RFM分析/顧客9分類など

RFM分析

RFM分析

RFM分析(アールエフエムぶんせき)とは、顧客の購買行動に関する3つの指標を用いて顧客をランク付けし、グループ分けするマーケティングの代表的な顧客分析手法です。

それぞれの頭文字をとって「RFM」と呼ばれており、自社にとっての「優良顧客」を見極め、それぞれの顧客層に合わせた適切なアプローチを行うために活用されます。

3つの指標(R・F・M)

RFM分析は、以下の3つのデータに基づいて顧客を評価します。

  • Recency (最新購買日)

    • 意味: 「最後にいつ購入したか」

    • 評価: 最近購入した顧客ほど、現在も自社に興味を持っている可能性が高く、優良(スコアが高い)とみなします。逆に、最後に購入してからの期間が空いているほどスコアは低くなります。

  • Frequency (購買頻度)

    • 意味: 「過去に何回購入したか」

    • 評価: 購入回数が多い顧客ほど、自社のファン(リピーター)として定着しているためスコアが高くなります。

  • Monetary (累計購買金額)

    • 意味: 「過去にいくらお金を使ったか」

    • 評価: 累計の購入金額が高い顧客ほど、自社の売上に大きく貢献しているためスコアが高くなります。

RFM分析による顧客分類の例

これら3つの指標を組み合わせることで、顧客をいくつかのグループ(セグメント)に分類できます。

顧客
グループ
R
(最新購買日)
F
(購買頻度)
M
(購買金額)
アプローチの例
優良
顧客
高い
(最近)
高い
(多い)
高い
(多い)
特別な優待、VIP向けのご案内、
新商品の先行販売などでロイヤリティを高める。
新規
顧客
高い
(最近)
低い
(少ない)
低い
(少ない)
2回目の購入を促すためのサンクスクーポンや、
フォローアップのメールを送る。
休眠
顧客
低い
(昔)
高い
(多い)
高い
(多い)
過去にはよく購入してくれていたため、
カムバックキャンペーンや再購入を促すDMを送る。
離反
顧客
低い
(昔)
低い
(少ない)
低い
(少ない)
アプローチの優先順位を下げ、
販促コストを削減する。

RFM分析を行うメリット

  1. マーケティング施策の最適化とコスト削減

    すべての顧客に同じ広告やDM(ダイレクトメール)を送るのではなく、反応が見込める顧客(Rが高いなど)や売上貢献度が高い顧客に絞ってアプローチできるため、無駄な販促コストを削減できます。

  2. 顧客満足度(LTV)の向上

    「新規顧客にはリピートを促す施策」「優良顧客にはVIP待遇」といったように、それぞれの顧客の状況に合わせた適切なコミュニケーションが取れるため、顧客満足度やLTV(顧客生涯価値)の向上に繋がります。

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