マイクロソフトから発表があり、AIによる画像生成の機能がBINGに追加されたことがわかりました。「Image Creator(イメージクリエーター)」という名称です。新BINGの文章生成AIチャットと違い、順番待ちしなくてもマイクロソフトIDでログインすれば誰でも使えます。
https://www.bing.com/images/create/
この「Image Creator」の生成画像のクオリティがなかなかすごいです。商用利用もOKということなので今後の利用も増加すると思われます。
BINGの「Image Creator」はAIによる画像生成
文章で生成したいイメージを入力すると画像ができます
画像生成のAIは、すでにOpenAIのダリ(dall-e2)など複数のサービスが先行しているので、そう珍しいことではなくなりました。また、マイクロソフトBINGの「Image Creator」はまだ英語しか対応していません。
しかし、生成が容易で完成度が高いのでいきなり実用レベルになっています。
ためしにいくつか画像生成してみました。
月と花見
文章で入力すると画像を4つ生成してくれます。今は英語みな対応ので「Please make an image of the image of cherry blossom viewing on the moon」という文章をGoogle翻訳して入力しました。
なんだか幻想的な画像ですね。
「画像作成者 powered by DALL·E」となっていましたので、やはりOpenAIと連携しているんですね。
おろし蕎麦を食べる宇宙人
入力した文章は「Alien eating grated soba with thick noodles」としました。英語で入力しなければいけないので、Google翻訳を使いました。
ここはGoogle翻訳を使うより、新BINGのチャットを使ったほうがよかったかもしれません。
輪島塗に盛った太麺のおろし蕎麦
入力した文章は「Serve grated soba with thick noodles in a Wajima lacquered bowl.」としました。
なんだか面白い画像ですね。AI生成ならではという感じの不思議な画像です。
利用上の注意事項
Microsoft Bing の Image Creator で作成した画像を商用利用することはOKです。ただし、以下の点に注意しましょう。
・Microsoft は、Image Creator で生成された画像の所有権を主張しませんが、その使用許可を与えることを規定しています。
・Image Creator で生成された画像は、マイクロソフトが利用したり削除したりすることができます。
・Image Creator で生成された画像には、Bing の透かしが入ります。
・Image Creator で生成された画像は、他者に害を与えるコンテンツや公序良俗に反するコンテンツとして使用しないでください。
著作権に関しては、Image Creator の利用規約やマイクロソフトの著作物の使用に関する情報を参照してください。詳細な法的なアドバイスが必要な場合は、著作権専門の弁護士にご相談ください。
ちなみに上記の文章は新BINGのチャットからの回答です。
著作権は誰にもない「パブリックドメイン」
著作権については要するに「パブリックドメイン」に該当すると思われます。公的な知財という意味ですが、生成物は誰も著作権を所有しないということになります。そうなると、生成した画像を自分のオリジナルとして利用していても、自己所有の確認ができないので同じ画像を誰かに使われてした場合の問題解決がやっかいそうです。
ということは、商用利用がOKだとしても、企業のイメージを表すようなマークや商品のイマージなどのような重要なものには使わないのが賢明です。ブログのイメージネタとして使うのがベターではないかと思います。
AIを活用することで画像も文章もサクサクと作成できる時代になりましたが、著作権などの知財に関しては利用上の注意が必要ですね。
輪島のやぶかぶれで食べたおろし蕎麦は本物です
この蕎麦はAI生成でなく本物の蕎麦です
輪島カブーレという集合施設の中に「やぶかぶれ」という飲食店があり、その店の蕎麦がおいしいです。この蕎麦はAIによる画像生成ではありません。本物のおろし蕎麦です。ブータンの蕎麦で打った二八そばです。
蕎麦処やぶかぶれ
石川県輪島市河井町弐部208 〒928-0001
電話 0768-23-4890
営業時間 11:00から21:00 (ラストオーダーは20時半ころのようです)
定休日は第2第4木曜日
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)