中小企業診断士2023年の一次試験(経営情報システム)からITクイズを出してくれたITBLメンバーに感謝します

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ITBL8月例会ITBLの8月例会にオンライン(ZOOM)で参加しました。ITBLとは中小企業診断協会東京支部城南支部の「ITビジネスラボ」というITビジネス活用に関する研究会です。毎月の例会を通じて学びとコミュニティを醸成しているところがすばらしいです。
今月は開催時刻の変更などもあり短時間かつ参加人数が少なめでしたが、定番のITクイズは実施されました。

ITBL8月例会

ITクイズは診断士一次試験からの出題でした

ITクイズ担当のSさんから出題されたのは2問で、2023年8月に実施された中小企業診断士一次試験(経営情報システム)からの応用問題でした。初耳とか聞いたことある程度で説明がむずかしいキーワードを提示されみんなで唸ってました。

今年の経営情報システムの出題レベルが高すぎて、現役診断士でも合格点が取れないんじゃないかというくらい難易度が高いと話題になっていましたが、ほんとにこれは知識のギャップが起きているなと自分自身が心配になりました。

中小企業診断士2023年の一次試験(経営情報システム)から抽出した重要キーワード

中小企業診断士の一次試験問題は中小企業診断協会のホームページにて公開されています。

中小企業診断士試験問題

ChatGPTを使って、
https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/1ji2023/F1JI2023.pdf
から重要キーワードを抽出し解説してみました。

すると以下の9つのキーワードが提示されました。
※今回のITBLでSさんが出題してくれた2問はこの中にあります

1. **正規表現**
正規表現は、文字列のパターンを表現するための特殊な文字列です。テキストエディタやプログラミング言語、検索エンジンなどで文字列の検索や置換を行う際に使用されます。

2. **深層学習 (ディープラーニング)**
深層学習は、多層のニューラルネットワークを用いて学習を行う方法のことを指します。特に、多数の隠れ層を持つニューラルネットワークをディープニューラルネットワークと呼びます。

3. **半構造化データ**
半構造化データは、あらかじめ定義されたスキーマを持たないが、キーやタグなどの情報を持つデータのことを指します。例としては、JSONやXMLなどの形式のデータがあります。

4. **データベース管理システム (DBMS)**
DBMSは、データベースの作成、管理、操作を行うためのシステムやソフトウェアのことを指します。ストアドプロシージャやトリガなどの機能を持つことが多いです。

5. **ロードバランサ**
ロードバランサは、複数のサーバーに対するアクセスの負荷を均等に分散させるための装置やソフトウェアのことを指します。DNSラウンドロビンやDSRなどの方法があります。

6. **ファイル形式**
音、画像、動画などのデータを保存する際に使用される形式のことを指します。AVI, BMP, JPEG, GIF, PNG, MP3, MP4などが例として挙げられます。

7. **正規化**
データベースの設計において、データの重複を避けるために行われる手法のことを指します。第1正規形、第2正規形、第3正規形など、複数のステップが存在します。

8. **SQL**
SQLは、データベースのデータを操作するための言語です。データの検索、挿入、更新、削除などの操作を行うことができます。

9. **エコーチェンバー現象**
エコーチェンバー現象とは、SNSのアルゴリズムによって、自分の意見や信念と一致する情報ばかりが表示される現象です。この現象によって、自分の意見や信念が強化され、他の意見に触れる機会が減ってしまうため、偏った考え方や行動につながる可能性があります。

継続した知識習得の必要性を感じました

毎回、気づきと学びを得ることができるITBL。自分自身の継続した知識習得と維持のためにも定期的な集いに参加することはとても有効だと思います。今後ともよろしくおねがいします。

今年の予定もあと4回ですが、9/2の参加はできないので、遠田が参加できそうなのはあと3回かな。