経営戦略

SWOT分析

やはりSWOT分析は企業戦略を考える上で重要な現状分析の手法である、そしてSWOT分析を活用して対策案を考え出す

SWOT分析は企業戦略立案のためには避けて通れないくらい重要な現状分析ツールである。SWOT分析とは経営戦略立案の現状分析フェーズで使われる分析ツール。企業の全体的な評価を強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)と いう4つの象限に分けて検討すること。SWOTは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportu...
SWOT分析

自社の未来を経営者と社員スタッフが共有するにはSWOT分析が有効である

経営環境は日々刻々と変化していく。数年前までは秀逸なビジネスモデルだっとのに、現在は陳腐化が進み、数年後には賞味期限切れになってしまいそうなビジネスモデルになっていることがある。ビジネスモデルは数年ごとに見直すのがよい。ちょうど今年は4年に一度のオリンピックイヤーなので、自社の戦略やビジネスモデルを見直すいいタイミングかもしれない。その手法としては、SWOT分析が有効だ。SWOT分析は戦略分析手法...
SWOT分析

新年度の戦略は社内全員でSWOT分析を行って練りに練って作成するという中小企業は成長が期待できる

中小企業や小規模企業でも戦略的な経営を実践しているところはある。毎年、戦略を考える場を作っている企業は、無戦略な企業より成長力がある。この中小企業も定期的に戦略を見なおしている。今年は全社員で数日に渡り戦略を練った。SWOT分析で現状分析を行ったうえで、対策案を多数考える。その中で自社の経営方針や理念に沿った対策案を選ぶ。戦略の全体構想はBSC戦略マップでシンプルに見える化し全社員で共有する。その...
経営戦略

自社の経営の経緯を見つめ直しこれからの経営戦略を再検討するために毎年12月に相互診断の会がある

自分の仕事が経営コンサルタントなので他社の経営戦略についてコミットすることは多々ある。しかし、自社の経営戦略についてはなかなか他者からコミットしてもらうことはない。経営環境の変化が激しい中で、やはり自社の経営戦略の定期的なチェックや見直しは重要である。そのような意味から、経営コンサルタント仲間同士で相互診断を行なっている。毎年12月に自社の経営状況や経緯などとともにこれからの戦略方針について発表し...
SWOT分析

10年前に立案した戦略が現在ほぼ達成していた、生きたswot分析は未来を描くパスポートになる

生きたSWOT分析とは、他社の事例研究ではなく、実際に自社の現状分析をリアルに行なうことである。中小企業なら経営者以下数名のプロジェクトチーム、小規模事業者なら全員参加で行なうのがよい。今回は5名のプロジェクトチームでSWOT分析を行なった。SWOT分析とは「強み、弱み、機会、脅威」の頭文字を並べたもので、企業の戦略立案時の現状分析によく使われる戦略立案ツールである。実はこの企業は10年前にもSW...
バランススコアカード

消費税増税前に駆け込み需要が起きれば反動で4月からの需要減少が見込まれる、対策は抜本的な戦略立案を検討をしよう

この2~3月は消費税増直前期となり、駆け込み需要が発生した。日本の消費税率は3月31日までは5%だが、明日4月1日より8%となる。日本の消費税はEU各国の平均約20%に比較するとまだまだ低いが、網羅的にほとんどの商品に課税されるため、駆け込み需要が起きる商品やサービスもほぼ全業種に及ぶようだ。日本経済に与える影響を健闘するなら2010年にたばこや自動車等の増税があったさいに起きた駆け込み需要を材料...
経営戦略

ランチェスター勉強会in福井では竹田陽一先生が直々に熱く「1位」になることの重要さを語った

ランチェスター戦略の経営戦略講演会が「どっとこむ福井」の開催で開かれた。講師は日本のランチェスター戦略ではNO1の存在感がある竹田陽一先生。竹田陽一先生のランチェスター戦略に関する書籍やCDなどは多数あり、質量とも圧倒している。遠田も過去に書籍を読んだことがあるが、やはり生の竹田陽一先生の声で聴くランチェスター戦略は迫力があった。市場規模や企業の規模よりも、小さくてもNO1「1位」にならないと利益...
SWOT分析

重要成功要因はCSF(クリティカル・サクセス・ファクター)と呼ぶ重要な対策案の柱である、CSFは1つに絞るくらいがちょうどよい

企業の戦略立案フェーズでは、重要成功要因を「critical success factors」と訳すので「CSF」と呼ぶ。重要成功要因(CSF)を実行することが、その企業の戦略の戦略実施の柱になる。では、その重要成功要因(CSF)はどうして導くか?というと、SWOT分析を応用することが多い。SWOT分析では、その企業の現状を「強み・弱み・機会・脅威」という4象限に列挙することで把握する。SWOT分...
経営戦略

バリュープロポジションは、自社でしかできない顧客の問題解決の提案(value proposition)

顧客が求めているニーズに自社しか対応できない提供価値がバリュープロポジションである。血で血を洗うレッドオーシャンから競争のないブルー・オーシャンを望むなら、バリュープロポジションを見つけ、その領域を広げていく企業努力が必要だ。1.顧客が望んでいること(ニーズ)、2.競合他社は提供できない、3.自社だけが提供できる価値(問題解決の方法など)、この3つの条件を満たす領域がバリュープロポジションになる。
経営戦略

雪の湯宿で経営戦略を練り、これからの一年で新たなことに挑戦することを誓う

毎年この時期には一年を振り返り、反省と翌年の事業計画を検討する場を作っている。今年は北陸のひなびた湯宿で経営戦略を練った。既存のビジネスモデルは大事にしなければならないが、過去の延長線上だけでは大きな発展は望めないだろう。これまでの10年と、これからの10年では経営環境もまるで違うからだ。なにより、自分自身の自己変革のためにも新たなことに挑戦したい。
経営戦略

