ZOOMで国際電話の高額な通信料が請求されないように有料電話の設定を見直しましょう

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zoomyuuryoudenwa200.jpgZOOMを有料契約していて、突然高額の請求がきて驚いたという案件がSNSで拡散されていました。どうも、知らないうちに国際電話料金が課金されていたようです。これは、有料通話の設定が初期設定のままだと起こりうることなので要注意です。
もともとZOOMはアメリカ発祥で、世界中の人々とビデオ会議ができるシステムなので、初期設定ではアメリカ基準になっています。日本に適した設定に変更しておきましょう。

ZOOMの設定を見直しましょう

コンピュータ音声のみにする

まず、「設定→ミーティング」で、「コンピュータ音声」のみにすることです。
ZOOMの初期設定は「電話とコンピュータ音声」になっていますが、日本国内でしか使わないなら、電話を使うことはありません。もしも電話を選択し、国際電話料金が課金されてしまてはたいへんですので、必ず「コンピュータ音声」に変更しておきましょう。

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次に「設定→電話」で、「招待状メールにある国際番号リンクを表示する」を「オフ」にします。ZOOMの初期設定はここが「オン」になっています。
これで、参加するゲストの方が間違って、メール招待状のZoom国際通話用ダイヤルイン番号のリンクをクリックしてしまうことを防ぐことができます。

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そして、「地域を日本に設定」しておきます。初期設定が米国(アメリカ)になっていますので、ここも変更しておきましょう。

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グローバルダイアルインの国/地域

編集アイコンをクリックして、参加者が頻繁にミーティングでダイヤルする必要がある国/地域を選択します。これらの場所のダイヤルイン電話番号は、電子メールの招待状に表示され、その場所からダイヤルインする参加者が使用できます。

日本

国際電話の利用ができない設定になっているかどうかの確認方法

ここまで設定すれば不用意に国際電話の高額料金が課金されることはありません。では、ちゃんと設定がうまくいっているかどうかを確認してみましょう。

確認方法は、招待状コピーに電話番号の記述がないことです。

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上記の画面には電話番号の記載がありませんね。この状態なら電話で参加することができないので電話料金の課金が発生することはありません。

もしも電話での参加を認めたいなら

もしも電話でも参加したいという方の対応のために、電話での参加を許可するのなら、ZOOMのヘルプに設定方法が紹介されていますので、参考にどうぞ。

https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362663-電話で参加

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上記のような表示は、電話料金の課金がされる可能性がありますのでご注意を。