奥能登の珠洲市に行きました。目的地は珠洲市三崎町にある金大能登学舎です。そこで創業塾の講師をさせていただきました。そんなこともあり、途中いくつかの気になる拠点に立ち寄ってみました。
実は令和6年1月1日の能登半島地震が起きてから初めて奥能登に入りました。とくに震源地に近い珠洲市三崎町が目的地とあって、被害の大きかった珠洲市内を通ることになります。その様子も見てきました。
石川県・奥能登の現状
のと里山海道・穴水ICと能登空港ICの間
のと里山海道は終点までの全線が仮復旧しています。往路も復路も自家用車で走ることができました。
ドライブレコーダーの動画の一部をYouTubeにアップしました。この動画は穴水ICから能登空港ICまでの途中なので、道路は比較的まっすぐでおだやかに走ることができました。
しかし、のと里山海道は道路のあちことがかなり傷んでいて迂回路が多発していました。まだ片側交互通行のところも1箇所ありました。とくに横田ICから穴水ICあたりの道はとんでもないくらい道路が壊れていました。「よくここまで短時間で復旧できたな」という驚きのほうが強かったです。現在、のと里山海道の奥能登エリアではスピードを出すのは危険です。
なお、道路状況が悪路が多いから心配という声も聞いていたので、スペアタイヤとして冬用のタイヤを1本積んで行きました。もしものパンクに備えるためです。
アクアにはスペアタイヤが標準装備されていません。車体を持ち上げる携帯用ジャッキもついていません。そこで、ジャッキを購入して、冬用タイヤ、十字レンチといっしょに車に積んで、もしものパンクに備えてから奥能登に向かいました。
能登空港に立ち寄りました
のと里山海道を使い能登空港インターまで無事に走ることができました。能登に向かう途中の別所岳PAは使えずトイレ休憩ができません。また能登空港IC前のコンビニ(ファミリーマート)もまだ休業中です。(9月後半から営業再開のようです)
となると、トイレ休憩の場所があまりありません。結局は休憩のために能登空港まで来ることになりますね。とりあえずここで一休みしました。
珠洲市の道の駅「すずなり」へ
能登空港を出てからすずなりまでは小一時間ほどかかりました。
珠洲市の観光拠点は道の駅「すずなり」です。入口の石碑はまだ倒れたままでしたが、多数の観光客らしい人たちも来ていて賑わっていました。
駐車場が満車状態でした。意外なほど観光客が目につきました。若いカップルやグループも見かけました。
本日オープンしたばかりの「すずなり食堂」に行ってみました。到着した時刻が15時近くということもあり、本日のランチ営業が終了になっていました。お弁当に関してもほぼ売り切れという状況でした。残念。
ということで、すずなり館にて塩ソフトクリームをいただきました。珠洲といえばトチポ&トチカですね。支払いはトチツーカにしました。
なんとソフトクリームは今日明日限り割引になっていて200円でした。トチツーカはキャンペーン期間中なので20%のキャッシュバックがあります。なので実質的にこの塩ソフトは160円になります。意図していなかったのですがお得においしくいただくことができました。
すずなりから三崎町へ
すずなりを後にし、目的地の三崎町に向かいました。途中の道路や両側の家屋の現状をドライブレコーダーで撮っていましたのでここで紹介しておきます。
この走行状況もYouTubeにて公開しました。
途中、道の両側に倒壊家屋があったり家を解体中だったりと、まだまだ能登半島地震の爪痕が痛々しく感じられる風景もあります。閲覧にはご注意ください。
目的地は珠洲市三崎町にある金大能登学舎
目的地の金大能登学舎に着きました。
なんと、これまで駐車場だったところは仮設住宅が建っていました。すでに多数の入居者がいて生活されているようです。
創業塾、本日は「経営」がテーマです
16:45から18:15までが講義の時間です。今日は「経営」がテーマでした。会場受講とオンライン受講のハイブリッド講義ですが、圧倒的にオンライン受講生のほうが多い状況でした。
条件が悪い中、会場まで足を運んでくれた受講生には頭が下がります。ありがとうございます。
帰る頃にはもうあたりは薄暗くなっていました。季節が進むのは早いですね。奥能登は秋の気配を感じました。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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