動機⇒行為⇒結果の3フェーズ、結果に注目する帰結主義より動機で決める非帰結主義

この記事は約1分で読めます。

kihanrinrigakuサマースクールでは経営学を学んでいる。経営学といっても内容は戦略のハナシとはずいぶんと違う。ビジネスエシックス(経営倫理)といったほうが的を得ている。
昨日まで学んだことでは、帰結主義と非帰結主義の比較が興味深い。欧米型企業の大多数の意思決定論は帰結主義であろう。予想される結果に着目し意思決定していくのが帰結主義。「それは結果としていくら儲かるのか?それとも損をするのか?」で判断していくことだ。しかしこの判断だけを重視すると、不祥事が起きたりする可能性も高くなるのではないか…。
もっと「非帰結主義」的な意思決定論も検討すべきであろう。

帰結主義と非帰結主義

hiketud82741449bd958da55666d9f5f5b18ce.jpg

帰結主義とは、行為を道徳的に判断する際に、その行為から生じる帰結を考慮に入れる立場を指す。 功利主義は、帰結主義のひとつの立場である。 俗に結果主義と呼ばれることもある。

非帰結主義とは、義務論規範やルールを守ることを義務とし、結果としていかなる帰結が生じようとも、必ず義務を守るべきだとする考え方。 帰結を考慮しない「非帰結主義」と呼ばれる発想を持つことが義務論の最大の特徴である。 功利主義と共に、倫理学における主要な倫理理論の一つである。

asiatodotiranimukuka.jpg

動機というのは、やはり根源的な人の思い。とても重要である。

ethicsbiz2005.jpg

講義のメモより

コメント

  1. kaits より:

    すげぇ、勉強していらっしゃるんですねぇ。ますます差がつくような気がするなぁ。といっても、自分は何も行動を起こしていないことにこれまた違和感を感じるという、おかしな矛盾です。

  2. 遠田幹雄 より:

    どもども、kaitsさん。書籍を出版するほどの方が謙虚なことをおっしゃるぢゃありませんか。(^^; 書くことがイチバンの学習ですよ。