さくらインターネットのバックアップステージングは毎週1回自動的にバックアップをするように設定可能、通知はSlackを利用する

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slackstart200.jpgさくらインターネットのバックアップステージングを毎週1回自動で行う設定にした。設定は、毎週月曜日の0時から5時の間にサーバのバックアップをとり、その情報共有(告知)を「Slack」という無料のグループウェアに書き込むという方法にした。
バックアップステージング→Snapup→Slackという流れになる。この設定はさくらインターネットのサーバ管理画面から可能である。

まずは、バックアップステージングのスケジュール設定を行う。

バックアップステージについては昨日の記事で紹介しているので、内容を確認したい方は「WordPressやMovableTypeでサーバ設定を大きく変更する前に、さくらインターネットのバックアップ&ステージング設定をしておくと便利」をご覧ください。

さくらインターネットの管理画面から、 バックアップステージングの画面を開き、下部にある「Snapupで開く」をクリックする。
バックアップ&ステージング

Snapupの画面で「SCHEDULE(スケジュール)」を開き、設定する。

snapschedulesetting.jpg
スケジュール設定は、「毎週」「月曜日」「0~5時」にした。バックアップ履歴は8個まで保存でき、9回目以上になると古いバックアップを上書きすることになる。
snapupschedulesetting.jpg

バックアップのスケジュールが設定できると、「バックアップ作成スケジュール」という欄が表示される。

次に、 Slackというグループウェアで情報共有する。

addtoslack.jpg

上記の「Add to Slack」をクリックすると、「Slack」というグループウェアの設定画面になる。

Slackの使い方や設定方法はこちら
https://get.slack.help/hc/ja/categories/200111606

Slackの設定が終わったら、SnapupからNOTIFICATION通知(Slackなど)の画面を開き、設定したSlackのURLをコピペで貼り付けて「続行する」をクリックする。

slackurl.jpg

Slackで設定した自分のグループウェアは「ワークスペース」という名称が使われており、
https://w15**********-**********49.slack.com/
というようなURLになる。

slackurlsakura.jpg

投稿先にはあらかじめ作成しておいた「#さくらインターネット」を選択し「許可する」をクリックする。

これでSlackの設定は完了。画面を見るとされた内容が投稿されている。

slacksnapup.jpg

実際にバックアップが自動実行され、Slackに通知がくると、自分あてにメールが届くので、いちいちこの画面を開く必要はない。

バックアップ頻度を毎日に変更した

その後、バックアップ頻度を「週1回」から「毎日」に変更した。これで毎日0時から5時の間にバックアップを取得する。

mainichibackupweb.jpg

ちなみに、エックスサーバは自動的に毎日サーバのデータをバックアップする仕様になっている。さくらインターネットでも、このようなややこしいことをユーザー任せにするのではなく、自動的に実装してほしいものだ。