生涯学習

モチベーション/マインド/哲学

パスカルの『パンセ』、西田幾多郎記念哲学館で山上先生のセミナーを二日続けて聴講しました

西田幾多郎哲学講座、2024年度3回めの講義が7月6日(土)午後にありました。今回の講座は今日と明日の2回セットの内容になっており、テーマはパスカルの「パンセ」です。講師は⼤阪⼤学教授の⼭上浩嗣(やまじょうひろつぐ)先生でした。 山上と書いて「やまじょう」と読むのは大阪南部独特だとご自身で説明されていましたが、関西弁らしさがなく東京の人かと感じられるくらい標準語で講義をされたので印象的です。
モチベーション/マインド/哲学

福江充先生による「立山信仰と立山曼荼羅」という哲学講座を西田哲学館で聴講しました

西田哲学館では年間10回の有料哲学講座を実施しています。1回ごとの受講料金は500円ですが、年間2000円のパスポート的なコースもあります。 私は2024年の哲学講座を年間2000円でフル受講するつもりで申し込みしました。すでに1回スキップしているのでフル参加はできなくなりましたが、本日は本年度2回めの哲学講座に参加しました。
モチベーション/マインド/哲学

田中久文先生による「時代から西田哲学を読み直す-システム・技術・終末論」講演会を西田哲学館で聴講しました

時代から西田哲学を読み直す-システム・技術・終末論という哲学の講演会を聴講しました。会場はかほく市の西田哲学館で、聴講費用は無料でした。 梅雨入り前の蒸し蒸しとした夏日に涼しいホールで哲学を学ぶというのもなかなか贅沢です。おありがとうございます。
金融と経済

急激に進む円安ドル高、1ドル160円を超えたところで大きな動きがあり日銀の為替介入があったかもしれません

本日(2024年4月29日)10時ころ、1ドル160円を超える円安になりました。日本では祝日だったこともありますが、世界は月曜日という単なる平日です。大きな変動があった時間帯からしてシンガポールか香港か、アジア市場での大きな取引があったのでしょうね。 急激に進んでいる円安に日銀が為替介入したのではないかとも言われています。その後の為替相場は156円/ドルの水準で推移しています。
金融と経済

ピケティの法則「r>g」を事業経営者の視点で考えてみるとS&P500より収益を挙げられるかどうか

「21世紀の資本」という本で有名になった「ピケティの法則」。ピケティの法則は「r>g」という公式で表されます。この式が表しているのは r: 資本の収益率(株式など金融資産や不動産その他の資産からの収益) g: 経済成長率(国の経済全体の成長を表す、GDPのこと) という2つの指標が不等号で表されていることです。 つまり、株式などの金融資産の収益率のほうが、国全体の経済成長率よりも大きいという分析で...
モチベーション/マインド/哲学

人にかけるとよいもの4つは「時間、よい言葉、期待、負荷」です、なるほどですよね

人にかけるとよいもの4つは ・時間 ・よい言葉 ・期待 ・負荷 だそうです。出典はたしかではありませんが、大谷翔平を育てた花巻東高校の佐々木洋監督が言ったということでした。
モチベーション/マインド/哲学

GRITとはやり抜くチカラのことです、環境変化の激しい現代にこそ重要になっています

GRIT(グリット)は、ペンシルバニア大学教授の心理学者であるアンジェラ・リー・ダックワースさんの提唱によって世に広まりました。アンジェラさんは、社会的な成功は、才能や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが重要であると、GRIT論を提唱しました。才能より努力のほうが成果につながるという公式も発表しています。 このGRITは、「やりぬく力」とか「粘り強い力」などいうように日本語で訳されています。GRI...
金融と経済

株価が日米とも史上最高値を更新、経済も大きな転換点になるのでしょうか

株価が日米とも史上最高値を更新!金融や経済の部門ではビッグニュースです。 日本では2月22日の東証日経平均終値が39098.68円となり、34年ぶりに最高値を更新しました。34年前というと1989年(平成元年)のバブル期です。失われた30年とも言われている日本経済はこれからどうなるのでしょうか。
モチベーション/マインド/哲学

金沢の観光スポットで外国人からの人気が高いのは鈴木大拙館です、金沢21世紀美術館の近くにあります

鈴木大拙館は金沢の隠れた人気観光スポットです。 鈴木大拙という人物は、明治3年(1870年)に石川県金沢市に生まれた日本の仏教学者文学博士として紹介されていますが、哲学者であるともいわれています。鈴木大拙は若い頃に渡米しハーバード大学で仏教学を研究、コロンビア大学でも学びました。その後、海外での多数の講義を行い、コロンビア大学の哲学科で客員教授となり教鞭をとっていたこともあります。そのため、欧米か...
リスキリング(Re-skilling)

物魂電才(ぶっこんでんさい)とは「ものづくりの魂でDXすること」であり、これからの日本に求められる考え方(安宅和人)

物魂電才(ぶっこんでんさい)という言葉を初めて聞いたときはそれって何「????」と、頭の中に「はてな」が並びました。しかし、この言葉には含蓄があります。よくよく意味を考えてみるととても深い洞察と意義が感じられました。 物魂電才を提唱しているのは、シンニホン著者の安宅和人さんです。物魂電才とは「ものづくりの魂でDXすること」であり、これからの日本に求められる考え方だということです。
気になる本・書籍、電子書籍

