自動車税の納付も、ネットバンキングでDX(デジタルトランスフォーメーション)へ。
これまで紙の納付書を持って金融機関やコンビニに出向いていた手間が、eL-QR(地方税統一QRコード)の活用で一新されました。法人でもスマートフォンやパソコンから、いつでもどこでもスムーズに納税手続きが完了。業務の効率化と納税の正確性を両立する、新しい納税スタイルが始まっています。
✅ eL-QRを活用した法人の軽自動車税納付方法【ネットバンキング編】
🔹 納付事例
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税目:軽自動車税(種別割)
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納付先:石川県かほく市
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年度:令和7年度(2025年度)
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納期限:令和7年6月2日
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納付額:10,800円
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納付日:令和7年5月12日
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納付方法:インターネットバンキング(eL-QR経由)
📝 納付手順(ネットバンク利用)
納付書の確認
法人宛に届いた軽自動車税の納付書に「eL-QR(地方税統一QRコード)」があるか確認します。
QRコードを読み取る/eL番号を入力
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スマホ → eL-QRコードをカメラで読み取り(スマホのほうが便利です)
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PC → 納付書に記載の「eL番号」を手入力
支払方法の選択
「インターネットバンキング(ネットバンク)」を選びます。
対応している法人向けネットバンクから支払い操作を行います。
スマホで操作する場合は、ネットバンクにブラウザでログインする必要があります。逆にネットバンクのアプリは使いません。当社は、GMOのあおぞらネット銀行を選択して、スマホだけで操作できました。
納付完了
決済完了後、納付履歴はサイト上に記録されます。
※紙の領収証は発行されません
💡 eL-QRを使うメリット
項目 | 従来の方法 | eL-QR活用 |
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情報入力 | 手入力が必要 | QRで自動入力 |
納付手段 | 限定的(金融機関等) | ネットバンク、クレカ、アプリ等 |
納付時間 | 平日・窓口時間内 | 24時間対応(ネット対応) |
複数台管理 | 一枚ずつ処理 | QR読み取りで一括処理も可能 |
🔔 注意点
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紙の領収証が必要な場合は、金融機関・コンビニでの納付を。
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会社のネットバンクが対応しているか事前に確認を。
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納税証明書が急ぎで必要な場合は窓口納付が無難です。
📌 eL-QRまとめ
eL-QRを使えば、法人のネットバンクから軽自動車税を手軽かつ正確に納付できます。紙の納付書に印字されたQRコードを使って、ミスなくスムーズに納付しましょう。
なお、通常のネットバンキングでの振込にすると振込手数料がかかります。eL-QRを使うことで手数料無料になりますので積極的に活用していきましょう。
普通乗用車は「市税」ではなく「県税」です
軽自動車は市役所からの請求ですが、普通乗用車は県からの請求です。支払い方法も違います。
当方の自動車税支払い方法は、北國銀行口座からの自動引き落としになっています。ただし、この北國銀行口座は6月中に廃止する予定です。今回が最後の引き落としになりそうです。
なお、石川県にメールにて確認したところ、ネットバンクでの自動引き落としはできないということでした。
令和7年度の自動車税は6月2日に、お知らせ済の口座から振替予定です。
できましたら、口座の解約は2日以降にお願いいたします。県税を口座振替できる口座は、県内の金融機関、県外の北國・福井銀行、全国のゆうちょ銀行となっており、
遠田様が振替を希望されている、
・GMOあおぞらネット銀行
・PayPay銀行
は、口座振替の対象外となっております。また、口座振替申出の廃止手続きにつきまして、6月2日以降に、お申出の金融機関窓口に口座振替廃止申出書をご提出していただくことで廃止することができます。
廃止手続きをなされますと、来年度分から金融機関窓口やキャッシュレス納付等ができる納税通知書を送付いたします。
来年からの支払い方法はペイジーなどの方法に変更することになりそうです。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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