OCNモバイルoneの旧データ通信SIMはレッツノートのSIMとして使うことにしました

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OCNモバイルone通信速度OCNモバイルoneのデータ通信SIMをサブマシンのiPhoneSEに挿していましたがPIN入力をたびたび求められて不便でした。そこで、昨年取得したpovoの物理SIMと入れ替えて使うことにしました。iPhoneの設定はスムーズでした。
ということで、外したOCNモバイルoneのデータ通信SIMは、だめもとでレッツノートのSIMに挿してみました。設定には一苦労しましたが無事に使うことができました。

OCNモバイルoneのデータ通信SIM

APN設定

OCNモバイルoneのAPN設定の情報は以下のとおりでした。

APN: lte-d.ocn.ne.jp (”lte-d”は”エル・ティー・イー・ハイフン・ディー”と読む)
ユーザー名: mobileid@ocn
パスワード: mobile
サインイン情報の種類: CHAP(接続できない場合はPAPを試す)
IPの種類: 既定

この情報はネットから調べましたが、手元にあった入手当時の書類にも同様の記載がありました。

OCNモバイルone設定

ウインドウズPCでのAPN設定は少しやっかいです

Windows 10/11の場合のAPN設定は以下のとおりです。

    1. 「設定」を開く
      スタートメニューから「設定」を選択します。
    2. 「ネットワークとインターネット」にアクセス
      設定メニュー内で「ネットワークとインターネット」を選択します。
    3. 「モバイルネットワーク」を選択
      左側のメニューから「モバイルネットワーク」を選択します。
    4. APNの設定を開く
      「APNの追加」または「APNの編集」を選択します。
    5. OCNモバイルONEのAPN情報を入力
      APN: lte-d.ocn.ne.jp (”lte-d”は”エル・ティー・イー・ハイフン・ディー”と読む)
      ユーザー名: mobileid@ocn
      パスワード: mobile
      サインイン情報の種類: CHAP(接続できない場合はPAPを試す)
      IPの種類: 既定
    6. 設定を保存
      入力した情報を確認しAPN情報を保存します。

この手順で実施してもすぐにはつながりませんでした。つまり設定が正しく保存されてもSIMを認識してくれません。いったんパソコンを再起動するとSIMを認識してくれて接続が確認できました。

ここで、設定情報があっているのかどうか不安になり、何度も入力しなおしその都度SIMを抜き差ししたり、再起動したりして接続確認をするのに時間がかかりました。

結論からいうと、上記のAPN設定をして保存したら、PCを再起動するのがよいです。たぶんその方法ならすぐにつながると思います。

さっそくスピードテストをしました

OCNモバイルoneのデータ通信SIMを使って接続テストをしてみました。

OCNモバイルone通信速度

下り 17.3Mbps
上り 7.52Mbps

外出時の利用が中心なのでこの程度の数値ならそこそこ使えますね。

PINコードについて

OCNモバイルoneのPINコードは 0000

なお、このSIMは当たりが悪いのか、SIMロックが頻繁に掛かります。スマホとの相性ではなかったのかもしれません。ま、PCで通信SIMを使うのはもしもの手段なので、使いたいときにSIMロックを解除すればいいのでそうやって使うことにします。

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ロックを解除するためのPINコードは、OCNモバイルoneなら 0000 が初期値です。この「0000」を入力してロック解除をすると通信が使えるようになります。

日本国内では主要な通信事業者ごとにPINコードが違います

日本の主要な通信事業者によるSIMロック時のPINコードの初期設定値は以下の通りです。

NTTドコモ:PINコードの初期値は「0000」です​​​​​​。
KDDI(au):PINコードの初期値は「1234」です​​​​​​。
ソフトバンク:PINコードの初期値は「9999」です​​​​​​。
楽天モバイル:PINコードの初期値は「0000」です​​​​​​​​。

格安SIMに関しては、使用している回線によって初期値が異なります。一般的な格安SIMの初期値は以下の通りです:

ドコモ系(Dタイプ):「0000」
au系(Aタイプ):「1234」
ソフトバンク系:「9999」​​​​​​

これらの情報は、通信事業者やSIMカードの種類によって変更される可能性があります。

また、PINコードの初期設定値はユーザーによって変更することが可能です。PINコードを忘れた場合やロックがかかった場合は、事業者のサポートに問い合わせることをお勧めします。