GAS:GoogleAppsScript

パン屋さんの業務を「1画面のアプリ」で完結!Geminiと作るGoogle Workspace【GAS活用術】

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自分でアプリを修正する焼きたてのパンの香り、お客様の笑顔。パン屋さんの毎日は充実していますが、その裏側には「受注管理」「製造計画」「売上分析」といった事務作業が山積みです。
「もっと簡単に、もっと直感的に管理したい」
そんな思いから始まったGoogle Apps Script (GAS) による自作アプリ開発。今回は、Gemini(AI)をパートナーに、アプリをさらに進化させた過程をご紹介します。

忙しい現場にこそ「自分だけの道具」をGASで作る

「あっちこっち開く」はもう卒業!1画面で完結する業務フローへ

GASで作成したパン屋の受注アプリ

これまでの運用では、以下のようにツールが分散していました。

  1. Googleフォームで注文を入力

  2. スプレッドシートでデータを確認

  3. 分析アプリでグラフを見る

これでは、タブを行ったり来たりで大変です。そこで今回、Geminiと相談して「究極の1画面化」を目指すことにしました。

入力フォームをアプリに内蔵

Googleフォームを別で開くのではなく、分析アプリの中に「入力エリア」を直接埋め込みます。これにより、「注文を入力」→「ボタンを押す」→「即座にグラフに反映」という、流れるような操作が可能になります。

フォームを内蔵

スプレッドシートへもワンクリック

「細かいデータを修正したい」という時のために、元データであるスプレッドシートへの直リンクボタンも設置。必要な時だけ裏側にアクセスできる設計です。

スプレッドシートへのリンクをつけました

これで、「アプリを開けば、今日の仕事がすべて片付く」環境が整います。

プログラミング知識ゼロでもOK?Geminiとの開発風景

「フォームを埋め込むなんて、難しいコードが必要なんでしょ?」

そう思われるかもしれませんが、実は私はコードを書いていません。やったことは、Geminiに日本語で要望を伝えただけです。

  • 「対前年の比較グラフを追加して」

  • 「累積の折れ線グラフも見たい」

  • 「この画面に入力フォームを作って」

このように、まるで優秀なエンジニアに指示を出すようにチャットするだけで、Geminiが最適なコードを生成してくれます。

Google Workspace × AI がもたらす「柔軟性」

自分でアプリを修正する

市販の業務ソフトは高機能ですが、「帯に短し襷に長し」になりがちです。しかし、Google Workspace(GAS)なら、自分たちの業務フローに合わせて、ミリ単位で調整が可能です。

  • パンの種類が増えたら選択肢を変える

  • 見たい指標が変わったらグラフを変える

この「柔軟性」こそが、日々変化する現場にとって最大の武器になります。そして今、その修正作業はAIが瞬時に行ってくれます。

まとめ

「現場を知る人」が「AI」というパートナーを得れば、業務改善の可能性は無限大です。

次回は、実際に実装した入力フォームの画面と、さらに使いやすくなった分析機能をご紹介します。DX(デジタルトランスフォーメーション)は、難しいことではありません。まずは身近なGoogleツールから始めてみませんか?