オーディブル(audible)は聴く読書、Amazonの無料視聴期間なので使っていますが聞き流す感覚でちょうどいいかもしれません

先月のAmazonキャンペーンで聴く読書ができる「オーディブル(audible)が無料試用3ヶ月できるということで利用開始しています。とにかく9月末までは使ってみようと思い始めてみましたがなかなかよいですね。 月額1500円なら続けてもいいかな、と、Amazonの戦略にはまりそうな今日このごろの私です(笑)
金融と経済

街角の年金相談センター金沢で相談をしてきました

金沢市鳴和にある「街角の年金相談センター」というところで「ねんきん」の相談をしてきました。正式に年金の給付が始まるのは65歳からなので、その年齢までに、私はまだ1年以上あります。しかし、そろそろいろんなことの準備も必要です。 今回は、主に「65歳からの年金の給付額はいくらくらいになるか」ということの概算を聞いてきました。また、年金の給付を停止する「繰り下げ」をした場合には将来給付される年金が増額さ...
クレジット決済/キャッシュレス決済

「ことら送金」は携帯番号さえわかれば手数料無料で送金できる銀行系サービス

ITBLの11月例会は、リアル会場(東京大田区の会議室)とオンラインのハイブリッド開催でした。ITBLはIT系に関心が高い中小企業診断士が集う研究会で、毎月開催される例会では「ITクイズ」が出題されるのが楽しみです。今回は二人から2問づつ出題されました。 まず最初の一人からは「ライブコマース」「SHEIN」という出題。 次の方は「インボイス制度」「ことら送金」という出題でした。 回答者は「初耳」「...
リスキリング(Re-skilling)

リスキリング「Re-skilling」は、DX時代に必要な学び直しと人材育成ですね

リスキリングとは、リ・スキリングです。リスク(危険)の管理ではありません(笑) リスキリングは英語だと「Re-skilling」なので、和訳すると「学び直し」とか「再教育」的な意味になります。 実は世界的に「Re-skilling」が注目されています。きっかけは2020年のダボス会議で「リスキリング革命(Reskilling Revolution)」が提唱されたからです。第4次産業革命に伴う技術の...
気になる本・書籍、電子書籍

価格上昇時代のマーケティングという書籍が話題になっています

「価格上昇時代のマーケティング」という小阪裕司さん著作の書籍がベストセラーになっているようです。 私は発売前に予約して、発刊とほぼ同時くらいにAmazonのKindleで読みました。 迫り来るインフレの中、価格戦略こそが企業の命運を握る! 顧客離脱を起こさず、むしろ売上を増やす「正しい値上げ」の方法とは? という、なかなか刺激的なキャプションがついているのがPHP出版らしいですね。 さて、この書籍...
金融と経済

PayPay銀行ではドルの定期預金金利が1.75%になってましたが、もっと高い銀行もありびっくりしました

アメリカではインフレ抑制のためにFRB(中央銀行)が金利上昇策を打っています。現在、アメリカの10年国債の金利は約2.8%にまで上がっています。日本は実質的に0金利ですから、かなりの差がついていましね。この日米金利差が急激な円安の要因にもなっています。 さて、アメリカの長期金利が上昇しているということですので、我々市民も外貨預金をするさいの金利も上昇が期待できます。 調べてみると、PayPay銀行...
モチベーション/マインド/哲学

計画的偶発性理論(ハプンスタンス・セオリー)とセレンディピティは「偶然」に幸福をつかむための理論と能力

計画的偶発性理論(ハプンスタンス・セオリー)には「偶然を計画する」という矛盾ぽい言葉のなかに大きな魅力を感じました。そうなんです。個人のキャリアの8割は偶然から起こるので、偶然を計画的に起きるようにすることが重要であるという不思議な考え方なんですね。スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論で、大きな環境変化が起きている現在、とっても注目されている理論です。 この「偶然...
気になる本・書籍、電子書籍

WEB1.0も2.0も3.0も40年前に始まった「第三の波」という大きな産業の構造変化の通過点かもしれません

「第三の波」という書籍は私の人生を大きく変えた1冊です。アルビン・トフラーの著書で日本語版の発売は1982年。ちょうど40年前です。私の手元にある書籍はもうぼろぼろで、ところどころ付箋が貼ってあって、本文にも何箇所かマーカーがつけられていました。私がこれを読んだのは1990年代で中小企業診断士の受験時代のころだったので、懐かしい思いもよみがえります。 この本をひっぱりだしてきて改めて開いてみたのに...
金融と経済

急激な円安の原因は「円の価値が世界的に低下」、長期保有資産は外国為替や株式や金などにシフトすることも考えましょう

今日も円安が進みましたね。一時、1ドル=128円台になり約20年ぶりの円安水準にまで低下しました。世界的なインフレ懸念もあり、アメリカは金利水準を上げる方向で動いています。しかし、日本は長期的に低利のまま誘導しようとしており、日米の金利格差が大きくなることが確実です。そのため、金利が高くなるドルに資金が流れていくため日本の円は安くなっています。 表面的にはそのような理由ですが、根本的な原因は「円の...
金融と経済

学校ではお金の授業が始まっています、社会人もあらためて学び直す必要を感じました

義務教育でお金の授業が始まったのは昨年からです。今年度からは高校生向けのお金の授業も本格的に始まります。金融庁のホームページには、金融学習に関しての説明ページと動画の紹介がありますが、この内容がすばらしい。思わず見入ってしまいました。完成度が高いです。 学校でお金の授業を受けてこなかった我々社会人も見ておくとよいと思えるとてもいい内容です。 自分の給料から社会保障や税金が引かれて手取りはこれくらい...
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