなしくみはいいですね。私は好きです。この無防備さには応援したくなりますね。おつりがでないので小銭を持ってきたほうがいいですね。

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コカ・コーラの自販機はおつり対応のためでもあります

無人店舗の左側に飲み物(コカ・コーラ)の自販機があります。1000円札も使えるようなので、小銭にくずしたいときはこの自販機で飲み物を買って、おつりを使うという作戦もありですね。

なかなか楽しそうな無人販売所でした。今度は農産物がもっとたくさんある時期に来てみたいです。

農事組合法人なたうちが運営

店舗内のお米の販売元として看板に掲載されていたのは、七尾市中島町なたうち地区にある「農事組合法人なたうち」でしたが、この無人店舗の設置は「美土里ネットなたうち」という組織のようです。お問い合わせは上記の看板に掲載してあった連絡先にどうぞ。

営業時間:午前9時〜午後5時ごろ、月曜定休
農事組合法人なたうち 0767-66-0867