桑の葉は万病に効く、鎌倉時代に日本に初めて茶を伝えた栄西禅師は薬書「喫茶養生記」で桑の葉の効用を説いた

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Hakusankayu鎌倉時代に日本に初めて茶を伝えたとされるのは栄西禅師。栄西禅師は禅宗の祖ともいわれている。この栄西禅師が桑の葉の効用を説いていた。栄西の薬書「喫茶養生記」では山桑の葉には「万病の予防に効用がある」と記されているという。
山桑の葉で作った茶粥を2週間朝食(朝がゆ)で採れば、万病に効き、未病(病気の手前の不健康な状態)の者も息災(元気)になるという。

白山麓山桑のおかゆこの栄西禅師のいわれを現代の商品にしたのが「白山麓山桑のおかゆ」。白山の山桑の葉、白山の伏流水、石川の米と原材料は石川県の地域資源ばかりで無添加の食品だ。
この「白山麓山桑のおかゆ」をプロデュースしているのは意外にも食品の会社ではない。牛首紬という伝統的工芸品の日本最高級の着物を作っている西山産業開発だ。西山産業開発は白山の養蚕事業の復活を願い、NPO法人とともに白山に毎年桑の木を植える活動をしている。その一環として桑の葉を活用した商品ができたということだ。よい商品には物語が感じられる。
「白山麓山桑のおかゆ」は西山産業開発のネットショップつの屋で買うことができる。