ビルゲイツ氏のアイスバスケットチャレンジ動画は再生回数が1800万回を超えた、このブームが意味するものはなにか

この記事は約2分で読めます。

アイスバスケットチャレンジ難病のALSを支援しようというアイスバスケットチャレンジがブームになっている。発端となったのはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がアイスバスケット(氷水)を自らかぶった動画を公開したことだろう。現在このユーチューブ動画の再生回数は1800万回を超えているから驚異的だ。
アイスバスケットチャレンジを終えた後に3名を指名し、指名された人はアイスバスケットをかぶるかALSの寄付をするかを選択しなければならないことになっている。この後に、孫正義氏や堀江貴文氏などIT業界の有名人が氷水をかぶり、今や一般の方を含めた全世界に波及している。

BillGatesALSIceBucketChallenge.jpg

ビルゲイツ氏のアイスバスケットチャレンジの動画は、すでに1800万回を超える再生回数になっている。

このALS支援のアイスバスケットチャレンジブームを複雑な心境で見ている人も多数いる。とくにALS関係者からそのような声が多いようだ。

▼出典
http://nikkan-spa.jp/705554

難病のALS支援の氷水かぶりのチャリティ、アイスバスケットが流行っているが、ALS関係者の私としては、大きく取り上げられて嬉しい反面、ちょっと物事の本質を捕らえてない、表面的なお祭り騒ぎにしか映ってない部分があり悲しい。

実際に病気になった人やその家族からするとお祭り騒ぎのような一時的なブームに違和感を感じるのだろう。さらに、ALSに限らず難病で闘病生活をしている患者さんやその家族にとって、ALSだけが注目されることへの憤りもあるだろう。(ALSの痛みが氷水をかぶったような痛みと似ていることから氷水をかぶることが始まっている)

また、このアイスバスケットチャレンジは、次の3人を指名するという「無限連鎖」のしくみがある。実際には無限につながることはないのだろうが、ネズミ講の仕組みと同じなのでその仕組みに違和感を感じている人もかなりいるはずである。

もしも、自分が指名されたらどうするか。少なくとも自分は次の人を指名することはしない。

今日は、氷をたっぷり入れたグラスで冷たい水を飲んだ。