農菓プロジェクトが始動、農家と和菓子職人のコラボレーションで新たな商品開発のストーリーが始まった

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農菓プロジェクト始動!農菓プロジェクト始動!「農菓プロジェクト」とは、石川県の農家と菓子職人たちが一体となって立ち上がったコラボで、地元の農産物を使っておいしい菓子を作ろうという試みである。単なる商品開発ではなく、新たな伝説となるくらいの取り組みを考えている。新しい菓子文化を創るという、いわば「歴史に残る」ことをしたいというくらいの勢いだ。数回の意見交換を経て農菓プロジェクト(以下、農菓PJ)は準備会メンバーが10名を超える規模になった。
今回は農業法人協会会長河二敏雄さんの有限会社かわにの社屋内で打ち合わせの場を持った。農家と和菓子職人と支援機関やメディアも集まり、この日(12/8)は14名が参加した。

農菓PJはガチンコ勝負!

ほこ×たて対決、居酒屋甲子園、コマ大戦など、各業界でも本気の真剣勝負が行われている。やらせでなく、ガチンコ勝負だ。真剣な取り組みでないと消費者から注目されない。

農菓PJでは、「本気の商品開発」に取り組む。そのためには「ガチンコ勝負をしよう」という方向で意見がかわされている。農家と和菓子職人がペアになって、農作物を使った商品開発を行ない、その開発商品は実際に消費者や関係者からの投票で順位付けしようということである。いわゆるオープンコンテスト。商品のよしあしが白日のもとに晒されるというリスクがある一方で、一等賞を捕るための取り組みが真剣にならざるを得ない。

農菓PJでも本気で取り組み、その過程(プロセス)を公開していくつもりである。農家と和菓子職人のペアリングやその公募方法、およびコンテストの概要などはこれから詰めていく。2015年3月には北陸新幹線が開業し、NHKでは能登半島で洋菓子職人がテーマになった朝ドラ「まれ」がスタートする。この来春のタイミングでスタートできるよう準備を進めていきたい。

農菓プロジェクト始動!

参加者は14名

本日の農菓PJ準備会への参加者は14名

農業者
河二さん 五郎島金時、すいか
宮野さん お米、れんこん、にんにく、くわい
岡元さん お米、かぐらもち、加賀丸いも
舘さん お米、かぐらもち、こしひかり、ミルキークイーン

和菓子職人
宮向(みやむこ)さん 小松市
谷口さん 宝達志水町
神保さん かほく市
深沢さん 小松市の製餡
高田さん 能美市日本堂 くろすけまんじゅう
中村しげのぶさん 能美市中村屋 うずまき、どら焼きの皮をくるりん

支援機関及びメディア
梶川さん 石川県中小企業団体中央会
清水さん いしかわ総合農業支援機構
山本さん 金沢倶楽部

ちなみに、ご縁があって遠田はこの取り組みの支援をさせていただくことになった。歴史の立会者になれるよう真剣に取り組むつもりである。

なお、農菓PJの取り組みを広報していくために「http://noukapj.isikawaken.com/」を作成した。今後、徐々に紹介していきたい。

コメント

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