夢一輪館は奥能登に蕎麦文化を花開かせた型破りの蕎麦屋だった

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夢一輪館夢一輪館は奥能登の山中にある蕎麦屋である。能登空港からさら車で10分くらい珠洲方面に向かって走ると右手に「桜峠」という道の駅がにある。その桜峠を過ぎてすぐ左に看板があり、少し山手のほうに入って行ったところに夢一輪館がある。なんともわかりにくい場所で、ふらっと入る来店客は少なく、ほとんどが夢一輪館を目指してくる目的客ばかりだ。人がいないところに店を出すという型破りな展開だが、オープンして20年近く経過した今、認知度も上昇し人気店になった。夢一輪館は、1994年にオープンした蕎麦屋で、奥能登に蕎麦文化を花開かせた型破りの蕎麦屋だ。

夢一輪館の蕎麦
夢一輪館の蕎麦夢一輪館で蕎麦を食べたのは久しぶりだったが、相変わらずうまい蕎麦を出してくれる。
蕎麦は国産、今は戸隠の蕎麦を使っているという。二八蕎麦で細打ち、コシもあり香りもよく上質の蕎麦に仕上がっている。あごだしの特製だし汁が人気だが、遠田はベジタリアンなので「ダシ不要」というと、大根おろしと塩をつけてくれた。

なお、夢一輪館は蕎麦屋なので店内には蕎麦関連のメニューばかりだが、お持ち帰り商品が多数ある。蕎麦についていた、「畑のチーズ」は豆腐の燻製で、コクがあり濃厚なうまみが凝縮された逸品だったし、「しいたけのきんぴら」など独自の商品を多数開発しているところもユニークだ。

夢一輪館
夢一輪館(ゆめいちりんかん)

石川県鳳珠郡能登町字当目28-1
電話番号:0768-76-1552

また、店が山中にあり、携帯の電波はドコモはOKだったたが、ソフトバンクはNG。しかし、店内にフリーのwifiを飛ばしてくれているのがありがたい。

コメント

  1. 能登の山中にあるおそば屋さんは「夢一輪館」、桜峠の近くにある旧柳田村の蕎麦屋

    秋晴れの昼、夢一輪館というおそば屋さんでおろしそば山菜ときのこの天ぷらをいただいた。この店はオープンしてすでに10年以上経っている。ご主人の高市さん、オープン前は役場職員だったそうだ。当時、柳田村の村おこしとしてスタートしたブルーベリー栽培をリードしていたとのこと。自慢のワインをはじめブルーベリーを使ったメニューも充実。能登のホンモノにこだわったポリシーを貫いている店としてあちこちのメディアにも紹…