メールフォームの送信完了画面を設置して問い合わせ件数をアナリティクスで測定しましょう

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thankshtml200.jpgワードプレスでメジャーな送信フォームのプラグインはコンタクトフォーム7です。とても優秀なプラグインで重宝しているのですが、送信完了画面が用意されていないのが残念です。ページ遷移をさせたくないという作者の意向のようです。
しかし、送信完了後に「送信完了」の画面に遷移させて、その送信完了ページをアナリティクスで測定するという方法を取りたいサイト管理者も多いはずです。そこで、コンタクトフォーム7に少しカスタマイズして、送信完了画面に遷移させる方法を設定してみました。

ContactForm7

コンタクトフォーム7で送信完了画面に遷移させる方法

ワードプレス(WordPress)の管理画面から、コンタクトフォーム7(ContactForm7)の「フォーム」に数行ほど追記するだけでOKです。

sousinkanryoucontactfrom7.jpg

上記の例では以下のように追記しました。

<script>
document.addEventListener( ‘wpcf7mailsent’, function( event ) {
location = ‘/thanks.html‘;
}, false );
</script>

この場合、送信完了画面は「/thanks.html」に遷移します。この部分を書き換えればいろいろと応用できますね。

送信完了画面を設定

送信完了画面は、テキストエディタなどで作成するのがよいです。ヘッダ部分にはアナリティクスのトラッキングコードを入れておきましょう。

テスト的に設置したのは「北陸の蕎麦食べ歩き」です。

thanks.htmlのソースは以下のようにしました。

<html>
<head>
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=utf-8″>
<meta http-equiv=”Content-Script-Type” content=”text/javascript” />
<meta http-equiv=”Content-Style-Type” content=”text/css” />
<meta name=”viewport” content=”width=device-width, initial-scale=1″ />
<title>北陸の蕎麦食べ歩きにお問い合わせありがとうございます | 蕎麦の食べ歩き北陸</title>

<style type=”text/css”>
<!–
td { font-size: 14px; }
a { color: #0033CC; }
a:hover { color: #CC0000; }
–>
</style>

<script src=”//kitchen.juicer.cc/?color=**********=” async></script>
<link rel=”shortcut icon” href=”/favicon.ico” type=”image/vnd.microsoft.icon”>

<!– Global site tag (gtag.js) – Google Analytics –>
<script async src=”https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-********-1″></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag(‘js’, new Date());

gtag(‘config’, ‘UA-********-1’);
</script>

</head>
<body bgcolor=”#FFFFFF”>
<P align=”center”>
<br />
<br />
送信完了しました。<br />
ありがとうございました。<br>
<br />
<br />
<a href=”./” target=”_top”>
<img
src=”post1.gif” alt=”ホームページのトップページへ” border=”0″><br />
ホームページのトップページへ</a><br />
</p>
</body>
</html>

当面、これで様子を見てみます。

送信完了画面にはメタリフレッシュを入れておく

実際には、トップページへのリンクだけでなく、注意事項を挿入したり、30秒後に特定のページにリダイレクトがかかるようにメタリフレッシュの設定したりするなどの工夫をするのがいいと思います。

メタリフレッシュは

<meta http-equiv=”refresh” content=”30;URL=/”>

のようにヘッダ内に挿入すれば稼働します。

送信完了ページがワードプレスの固定ページの場合はJavaScriptの挿入

送信完了ページをワードプレスの固定ページで作成している場合は、上記のようにメタリフレッシュのタグを挿入することが困難です。

そこで、その工程ページにページ遷移をするためのJavaScriptを挿入します。

ワードプレスの「Cocoon」というテーマを利用している場合は固定ページや投稿のページごとに「カスタムJavaScript」という欄が用意されています。(もしも表示されない場合は投稿画面の右上のオプション表示を確認してください)

▼カスタムJavaScript

この「カスタムJavaScript」に「10秒後にトップページに遷移する」というコードを挿入します。

setTimeout(function(){
window.location.href = ‘/’;
}, 10*1000);

上記のJavaScriptは10秒後にトップページに遷移するという設定です。

▼挿入後のカスタムJavaScript

この状態でページを保存すると、このページのみJavaScriptが有効になります。

仮に、30秒後に当サイト(dm2.co.jp)に移動するという設定なら以下のようにします。

setTimeout(function(){
window.location.href = ‘https://www.dm2.co.jp/’;
}, 30*1000);

というようにパラメータを修正すれば応用できるので便利です。
※なおこのままコピペしてもうまく動作しない場合は「’」や「;」や「}」などの記号が全角に変換されていたり別のコードに変えられることがありますのでご注意ください。