伝統文化

伝統文化

石川県では新盆のエリアがいくつかあります、金沢市の新盆は有名ですがかほく市木津も新盆エリアです

私の地元では7月15日がお盆です。といっても全国的にお盆といえば8月15日ですよね。日本には新盆と旧盆という2つのお盆時期があり、地域によってお盆の時期が違います。 全国的には8月15日の旧盆だという地域が多いです。新盆の地域は少なく、石川県では金沢市とかほく市の一部が新盆の風習が残っているようです。
アート&デザイン

奥能登国際芸術祭2023で「時を運ぶ船」を起点にして外浦の屋外作品を中心に鑑賞してきました

10月14日(土)に、奥能登国際芸術祭2023を鑑賞してきました。まずは作品番号01の「時を運ぶ船」から鑑賞しようと考えていたので、この会場までのルートは、先月延伸したばかりの「のと里山海道」のと三井インターで降り、輪島市内を経由して来ました。 輪島の白米千枚田を横目で通り過ぎ、曽々木の窓岩も通過し、垂水の滝のトンネルも超え、道の駅すず塩田村を過ぎたあたりのところで右折し崖の上へ登るような場所に旧...
アート&デザイン

大塚国際美術館ってアートの塊でした、いい作品がたくさん鑑賞できてむちゃくちゃよかったです

大塚国際美術館は世界26カ国の西洋名画約1000点を陶板で原寸大再現し展示されているとても大きな美術館です。すべての作品を鑑賞しようとすると館内を4キロ歩かなければなりません。すごく広いのでゆっくり鑑賞する場合はとても一日では足りないでしょうね。 この日は美術館に5時間以上滞在しましたがすべての作品を鑑賞するのはとても無理なので途中で断念しました。あとでiPhoneの万歩計を見たら6200歩も歩い...
伝統文化

「蚊帳」の読み方は「かや」、蚊帳は蚊などの害虫侵入を防ぐ自然な防虫設備ですが全国最大の産地が福井県でした

「蚊帳」を「かや」と読めない若者が増えているそうです。そのように指摘されて、現代では蚊帳を使うシーンが少なくなっていることに気づきました。私が子供のころには夏の寝室には蚊帳があるのが普通でした。しかし、もう長い間、蚊帳を見ていません。記憶を遡ってみると、蚊帳を使わなくなってから40年以上たっていると思います。 これまで蚊帳は日本3大産地で製造されていましたが、需要減少とともに産地も生産縮小し、今で...
アート&デザイン

ほんだじょりさんの個展に行って、プロフェッショナル魂を感じました

「ほんだじょりというお仕事展」というネーミングの個展に行ってきました。 ほんだじょりさんは、石川県を代表するイラストレーターのひとりでしょう。広告代理店や印刷会社、デザイン事務所の裏方として、しっかりと「イラスト専業」でお仕事を続けてきた人ですからね。 じょりさんとお会いするのは、「ん十年ぶり...」ですが、旧友の話なども懐かしく、じょりさんのほのぼのとした人柄は変わらない印象でした。
伝統文化

東京オリンピック開会式では日本のコミックやゲームの文化が表現に使用されていてその多様性にぐっときました

東京オリンピック2020、いよいよ開幕しましたね。午後8時からの開会式の様子はテレビで見ていましたが、各国の入場シーンでは日本のサブカル色がでていてびっくりしました。 まず最初の入場国ギリシヤのときに流れた音楽はドラゴンクエストのロトのテーマでした。これにはジーンと胸アツになりました。そして、国名のプラカードにはコミックでよく見る集中線が描かれていました。日本のコミックやゲームの文化が表現に使用さ...
伝統文化

7月1日は氷室万頭を食べる日でした、これから暑くなる季節に向かいますが無病息災を祈念します

金沢および石川県では氷室万頭を7月1日に食べる習慣というか風習があります。江戸時代のころ、加賀藩が徳川幕府に氷室の氷を献上した日が旧暦の6月1日(現在は7月1日)でした。 江戸まで無事に氷が届くようにと供えられたのが氷室饅頭で、無事を祈り無病息災を祈る習慣として伝わっています。
伝統文化

