金沢の「まちバス」は市内主要観光地を40分程度で一周する土日祝日限定のJRバス、Suicaが使え100円乗り放題でwifi完備なのですごく便利

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まちバス「まちバス」は金沢市内を走る循環バスである。土日祝日だけの運行だが、100円乗り放題で支払いはSuicaでもOK、無料のwifiが飛んでいるという便利さで、毎日でも走ってほしいくらいだ。今日は天皇陛下が石川県にいらっしゃており市内は交通規制が厳しい。また土日祝日は観光客が増えており駐車場に駐めるのも苦労する。
そのような理由から今日は電車とバスの移動にした。金沢駅から武蔵が辻まで乗車したが、観光客らしい女性グループの乗降も多かった。これまでも何度かまちバスに乗っているが、運転手の対応もよくサービス品質の高さを感じる。

金沢市のまちバス

まちバスの循環ルート

このまちバスの循環ルートは以下のとおり。

1 金沢駅東口・金沢フォーラス→2 武蔵ヶ辻・近江町市場→3 南町・尾山神社→4 香林坊大和・アトリオ→5 片町・タテマチ→6 タテマチ広場→7 本多町・歌劇座・鈴木大拙館→8 金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)→9 KOHRINBO109・日銀前→10 南町・尾山神社→11 武蔵ヶ辻・めいてつ・エムザ→12 リファーレ→13 金沢駅東口・金沢フォーラス 約40分で一周してくる。

まちバスのwifiはフリー

まちバス車内ではフリーのwifiが使えました

まちバス車内ではフリーのwifiが使える。

まちバス車内のwifi速度

まちバス車内のwifi速度は下り370kbpsと上り8.45Mbpsなので、それほど速くはない。とにかく無料でつながるインフラが準備されているということだけでもありがたい。

Suicaが使えます

まちバスはSuicaが使える

まちバスはJRバスなのでSuicaなどJR系のICカードが使える。

100円均一運賃なのでワンコイン支払いでもいいのだが、Suicaが使えるのはとっても便利。

まちバスの利用者の4割は県外からの来県者らしいし、北陸新幹線開業効果で関東圏からの観光客も増えている。

金沢駅を中心にバスもJRが便利

北陸新幹線開業後、併行する北陸本線はJRから第三セクターのIRいしかわ鉄道になった。他の新幹線開業地域と同様に鉄路に関して、新幹線はJR、ローカル線は第三セクターという流れである。同時に起きるのがバスによる交通再編である。新幹線の駅からの交通手段として小回りの効くバスを活用する動きが全国的に増えている。

金沢でのローカル線では私鉄の北陸鉄道(通称:北鉄)が主要なバス路線を持っている。金沢駅から発車するバスのほとんどが北鉄バスである。多様な路線があるだけに乗車時にわかりにくい。金沢駅からバスに乗る際のわかりにくさが、北陸新幹線開業後の金沢での苦情としてもトップクラスになっている。地元民でも本当にわかりにくいので、県外客だとほんとにわかりにくいだろう。

なお金沢市内の交通機関でSuicaが使えるのはJRバスだけ。電車ではSuicaが使えない。北鉄バスではアイカ(ICa)と呼ばれる独自のカードが使える。遠田は地元民だがSuicaは持っているがアイカ(ICa)は持っていない。たぶん今後も、アイカ(ICa)は買うこともないと思う。北鉄がSuicaを使えるようにするのかしないのか、今後の動向が気になる。JRにしても、第三セクタにしもて、ローカル線にしても、いずれにしてもICカード利用が主流になるのだろうが、統一か相互利用OKかの方向にしてほしいものだ。