検索エンジンマーケティング(seo)

ダックダックゴー(DuckDuckGo)という検索エンジンがだんだんと使われるようになってきていますね

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duckduckgo200.jpgダックダックゴー(DuckDuckGo)という検索エンジンをご存知ですか?
ダックダックゴーは、GoogleでもYahooでもBINGでもないアメリカのインターネット検索エンジンで、ユーザーのプライバシー保護を基本方針としているのが特徴です。
個人情報を積極的に収集するGoogle等の検索エンジンに対して、セキュリティに敏感な人達の注目が集まっています。実はこのダックダックゴーが使われるシーンがどんどん増えているように感じます。

ダックダックゴー(DuckDuckGo)は検索エンジン

当サイトに訪れる参照元で徐々に増加しているのがダックダックゴー(DuckDuckGo)

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当サイトのアクセス解析(グーグルアナリティクス)のデータを見ると、この1年でダックダックゴー(DuckDuckGo)からの流入が徐々に増えてきています。先月(2022年1月)は過去最高の流入数になりました。

2月はまだ序盤なので数字は少ないですが、大きな傾向としてはダックダックゴー(DuckDuckGo)の利用は増加しています。

ダックダックゴー(DuckDuckGo)の利用が増えるわけ

ここであらためてダックダックゴー(DuckDuckGo)の利用が増えてきたわけを解説をしておきます。一言でいうとダックダックゴー(DuckDuckGo)は個人情報を収集しないということがユーザーから支持されていて、結果として利用者が増加しているということです。

Googleは個人情報を収集している

一般的にGoogleなどの検索エンジンは、パソコンやスマホなどに「クッキー(Cookie)」や「IPアドレス」などを使用し、個人を特定するような情報を記録しています。さらに、ログイン情報や過去の行動記録も保存しているので、ビッグデータとして活用しています。

その結果としてユーザーに対する検索結果や広告表示を最適化しています。
検索エンジンの収益はほぼ広告なので、ユーザーのデータを広告ビジネスの収益源にしているということですね。

Googleが記録していると思われる情報は以下のとおり
・検索キーワード
・閲覧したサイトのURL
・視聴した動画
・クリックまたはタップした広告
・現在地情報
・端末情報(PCやスマホ、タブレット)
・IPアドレス
・Cookieのデータ
・ログインしているGmailアカウント

Gmailでログインした状態でこれらの情報が記録されているということは、個人の行動がすべて筒抜けですね。

欧米ではITジャイアント企業と言われているGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)など営利企業が、あまりに個人情報を食い物にしているということで、個人情報保護を強く打ち出し、法制化で制限しようとしています。

実際に、利用者としても、広告まみれのインターネット上の表示にはうんざりしてきていて、個人情報を保護しようという気運が高まっていますね。

DuckDuckGoは個人情報を収集していない

duckduckgochrome640.jpg

一方、DuckDuckGoはユーザーの個人情報や検索履歴を保存していません。アプリの利用状況を測定したり、不具合を検出し、利用体験の改善に役立てるためのログデータなどは匿名で収集しているようですが、個人を特定するようなふるまいをしません。

DuckDuckGo - Protection. Privacy. Peace of mind.
The Internet privacy company that empowers you to seamlessly take control of your personal information online, without any tradeoffs.

ダックダックゴーには
私たちはあなたの個人情報を保存しません。絶対に。
という表示があります。

だから、ユーザーがプライバシーの観点から安心して使用できる検索エンジンということができます。

利用者が増えるのもうなずけますね。

ダックダックゴーはブレイブ(BRAVE)と相性がいいです

広告まみれになりたくない、という人にはブラウザの変更もおすすめです。Google ChromeやMicrosoft Edgeと違い、ブレイブ(BRAVE)は、広告をブロックする機能があります。ユーチューブを見ていても広告が表示されないのはブレイブ(BRAVE)だけでしょう。

ブレイブ(BRAVE)について
https://www.dm2.co.jp/blog/5094

ChromeよりBraveのほうが表示が早くて快適です、ということも書いてありますので参考に。

このブレイブ(BRAVE)には、シークレットウインドウという機能があります。クロームにもシークレットウインドウという機能がありますので同じようなものだと思ってもらえばいいです。個人情報を特定されないように検索したいときなどに使いますね。

ブレイブ(BRAVE)のシークレットウインドウでは、標準の検索エンジンがダックダックゴー(DuckDuckGo)になっています。

duckduckgo brave

なので、ブレイブ使いの人たちは自然とダックダックゴー(DuckDuckGo)の利用が増えているということもあるのだと推測できます。

実際に、このダックダックゴー(DuckDuckGo)で検索すると、割ときれいな検索結果が表示されてなかなか優秀だなと思います。少なくともBINGよりはダックダックゴーの方が検索結果表示が美しくてまっとうな感じがしますので、賢い検索エンジンだと思います(笑)

ということで、私は、通常使う検索エンジンはGoogleですが、時々ダックダックゴーを使います。ダックダックゴーを利用する頻度はBINGより多いです。