門松はいつ飾るのがよいか、クリスマスの日にクリスマスツリーを片付けて門松を出すのは日本の風習的にも合致して合理的な判断でした

昨夜がクリスマスイブで今日はクリスマス。明日が土曜日なので、今日で仕事納めという企業もあるようですね。 では、お正月を迎えるイメージが強い門松はいつ飾るのがよいでしょうか? クリスマスの今日、門松を飾ってあるところを見つけ、「早すぎない?」と思ってしまいました。 しかし、日本の風習を調べてみると門松は12月13日以降なら設置OKのようです。12月13日は「松迎え」といい、正月の準備を始めるのに最適...
文化芸能

高森絢子さんの個展は津幡町の倶利伽羅にある「甚や倶楽部」という蕎麦ギャラリーで開催されています

石川県在住日展作家の高森絢子さんの個展が近くで開催されるとのことです。場所は津幡町倶利伽羅エリアにある「甚や倶楽部」という蕎麦ギャラリーでした。お蕎麦屋さんなんですが、ギャラリー併設というコミュニティスペースです。蕎麦も福井県産の外一(9割蕎麦)ということなのでかなりの本格派。これは楽しみですね。 ということで、11/21の昼頃うかがってきました。高森絢子さんご本人もこの3連休は在廊とのことなので...
文化芸能

落語家もオンライン活用を真剣に考えています、春風亭一之輔師匠のオンライン落語は今晩8:10から連続10日間

春風亭一之輔師匠がオンライン落語に挑戦します。今晩8時10分から9時ころまでユーチューブでリアルタイム配信される予定です。これはすごいですね。 そもそも、東京上野の鈴本演芸場で夜の部トリの予定だった春風亭一之輔師匠ですが、このコロナ禍で鈴本演芸場が休業となってしまいました。このトリで演る予定だった落語をユーチューブで配信するという宣言がありました。当初の予定だった8時10分から9時ころまで、本日(...
文化芸能

江戸情緒を感じる演芸、GW最終日の鈴本演芸場で落語を楽しんだ

令和元年はGW10連休のまっただなかで始まった。そのGW10連休最終日に上野の鈴本演芸場の昼の部に行った。GW期間中の鈴本演芸場は全席が指定席で、WEBでも予約ができるとあって5月5日まではずっと満席だった。5月6日だけは残席が10あり、当日券も若干あるということで、開場時間前から並べばチケットが買えそうだった。午前11時に鈴本演芸場に行くとすでに7人が並んでいた。
伝統文化

節分とは季節の変わり目を表す日で年に4回あるが、2月の立春前日がもっとも節分らしい節分である

今日は節分である。もともと節分といえば「季節の始まりを表す日である立春、立夏、立秋、立冬の前日のこと」なので年に4回ある。節分 しかし、節分といえば2月の立春の前日のことととらえるのが一般的。春が始まる期待感や旧暦の年末年始など一年の区切りなどの意味もあり、2月の節分は特別な日である。煎り大豆を食べて健康祈願をしよう。
伝統文化

能登仁行和紙は杉の皮で作られる手漉きの和紙、独特の風合いを持ち一枚一枚が作家の作品のようだ

能登仁行和紙(のとにぎょうわし)とは能登半島でたった1軒しかない手漉き和紙工房。 石川県輪島市三井町仁行という地区にある。能登仁行和紙の工房は中山間地で小川のほとりにあり、小川にかけられた木の橋を渡ったところにあった。なんと風情ある場所で営んでいるのだろう。初めて来てみたがこの森の中にあるというロケーションにはびっくりした。
アート&デザイン

5人のイラストレーターがそれぞれの持ち味を魅せてくれるミニアート展はガレリア画廊で本日10/1から月末の31日まで開催

暮らしの一枚〜イラストレーター5人によるミニアート展 10月1日〜31日 白山市河内にあるガレリア画廊で、5人のイラストレーターによるミニアート展が開催されている。初日の夕方に訪問してきた。会場には、戸田秀昭氏(左)と表供美氏(右)がいた。ふたりともこの道30年を超えるベテランで、遠田が印刷会社営業マンだった頃からの知り合いである。久しぶりにお会いすることができてうれしい。それぞれの作品を見せてい...
伝統文化

輪島塗は100年持つほど堅牢だが電子レンジや食洗機にはめっぽう弱い、特に電子レンジに輪島塗の器を入れるのは厳禁だ!

