さくらインターネットでメールを自動返信、標準ではできないはずの自動返信をさくらインターネットで行なう方法とは

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Sakuramailfilterさくらインターネットのレンタルサーバに自動返信の機能はない。標準ではできない自動返信機能だが、ある方法を使うとメールの自動返信が可能になる。さくらのレンタルサーバは「maildrop」というメールプログラムを使っており、FTPを使えば「MailBox」内のファイルを読み書きすることができる。自動返信したいメールアドレスのフォルダ内の「.mailfilter」に1行追加し、返信したい内容は「reply」に記述するだけだ。

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さくらインターネットでメールを自動返信

「.mailfilter」には次の一行を追加する。

cc “| mailbot -t /home/username/MailBox/maga/reply -A ‘From: user@hogehoge.com’ /usr/sbin/sendmail -t”

ここで「username」は各自がさくらと契約しているユーザー名であり、「user@hogehoge.com」は自動返信するさいの「from名」となる。

自動返信したい内容は「reply」という拡張子なしのファイルを作成し「.mailfilter」と同じフォルダにアップする。文字化けを避けるためにはオプション設定をしたほうがよいが、秀丸エディタなどのエディタでシフトJISで記録してアップするだけでとりあえずは使える。

なお、この処置を行なった場合で問題があっても、さくらから正規のサポートを受けられない。当方もその責任は負わないので自己責任で対処すること。

この方法はあくまでも臨時措置として割り切り、恒久的な自動返信機能が必要な場合は、別の方法を検討したほうがよいだろう。