Facebookにリンクを付けて投稿しようとするとプレビューされる画像がおかしい場合はメタタグの「og:image」を調べてみよう

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fb-default-user-imageFacebookにリンクを付けて投稿しようとすると、プレビューされる画像が「のっぺらぼう」のようなおかしな人物画像になることがある。この場合はリンク元のメタタグの「og:image」が設定されていない事が多い。もしこの現象が起きているのが自社の公式サイトやメインブログなら調べてみよう。
WordPressの場合は、プラグインの設定だけで修正できる可能性が高い。オールインワンSEOパックを使用しているなら、ほんの数分で修正できる。

▼Facebookに投稿しようとした際のプレビュー画像
ogimgerror.jpg

左の「のっぺらぼう」のような人物画像は、og:imagのURLが「/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/images/default-user-image.png」となっている。オールインワンSEOパックを使用しているもののog:imagを設定していないようである。

右のプレビュー画像が表示されている例は、オールインワンSEOパックで、og:imageを設定してある。

<meta property=”og:image:secure_urlcontent=”https://sindan.org/soba/wp-content/uploads/dewakaorisoba.jpg” />

参照ページURLはhttps://sindan.org/dewakaori/

「og:imag」とはOGPと呼ばれているHTML要素の1つである。OGPとは「Open Graph Protcol」の略でFacebookやTwitterなどのSNSでシェアした際に、設定したWEBページのタイトルやイメージ画像、詳細などを正しく表示するためのしくみである。

もし同様の症状が起きていたら、オールインワンSEOパックを設定しよう。

▼オールインワンSEOパックの設定画面
ogimageseo.jpg

管理画面で、「All in OneSEO」をクリックし、「ソーシャルメディア」を開くと設定する画面になる。この画面の中程に「画像設定」という部分があるので、この中身を確認する。

・OG:imageソースを選択→「最初の添付画像」にする
・画像が見つからない場合はデフォルトを使用→チェックを入れる
・デフォルトのOG:image→画像をアップロードし変更しておく
(ここを変更しないとのっぺらぼうの人物画像になってしまう)

他には、デフォルトの画像幅、画像高さなどの設定があるがここでは省略した。
OG:Imageの最小サイズは幅600ピクセル、高さ315ピクセルである。 Facebookでは、高解像度の画面で最適に表示するために、1200ピクセル、高さ630ピクセルの画像を使用することを推奨している。しかし、スマホでの利用者が多い現状から考えると大きすぎるのではないかと思い、あえて未入力にしておいた。とりあえずは大きな問題はでていない。

デフォルトの画像を強制的に変更する方法

なお、上記の処理をしてもすぐに画像が切り替わらないことがある。生成されたページのhtmlソースが変更されているのに画像表示が「のっぺらぼう画像」のままの場合は、PCのブラウザのキャッシュやWordPressのAMPなどに古い画像が残っている可能性がある。

しばらく時間が経過すれば徐々に変更されていくはずだが、どうしても早く変更したい場合は、強制的に画像を変更することもできる。
/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/images/default-user-image.png
の画像をFTPで表示させたい画像に上書きしてしまうという方法である。

表示させたい画像を
default-user-image.png
という名前で作成し、
/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/images/
のフォルダにFTPでアップし上書きする。

蕎麦食べ歩き北陸では
https://sindan.org/soba/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/images/default-user-image.png
がそうなっている。

念のために、もともとのデフォルト画像を
https://sindan.org/soba/wp-content/plugins/all-in-one-seo-pack/images/default-user-image1st.png
とリネームして保存してある。