WEBサイトの巡回記録をするソフトには「ウエブオート」という優れたシェアウェアソフトがあった。NIFP(ニフピ)とWEBAUTO(ウエブオート)は最強の組合せだった。niftyの電子会議室の最新記事をWEBAUTOで自動巡回し、その後はNIFPで閲覧とコメントを書く作業を行なっていた。DOS時代からウィンドウズ初期の時代(平成10年ころ)まで愛用していた記憶がある。このころの通信はモデムと電話回線を使っていたため、接続料金と電話料金がかかっていた。たしか1分あたり10円くらいかかるのでできるだけ接続時間を短く閲覧したり投稿したりする必要があった。今のような常時接続が当たり前になってしまうと笑い話のような昔話である。
巡回ソフトを探す
ウエブオートの画面
ウエブオートは巡回ソフトとして優秀だったので、NIFTYの会議室巡回以外でも使用していた。要チェックのWEBサイトを巡回記録して通信を切断、通信料金がかからない状況でゆっくりと閲覧するという作業にぴったりだった。NIFPもWEBAUTOもヤナソフト「http://yanasoft.jp/」のシェアウェアソフトだ。今でもWEBAUTOはサポートをしてくれている。今でも健在なソフトウェアなのである。
しかし、ベクターを見てもWEB巡回記録するソフトはあまり無い。常時接続の時代なのでこのような巡回記録のニーズはほとんど少数派になってしまったのだろう。
かといって、WEBサイトの巡回記録のニーズがまったく無くなったわけではない。WEBサイトの記録を残す必要がある場合はこのような巡回ソフトが必要なのだ。
JIMDOのブログ記事を残す方法として巡回ソフトを活用する
JIMDOは便利なWEBサービスである。ブラウザだけで簡単にページが作られるし、内部ブログもあるので記事数増加もたやすい。とくにWEB制作の経験がなかったり、CMS利用が初めてだったりする人にはおすすめである。
このJIMDOに弱点があるとすれば記事を保存できないことである。CMSとして利用度の高いMovableTypeやWordPressなら書いた記事をエクスポートすることでテキストのデータベースとして保存ができる。またこれらのCMSにはバックアップ機能もあるので写真もまとめて記録ができるので、もしものときにもバックアップがあると安心である。
JIMDOには記事をバックアップするしくみがないので、追加機能として期待しているところだが、まだその機能の実装はない。もし、バックアップ機能がずっとつかないとしたら、書きためた記事をきちんとバックアップする方法がないのである。また、JIMDOでなくてもバックアップ機能のついたCMS以外ではWEBサイトのデータをきちんとPCにバックアップできていない例も多い。このようなWEBサイトのデータバックアップのニーズは底堅くあるのではないだろうか。
WEB巡回ソフトを使ってみる
そこで、以下のWEB巡回ソフトを使ってうまく保存ができるかどうかを試してみることにした。
ベクターのWEB自動巡回というカテゴリからいくつかをピックアップしてみた。
GetHTMLW 8.3.0 フリーソフトCOOL!
ホームページをまるごと Get して、オフラインで閲覧 GUI版 (12.09.05公開 441K) 4.5
PageDown 1.92 フリーソフト 《レビュー》
インターネット上のホームページなどをまとめてダウンロードするオートパイロット (00.03.07公開 570K)
WebAuto シェアウェア 《レビュー》
指定したURLを自動的に巡回して、ホームページの内容を保存するWWWオートパイロット (01.11.16公開 )
巡集 1.7.2 フリーソフト
指定されたウェブサイトをオフラインで閲覧できるように保存 (09.09.25公開 124K)
目的に合致するのはこの4つくらいだった。(現状の人気順に表示)
これからテストを始めることにする。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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