皆さんは、毎日たくさん届くメールの確認や整理に時間がかかって、大変だと感じることはありませんか?
日々届くたくさんの通知やメール、処理がたいへんですよね。実は、Googleが提供している「Google Apps Script(略称:GAS)」というプログラムを動かすツールを使うと、Gmailの処理を自動化して、毎日の業務をぐっと楽にすることができます。
今回は、実現可能で効果の高い6つの自動化アイデアと、実際にAIを組み合わせて作成した便利なアプリの事例をご紹介します。
GASとAIを活用した便利な仕組み

Gmailを便利にする6つの自動化アイデア
GASを使うと、次のようなことが自動でできるようになります。
問い合わせメールの自動リスト化(スプレッドシート連携)
ウェブサイトからの問い合わせや注文のメールをプログラムで読み込みます。そして、送信者の名前、メールアドレス、内容などを抜き出して、Googleスプレッドシートに自動で書き出します。メールを見ながらコピー&ペーストする手作業がなくなり、対応状況の管理も簡単になります。
請求書や領収書などの添付ファイルの自動保存(Googleドライブ連携)
「請求書」といった特定の言葉が含まれるメールや、決まった取引先からのメールを定期的にチェックします。そして、添付されているPDFファイルなどを自動的にGoogleドライブの指定フォルダに保存します。メールを一つずつ開いてダウンロードし、フォルダに整理する手間が省けます。
重要メールの即時通知(チャットツール連携)
大切な顧客からのメールや、件名に「緊急」「トラブル」などの言葉が含まれるメールを受信したときに、SlackやLINEなどのチャットツールに自動で通知を送ります。大量のメールの中に重要な連絡が埋もれてしまうのを防ぎ、素早い対応が可能になります。
AIと連携した「返信案」の自動作成
届いたメールの文章を、GeminiやChatGPTといったAIに読み込ませて、内容を要約させたり、適切な返信の文章を作らせたりします。作られた文章はGmailの「下書き」として自動で保存されます。人間は、その下書きを確認して少し手直しするだけで送信できるようになります。
定期レポートの自動集計
毎日や毎週送られてくる「日報」や「売上報告」のメールから必要な数字だけを抜き出し、集計用のスプレッドシートに自動で蓄積します。報告メールを一つずつ開いて数字をまとめる作業がなくなり、いつでも最新のデータを把握できるようになります。
メールの自動振り分け・タグ付けの高度化
Gmailの標準機能では設定が難しい複雑な条件(例:「特定の複数の単語が含まれていて、かつ添付ファイルがある場合」など)でメールを自動的に整理します。必要なメールには自動でラベルを付け、不要なシステム通知は自動で既読にして見えないようにアーカイブすることで、本当に読むべきメールだけに集中できます。
【実践事例】AIを活用した「重要メール抽出アプリ」
今回は、上記のアイデアの中から「AIとの連携」を応用して、「Gmailに届く問い合わせメールから、重要度の高いものだけを抽出するWEBアプリ」をGASで作成しました。

この画面は「問い合わせメール」だけを抽出したGmailですが、9割程度が営業などのスパムメールです。しかし約1割程度の重要なメールが入っているのでチェックが欠かせません。
そこで、GASとGeminiで重要度の高いメールだけを抽出するWEBアプリを作成しました。
【アプリの仕組み】
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GASを使って、Gmailに届いた「問い合わせメール」を自動的に取得し、スプレッドシートに記録します。
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取得したメールの内容を、GoogleのAIである「Gemini」とAPI接続し、内容をチェックして重要度を点数(スコア)で判定させます。
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重要度が高い(70点以上)と判断されたメールだけを、専用の画面に抽出して表示します。
▼実際のアプリの画面がこちらです

Gemini APIで重要度を判定しグラフ化して表示するWEBアプリになりました。重要なメールは概要が表示されて、詳細を読みたい場合は該当するメールをGmail画面で開いて確認し返信できるようになっています。
このように、AIがメールの内容を解析して点数化し、対応が必要な重要なメールが一目でわかるようになっています。グラフで日々の状況も確認できるため、大切な問い合わせの対応漏れを防ぐのに大変役立ちます。
日々のメール業務でお困りの方は、このようなGASやAIを活用した自動化の仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。毎日の作業時間が短縮され、より大切な仕事に集中できるようになります。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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