GoogleAppSheet(GAS)を使うとノーコードでシステムを作成することができる

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 GoogleAppSheetGoogleAppSheet(グーグル・アップシート)を使うと、難しいプログラム言語を使わなくてもシステム構築ができるといいます。いわゆる、「ノーコード」とか「ローコード」という開発手法のひとつですが、具体的にはどんなやり方なんでしょうか。
基本的には、グーグルのクラウドサービスであるグーグルシート(エクセルのような表計算シート)をベースにしていますが、動的に処理する部分をGoogleAppSheetで設定させることで、WEBサイトやアプリにその結果を表示することができます。また、グーグルシートではなくドロップボックス内のエクセルとの連動も可能とのことでした。

GAS

GoogleAppSheetとは

GoogleAppSheetとは、誰でもプログラム用のコードを使わずにアプリケーションを構築、拡張可能にするツールです。エンジニアさんは、GoogleAppSheetをGAS(ガス)と短縮して通称にしていることが多いです。

GoogleAppSheet
https://cloud.google.com/appsheet

使い方は、GoogleのスプレッドシートやGoogleフォームなどのデータをGoogleAppSheetが自動的に処理してページ生成し公開するようなイメージですね。

これまでGoogleスプレッドシートだけでは処理できなかったようなことが、GoogleAppSheetを使うことで実現できるようになります。

アプリのテンプレートが多数用意されています

調べてみるとGoogleAppSheetにはすぐに使えそうなアプリのテンプレートも多数用意されていました。

アプリテンプレート
https://www.appsheet.com/templates

GoogleAppSheetの利用料金

試用は無料で開始可能なようですが、継続的に利用するとなると有料になります。

料金表を見ると
https://about.appsheet.com/pricing/

最低の月額は5ドルになっていますが、企業利用だと最低でも月額10ドルのようですね。利用する機能によっては月額50ドルになるかもしれません。無料試用の期間中は高額料金でないと使えない機能も無料で使えます。そのことはありがたいのですが、いざ本番で利用開始しようとすると高額になってしまう可能性があるので注意が必要です。

また、GoogleWorkspaceとの連携が基本になるので、そっちの料金もかかります。

ドロップボックスを利用する場合だと、ドロップボックスの利用量しだいでは無料で使えるかもしれません。ただし、連携に問題が起きそうな気もするので、安定的に使いたいならGoogleWorkspaceのスプレッドシートを使うほうがよいでしょう。

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【最新】AppSheet の価格体系まとめ
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AppSheetとは できること・使い方・料金を解説【図解付き】
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他にもいろいろと紹介記事がありましたが、目についたものの一部を備忘録としてここにおいておきます。