楽天スーパーwifiは次世代高速通信規格のLTE対応で電池が10時間持つというが、速度の点では期待はずれだった

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楽天スーパーwifii
モバイルwifiルータを楽天スーパーwifiに変更した。これまで使っていたウルトラwifiルータ007Zは電池が2時間ほどしか持たなくなってしまい、東京出張のときなどは金沢から東京までの電車の中だけで電池を使いきってしまうくらいなのが弱点になっていた。楽天スーパーwifiは次世代高速通信規格のLTE対応で、しかも電池が10時間持つというから期待して購入した。
一言でいうとちょっと残念な結果だった。電波はイー・モバイルを使っているのでカバーエリアが狭い。これは想定内なので多少我慢できる。しかし、LTEの表示が出ているエリアでも上下1~2Mくらいの速度しかでないことが多い。どうかすると1M出ないことがたびあびある。速度向上は期待していたのにむしろ遅くなっている印象なのだ。

楽天スーパーwifi速度測定結果
これまで金沢市内七尾市内かほく市内の数カ所で測定したが、最高速でも5M程度。以前のwifiルータに比べると体感速度はかなり遅い。ためしに何度が同じ地点での速度比較もしたが、楽天スーパーwifiのほうが早かったという結果がまだない。現状ではまだ結論を出すのは早いかもしれないが、LTEだからと高速を期待しないほうがいいかもしれない。
また、電池の持ちはこれまでよりもよさそうだが、その分楽天スーパーwifiはずっしりと重くなっている。電池の持ちだけの問題なら、バッテリーを新品購入し、予備のバッテリーも持ち歩くほうがよかったかなと少し反省中…。
もうしばらく使ってみて体感速度がどう変わっていくかをチェックしていく。

USBで接続したパソコンは通信速度が劇的に早くなった

ちなみにwifiルータとパソコンをUSB接続すると通信速度が早くなることがわかった。

▼無線(wifi接続)

SPEED 2.5 (speed.rbbtoday.com)
計測日時 : 2013年6月04日火曜日 16時22分26秒
  下り(ISP→PC): 1.47Mbps
  上り(PC→ISP): 688kbps
▼有線(USB接続)
SPEED 2.5 (speed.rbbtoday.com)
計測日時 : 2013年6月04日火曜日 16時19分16秒
  下り(ISP→PC): 9.83Mbps
  上り(PC→ISP): 3.08Mbps
この速度の違いは劇的な違いだ。仕様書を見ると、USB接続の場合は充電を行いながら通信するので、その際にはフルパワーで通信するらしい。
要は、バッテリー駆動のときは速度の間引き運転をしているということのようだ。これが通常遅い理由だったのか…。