「堅牢優美」が輪島塗の代名詞にもなっているくらい輪島塗の器は堅牢である。その堅牢さは江戸時代の輪島塗の器が今でも使われるほどの状態で残っていることからもわかる。まさに100年以上使える強度を持っている証明だろう。また、輪島塗は少しくらい傷がついても修復できるので長く使うのなら輪島塗は最適だろう。 しかし、その堅牢な輪島塗の器にも弱点がある。電子レンジや食洗機には弱い。とくに電子レンジは大敵で、輪島...
文化芸能

今日から笑点の司会者は桂歌丸から春風亭昇太になった、そして新メンバーは林家三平がフレッシュに登場

人気テレビ番組の笑点の司会者が変わった。先週までは桂歌丸が司会を務めていたが、今週から笑点の司会は春風亭昇太だ。意外な抜擢のような意見も多いが、実は春風亭昇太は経験豊富な56歳で笑点二軍といわれる場で司会をずっと務めていて能力的にはバッチリの適任である。昨年、福井で春風亭昇太の落語を聴いた時に話術の実力を実感した記憶がよみがえる。 ともあれ、笑点は新時代になった。春風亭昇太の席のあとには林家三平が...
文化芸能

陶芸作家が焼いた土のコーヒーカップは素朴でアバンギャルドという相反するイメージが同居した焼き物だった

日展作家で陶芸家の高森絢子(たかもりあやこ)さんが焼いたコーヒーカップをいただいた。なんとも味のある焼き物である。カップとしては大ぶりだし、手に持つとずっしりと感じるマグカップだ。ただ、その存在感と重厚感は重量だけからくるものではない。焼き物であること全体からくる力強い印象と、カップ側面の不思議な象徴模様がまた存在感を出している。この側面の模様はなんなのだろう。魚なのか、乗り物なのか、単なるイメー...
文化芸能

粟津温泉演舞場で落語を堪能したあとは総湯に浸かり真夏の休日を楽しむ

8月1日(土)に粟津温泉に行ってきた。目的は粟津演舞場で柳家喬太郎の落語を聞くためである。柳家喬太郎といえば今もっともチケットがとれないことで大人気の落語家である。石川県内に来ることはあまりない上、テレビでの露出も少ないので、地元民には柳家喬太郎の人気ぶりがわかりにくいかもしれない。東京で何度か柳家喬太郎の落語を聞いたことがあるが、その人気ぶりはすごいのである。ちょうど一年前の8月にも柳家喬太郎が...
文化芸能

柳家喬太郎の落語を二席堪能した粟津演舞場は2014年4月にリニューアルオープンした加賀地区唯一の芝居小屋

粟津演舞場に初めて行った。粟津演舞場は2014年4月にリニューアルオープンした加賀地区唯一の芝居小屋。粟津温泉のエリア内にある文化施設で、今年は毎月のように落語などのイベントが計画されているようだ。 今日の目当ては柳家喬太郎の落語。サンキュー落語ということで柳家喬太郎・曽世海司の二人が二席づつ落語をするという企画だった。まず最初に柳家喬太郎が出てきて一席古典落語。のっけから真打ち登場で一気に盛り上...
伝統文化

落語とビールと柿の種、鈴本演芸場の落語は気楽に日本の伝統文化を味わえるエンターテインメントの場である

上野駅から不忍池に向かう途中あたり、上野広小路に面したところに鈴本演芸場がある。鈴本演芸場は285席が全席自由席という寄席。東京都内では新宿末広亭と並び、落語を楽しめるところである。 落語は気楽に日本の伝統文化を味わえるエンターテインメント。とくに古典落語はネタが同じでも落語家によって演出が違い、その表現の違いの妙がまたおもしろい。 今日のトリは最近売れっ子の「きょんきょん」こと柳家喬太郎だった。
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