戦略マップがいかにスムーズに描けるかどうかで、経営戦略立案の妥当性がわかる

経営戦略立案セミナで戦略マップを描くグループワークを行なった。戦略マップとは、複数の戦略目標を因果関係の矢印でつないだもので、ひと目でわかりやすいことが特徴である。因果関係は原因と結果の関係を表わす。売上が上がったとか下がったとかという現象には、なんらかの原因があるはずだ。その直接の原因となっているのは、「顧客が買う」というシーンが、増えたか減ったかである。顧客が買えば売上は上がる。では、顧客が買...
SWOT分析

SWOT分析は学問ではないので実際に数名で意見を出し合いながらやってみることだ

SWOT分析のグループワークを行なった。同じ事例で意見交換しても違う結果になるからおもしろい。SWOT分析のシートに張るためのカードがたくさん書かれたグループほど、最終的なアウトプットの内容がよくなる。書かれたカードの枚数とアウトプットの質は比例する傾向にあるものだ。SWOT分析は机上の学問ではなく実践的な動的ツールである。SWOT分析は学問ではないので実際に数名で意見を出し合いながらやってみるこ...
バランススコアカード

戦略マップは企業の戦略をわかりやすく表現できる戦略ツールだから中小企業者ほど活用してほしい

野々市市庁舎内にあるカメリアは勉強会などを行なえる会議室や研修会場としても使えるすばらしい施設だ。今日はこのカメリアで昼食弁当をとり、勉強会をした。テーマは「小さな会社の戦略マップ」で、BSCの戦略マップのわかりやすさを知ってもらうための内容とした。戦略マップは企業の戦略をわかりやすく表現できる戦略ツールだから、中小企業者ほど活用してほしいものだ。
バランススコアカード

戦略マップは自分で書いてみないとわからない、初めて乗る自転車のように転んでもとにかくチャレンジすること!

志賀町商工会で青年部の「若手後継者育成事業」経営戦略立案セミナを行なった。10月5日(金)と12日(金)の二日間、いずれも19時からという夜のセミナ。内容は、バランス・スコアカードを活用して、最終的には自社の戦略立案をしようということである。ただし、若手後継者は、ほとんど経営戦略を立案したり、将来の事業計画を立てたりした経験があまりないのが現実だ。だから、このセミナでは「体験」を重視し、事例企業の...
SWOT分析

戦略立案をするならSWOT分析は重要で、SWOT分析ででてきたカードは現状分析と対策案の検討で何度も使う

7月3日から5日までの3日間は「経営幹部のための戦略立案と実践」というセミナを行なっており、講師として中小企業大学校東京校に来ている。7つのステップで経営戦略を立案する実践型研修である。戦略立案をシミュレーションするために事例企業を使いグループワークを行なう。SWOT分析は企業を取り巻く現状分析のために行なう。そしてSWOT分析は、対策案のアイデア出しのときにもう一度使うことになる。
経営戦略

戦略とは現実から理想の自分になるためのギャップをどのように埋めるかという道筋である

戦略とはなにか?戦略とは現実から理想の自分になるためのギャップをどのように埋めるかという道筋である。戦略にはいくつもの道筋が想定できるので、その有望な案を検討し、そしてひとつを選択する。理想の自分はなにか?いつまでも手が届かない夢のままにするのではない。理想の自分を3年後に到達したい目標としてかなり具体的な数値目標で表されるカタチにできるかどうかが重要である。それをビジョンという。ビジョンが明確な...
経営戦略

経営課題を事前に認識しておくことで経営戦略が立てやすくなる、経営課題の事前認識シートの記入例説明

経営戦略立案の前に経営課題を事前に認識しておくこと必要がある。自社の現状を把握しておかないと経営戦略が立案できないからだ。経営課題の事前認識シートの記入例をA3で2枚のシートで説明するPDFはドモドモコーポレーションの経営戦略立案のコーナーで無料ダウンロードできる。また記入説明はプレジーで説明している。
バランススコアカード

戦略立案で事業ドメインを検討する、これまでの顧客は誰だったか?そして未来の顧客は誰なのか?

戦略立案のグループワークで、事業ドメインを検討する。事業ドメインが示すものは「顧客は誰なのか?」ということである。これまでの経営の状況はSWOT分析などを行なうことで冷静に見えてくる。これまでの当社の顧客は誰だったのか?そしてこれからも変化は起こり経営環境はどんどん変化していく。未来の顧客は誰になるのか?つまり、現在の顧客と未来の顧客の両方を検討することが事業ドメイン設定で重要なポイントになる。
経営戦略

一泊二日の経営合宿で全員が3分間スピーチで意見を発表する

スプリングキャンプは一泊二日の経営合宿。経営戦略を磨き実効性を高めるためには年に一度は行うと有効だ。今回、この中小企業では「ホスピタリティ」をテーマにした経営合宿を行なった。異業種のサービス業事例ビデオを見てグループで意見交換して発表したり、自分の思いを3分間スピーチで発表したり、全員参加の経営合宿だった。
SWOT分析

SWOT分析は初めて体験した人もあらためて実施した人も意義深いと感じる体験ワークになる

先日の農商工連携セミナでSWOT分析の演習(グループワーク)を行ったときのアンケートが届いた。初めてSWOT分析をやった人と、すでにSWOT分析の体験があった人と、ほぼ半数であったが、アンケート結果では総じて満足度は高かった。SWOT分析は初めて体験した人もあらためて実施した人も意義深いと感じる体験ワークだということがわかる。