生涯学習

モチベーション/マインド/哲学

セレンディピティ(serendipity)=偶然の幸福をつかむ能力

セレンディピティ(serendipity)とは「偶然の幸福をつかむ能力」。茂木健一郎氏が講演やNHKの番組で話していた。偶然の出会いや出来事が思わぬ「幸運」を呼び、その「幸運」をつかめるかどうかが「能力」なのだろう。英語以外にセレンディピティ(serendipity)の意味を一語で表わす言葉がないというのも不思議。なんとも魅力的な言葉がセレンディピティ(serendipity)だ。さて、昨日は10...
金融と経済

世界経済論>大国は死重損より関税の増加のほうが多い可能性があり、その場合は関税をかけた保護貿易のほうが国益となる

関税問題は単純でない。大国は小国と結論が違う場合がある。つまり、関税をかけた保護貿易を選択したほうが、国益になる場合があるからだ。自給自足時の国内価格は、自由貿易を選択すると「国内価格2」に低下する。(小国の場合と違い輸入価格までは低下しない)ここで関税をかけると国内価格は上昇し「国内価格1」になる。このとき、輸入価格+関税=国内価格1となる。大国の関税による社会的厚生の変化は、小国のときと違う。...
金融と経済

世界経済論>関税をかけない自由貿易か関税をかける保護貿易か、関税は死重損を発生させ自国にマイナスの効用となる

自由貿易か保護貿易か。関税の効果を国際経済論の視点で分析すると、社会的厚生(自国の効用の総和=消費者余剰+生産者余剰)はマイナスとなる。よって関税をかける保護貿易はやめ、自由貿易を選択すべき、という結論になる。さて、昨日は15位。今日は何位かな?⇒
会社法や登記など

新会社法>新・会社法の目的は会社をめぐる利害関係の調整か、現状追認の理念無き立法という議論もあった

2006年8月9日からの慶応大学サマースクールでは「会社法」を選択。この機会に今年の5月1日に施行した新・会社法についての学びを深めたいと考えている。会社法は、現状の中小企業の実態を反映し、創業をしやすくする狙いもある。会社が生まれ清算するまでの処理などについても網羅的に明記してある点が評価できる。一方で会社法は理念無き立法とも言われている。なぜなら、会社法に「会社の定義」がないなど、あるべき姿な...
中小企業診断士

中小企業診断士の自主的勉強会、1990年代はとても有効だった。当時のホームページをブログで再現し再掲

写真はパソコン通信と連携した中小企業診断士勉強会のきまっし勉強会。1997年のものだ。約10年前、思えば随分時間が経ったものだ。nifty(ニフティ)のパソコン通信も3月末で終了。これも歴史の一区切りだろう。さて、これから中小企業診断士になるとういう方。自主的勉強会は有効です。自分自身で勉強会を立ち上げるくらいの気概でチャレンジしませんか?これから中小企業診断士試験の受験を考えている方にエールを送...
政治/政略

衆院選の期日前投票を9/5夜に済ませました

いつになく衆院選が盛り上がっている。遠田は20年以上欠かさず投票している。しかしそのほとんどは期日前の投票。今回も期日前投票を済ませてきた。昔は不在者投票といって、やむを得ぬ理由がないと投票を受け付けてくれなかった。とにかく根掘り葉掘り当日の不在理由を聞かれ、非常にいやな思いをさせられた。今では、制度改正により当日投票よりラクかもしれない。
生涯学習

ビジネスの倫理「現代社会の倫理を考える」

サマースクールの経営学で教科書となった書籍を紹介する。慶応大学の梅津光弘先生の著作である。 企業経営にまつわる不祥事が多い。対策は単にコンプライアンス経営(遵法経営)だけをしておけばよいということではない。経営目的やビジョンが必要だ。そしてそのためには倫理観が重要である。倫理は能力であり訓練によって向上させることが可能である。 ビジネスエシックス(経営の倫理)という分野はまだまだ未開拓な点が多い。...
モチベーション/マインド/哲学

動機⇒行為⇒結果の3フェーズ、結果に注目する帰結主義より動機で決める非帰結主義

サマースクールでは経営学を学んでいる。経営学といっても内容は戦略のハナシとはずいぶんと違う。ビジネスエシックス(経営倫理)といったほうが的を得ている。昨日まで学んだことでは、帰結主義と非帰結主義の比較が興味深い。欧米型企業の大多数の意思決定論は帰結主義であろう。予想される結果に着目し意思決定していくのが帰結主義。「それは結果としていくら儲かるのか?それとも損をするのか?」で判断していくことだ。しか...