さくらインターネットのコンテンツブーストでサイト表示速度は少し改善しました

この記事は約3分で読めます。

contentsitespeedoverview200.jpg当サイトの表示速度が遅いという問題をGoogleから指摘されていました。6月10日にその対策のひとつとして、さくらインターネットのコンテンツブーストを利用開始しました。10日ほど経過したのでその効果がどれくらいあったのかどうかを検証してみました。
結論から言うと少しは改善されたようです。
平均読み込み時間が7.47秒から6.44秒になったので、評価指標とすれば-13.73%ということになります。劇的に早くなったという数値はでていないのですが、特定のページに関しては劇的に早くなっていました。

▼アナリティクスのページ読み込み速度
contentsitespeedoverview001.jpg

コンテンツブーストを開始したあとの1週間と、それ以前の1週間を同じ曜日で比較しました。

▼ブラウザごとの平均読み込み時間
contentsitespeedoverview002.jpg

上記のブラウザ別では、もっとも利用者が多いChromeでどれくらい速度改善されているかがポイントになります。7.80秒が6.67秒に短縮されています。

アナリティクスのメニューから、「行動」→「サイトの速度」→「ページ速度」でさらに詳しくみてみました。

この期間全体での速度比較です。

期間 ページビュー数 平均ドキュメント インタラクティブ時間(秒) 平均ドキュメント コンテンツ読み込み時間(秒) 平均読み込み時間(秒)
2020/06/12 – 2020/06/18 5,005 2.72 2.73 6.44
2020/05/22 – 2020/05/28 4,836 2.78 2.78 7.47

さらに、この期間でもっともアクセスが多かったページだけでも比較してみました。

期間 ページビュー数 平均ドキュメント インタラクティブ時間(秒) 平均ドキュメント コンテンツ読み込み時間(秒) 平均読み込み時間(秒)
2020/06/12 – 2020/06/18 525 2.61 2.61 5.28
2020/05/22 – 2020/05/28 504 2.79 2.79 6.81

すべての指標がよくなっていることがわかります。

▼サーチコンソールの改善が必要なページ
contentsitespeedoverview003.jpg

サーチコンソールで改善が必要なページも少し減りました。しかし、4月ころの状況と比較すると改善されたとは言い難い数値ですね。

PageSpeed Insightsでの測定

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
での速度チェック

pagespeedinsightsdm2pc.jpg

PageSpeed Insights は、ウェブページのコンテンツを解析し、ページの読み込み時間を短くするための方法を提案してくれるGoogleのWEBサービスです。
速度スコアは、Lighthouse で分析されたラボデータに基づくもの

もう少し様子を見てみることにします。