新年度の戦略は社内全員でSWOT分析を行って練りに練って作成するという中小企業は成長が期待できる

この記事は約1分で読めます。

swotdehappyo.jpg中小企業や小規模企業でも戦略的な経営を実践しているところはある。毎年、戦略を考える場を作っている企業は、無戦略な企業より成長力がある。
この中小企業も定期的に戦略を見なおしている。今年は全社員で数日に渡り戦略を練った。SWOT分析で現状分析を行ったうえで、対策案を多数考える。その中で自社の経営方針や理念に沿った対策案を選ぶ。戦略の全体構想はBSC戦略マップでシンプルに見える化し全社員で共有する。そのうえで、アクションプランを具体的に「いつ」「誰が」「なにをするのか」ということを落とし込み年間スケジュールに盛り込む。

SWOT分析での意見交換から戦略立案に

そして、全員で作り上げた戦略を発表する「戦略発表会」を行う。発表を聞いてもらうゲストとして招くのは外部の利害関係者がいい。とくに金融機関や主要仕入先なパートナー企業などに参加してもらうと、その後の自社の戦略の理解が深まり共有できることが大きなメリットになる。

なにより、経営戦略づくりに参加した社員が成長する。このようなことを毎年続けていると社員の能力向上が著しいことが実感できるものだ。この中小企業者も10年前に立案した戦略が、今ほぼ実現できており、売上は当時の3倍になっている。

これからますますの成長を期待したい。